「メメントモリ」を手がけるバンク・オブ・イノベーション，特許権侵害を理由にセガから10億円の損害賠償請求を含む訴訟を受領

　バンク・オブ・イノベーションは本日（2024年10月21日），同社がサービス中の「メメントモリ」（iOS / Android / PC）および，2023年6月にサービス終了した「幻獣契約クリプトラクト」（iOS / Android / PC）の2作について，特許権侵害を理由にセガが提起した訴訟を，受領したと発表した。

　バンク・オブ・イノベーションは，「原告の保有する特許権を侵害しているとして当該特許権についての実施権の許諾条件を提示され，協議を行ってまいりましたが，当社の見解が原告に受け入れられるには及ばず，訴訟の提起に至ったものです。」と経緯を説明している。

　訴訟内容は，メメントモリに関するゲームプログラムなどの差止請求および，10億円の損害賠償を請求するものだ。

　対象の特許権は，日本国特許第5930111号，日本国特許第6402953号，日本国特許第6891987号，日本国特許第7297361号，日本国特許第7411307号であり，抽選ゲームの課題に関連した特許などを中心としている。

特許情報プラットフォーム J-PlatPat
特許第5930111号

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特許第6402953号

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特許第6891987号

特許情報プラットフォーム J-PlatPat
特許第7297361号

特許情報プラットフォーム J-PlatPat
特許第7411307号

　また，バンク・オブ・イノベーションは訴訟に対し，下記のようにコメントしている。

当社サービスが当該特許権を侵害しているとの事実は無いものと認識しており，本訴訟の手続の中で，当社の主張の正当性を明らかにしてまいります。また，たとえ本訴訟がどのような結果になったとしても，当社は，必要な対策を講じること等により，『メメントモリ』のサービスを継続していく方針です。

バンク・オブ・イノベーション
当社に対する特許権侵害差止等請求訴訟の提起に関するお知らせ