プレイレポート
[プレイレポ]「崩壊:スターレイル」Ver.3.0「再創紀の凱歌」が到来! 新世界「オンパロス」で展開される物語はかつてない壮大なスケールに
今回の大型アップデートでは,永遠の地「オンパロス」を舞台とした物語が展開される。主人公である開拓者たちはブラックスワンのすすめでこの新たなエリアを訪れるが,さっそくトラブルに見舞われ……。
本稿では,メインストーリーを中心に,オンパロスの見どころや新キャラクターなどについて紹介していく。物語の重大なネタバレは避けているが,事前に情報を知りたくないという人はご留意いただけると幸いだ。
5つ目の世界「オンパロス」は12の「タイタン」によって創造された謎多き世界
今回の舞台となるオンパロスだが,外部からは観測できず,ガーデンの鏡にしか映らないという謎多き世界だ。12の「タイタン」によって創造された世界でもあり,オンパロスの人々は星神を知らず,タイタンを信仰している。
イメージとしては古代ギリシャ・ローマを彷彿とさせる世界で,ビジュアルも古代ギリシャ・ローマを思わせる描写が随所に見られる。世界の見どころはのちほどまとめて紹介していくが,前回の舞台である「ピノコニー」とは大きく異なる世界観となっているのが印象的だ。
開拓クエスト「移ろう火追いの英雄記」あらすじ
物語は,「開拓」の燃料補給をかねて開拓者たちがオンパロスへ向かうところから始まる。
しかし,その道中で三月なのかが謎の不調を訴え,さらに先発隊として着陸船に乗った開拓者と丹恒は謎の攻撃を受け,「運命の深淵」と呼ばれる地に不時着してしまう。
そこで,開拓者たちはファイノン,トリビーと呼ばれる人物たちと出会い,彼らの助けを借りて聖都「オクヘイマ」へ向かうこととなる。
トリビーは「神跡」と呼ばれる不思議な力を用いることができ,それによって道中の閉ざされた道を切り開いていく。
そうしてオクヘイマに到着するのだが,事前に安全と聞いていたオクヘイマは,「紛争」のタイタン「ニカドリー」の攻撃を受けていた。
開拓者たちはファイノン,トリビーらと協力し,ニカドリーの分身や刺客たちと戦いを繰り広げる。
オクヘイマの地では,新たにアグライア,モーディス,キャストリスといった面々との出会いを果たす。
彼女らやファイノン,トリビーは「黄金裔」(おうごんえい)と呼ばれる英雄たちで,それぞれが今回の物語へ深く関わっていくこととなる。
そして,Ver.3.0の物語は,この「紛争」のタイタン「ニカドリー」との戦いを中心に展開されていく。
ネタバレとなるので詳細は伏せておくが,開拓者たちが「オロニクスの祈言」を学んで物質を過去の状態に戻せるようになったり,時空をさかのぼって過去の世界に行ったりなど,なにかとスケールの大きい話となっているので,楽しみにしよう。
途中,オンパロスの世界の起点となる「創世の渦心」というエリアを訪れることになる。ここは12のタイタンの神性が宿る聖地で,黄金裔がタイタンを倒してその火種を手にした後に,火種を返還する地となっている。
この話から察するに,ニカドリーに限らず,今後黄金裔とさまざまなタイタンたちとの戦いが繰り広げられる流れになりそうだ。その中で展開される物語についても楽しみにしたい。
物語の中盤では,「歳月」のタイタン「オロニクス」との邂逅により,開拓者が新たな「記憶」の運命へと目覚める。
その際に,謎の生物「ミュリオン」と出会い,以降の物語では開拓者のお供として活躍していく。兎に似たかわいらしい姿で,魔法少女のアニメなどに出てきそうな見た目が印象的だ。
Ver.3.0の終盤では,限定星5キャラクターとしても告知されている本体のヘルタが登場する。
こちらも詳細は伏せさせていただくが,今後のオンパロスでの物語に関わってきそうな描写が見られたので,ゲーム内で直接確認してほしい。
オンパロスの世界観が魅力的すぎる! 聖都「オクヘイマ」のさまざまな場所を探訪してみよう
ここからはオンパロスという世界の魅力についても触れていこう。物語を進めていくと,聖都「オクヘイマ」における開拓者たちの拠点として「プライベートルドロ(浴殿)」に案内されるのだが,まずこれが素晴らしい。
バルコニーに出れば,目の前には絶景が広がり,部屋の中を見れば思わず眠りに誘われそうなデッキチェアがある。この原稿を書くために新バージョンを先行プレイしていた筆者だが,「このデッキチェアに横たわって今すぐ寝てぇ〜〜〜〜〜」と思わずにはいられなかった。
パッと見では,ピノコニーのホテル・レバリー以上に良さそうだったので,案内された際の選択肢で「快適すぎて,もう列車に帰りたくない」を選んだのは言うまでもない。
また,オクヘイマには浴場文化があり,「雲石の天宮」内の浴場は休憩の場だけではなく社交の場としても用いられているという。
お風呂大好きの筆者としては,ここで湯に浸かりながら一日を過ごしたすぎて,実に魅力的な空間であった。
「雲石市場」と呼ばれるエリアでは,活発に活動する市民の姿や古代ヨーロッパを思わせる都市の様子を楽しめる。
また,「ケファレのアゴラ(広場)」では,「世を背負う」タイタンである「ケファレ」の壁画があり、人々が祈りを捧げている姿が印象的だ。
「生命の花園」では,立派な庭園を堪能でき,そのほか場所によっては,三月なのかから借りたカメラを使って写真を撮ることもある。こうして各所の絶景を楽しむのもまた一興だ。
ダンジョンでは,時空を操るギミックを中心とした凝った謎解きを楽しめる
「運命の深淵」や「クレムノス」といったエリアでは,さまざまなギミックを解きながらダンジョンを攻略していくことになる。
ギミックとしては前述の「オロニクスの祈言」を用いるものが多く,それによって別の時空を行き来したり,「奇跡の宝珠」を用いて照らしたエリアだけを別の時空に変えたりするなど,凝ったものになっている。
そのほか,鉄球を用いたギミックや,「ザグレウスの手」を操って障害物を移動したり,手を橋渡しに使ったりといったギミックも楽しめる。
いつもの謎解きパズルでは,図形を組み合わせて新たな図形を作るパズルや,祭壇に火を灯すための正しい道筋を探すパズルなどがあったので,実際にゲームをプレイして確かめてみよう。
新プレイアブルキャラクター「開拓者(記憶)」「マダム・ヘルタ」のプレイフィールを紹介
新規のプレイアブルキャラクターとして登場する「開拓者(記憶)」「マダム・ヘルタ」もプレイできたので,簡単にプレイフィールを紹介していこう。
開拓者(記憶)
開拓者(記憶)は記憶の精霊「ミュリオン」を駆使して戦うキャラクターで,ミュリオンのスキルで指定した味方を即座に行動させたり,氷属性のダメージを与えたりできる。
基本的には,即座に行動させられる効果を生かすサポーター的な立ち位置を担ってもらうのが良さそうだった。この効果は汎用性も高いので,さまざまなパーティで運用できそうだ。
マダム・ヘルタ
マダム・ヘルタは知恵の運命を持つキャラクターで,知恵キャラらしく全体攻撃を得意とするアタッカーだ。彼女をパーティにいれると「解読」を相手に付与できるようになり,この解読の層数によって,強化戦闘スキルのダメージ倍率がアップする。
マダム・ヘルタを含めて,知恵の運命のキャラクターが2名以上パーティにいるとこの倍率がさらに上がるので,知恵キャラは2名以上編成したほうがよさそうだ。
マダム・ヘルタは「解読」の効果を駆使することによって大ダメージを与えることができ,非常に強力な知恵アタッカーという印象を受けた。さすがは「知恵の使令」と言わんばかりの性能だったので,ぜひその手で試してみよう。
「オンパロス」のストーリーはVer.3.0〜3.7までの8バージョンで1年間展開される。その壮大な物語を堪能しよう
ここまで「崩壊:スターレイル」ではさまざまな世界が登場してきたが,その中でも今回のオンパロスという世界はそれらの中でも特別感を覚える作り込みの濃さであった。
1月1日に配信された予告番組によれば,オンパロスでの物語はVer.3.0〜3.7までの8バージョンで1年間展開されるとのこと。これは本作のストーリーにおいて前例のないことで,それだけでも今後の展開について楽しみでいっぱいになってしまう。
Ver.3.0に限定しても,かなりやりごたえのあるボリュームたっぷりの内容で,本稿で紹介した魅力的な世界観やさまざまなギミックなどを堪能できた。
詳細は実際にプレイして確認してもらいたいが,最近本作を触っていないという人も,ぜひこの壮大な物語を楽しんでほしい。
「崩壊:スターレイル」公式サイト
「崩壊:スターレイル」ダウンロードページ
「崩壊:スターレイル」ダウンロードページ
キーワード
(C)COGNOSPHERE, All Rights Reserved.
(C)COGNOSPHERE, All Rights Reserved.
(C)COGNOSPHERE, All Rights Reserved.
(C)COGNOSPHERE, All Rights Reserved.