［プレイレポ］ハードコアな新作RTS「Desynced」をBitSummit Let’s Go!!でプレイ。アーリーアクセス版は8月15日にSteamでリリース予定

　Forklift Interactiveから2023年8月15日にアーリーアクセス版が配信される予定のRTS「Desynced」が，先週開催されていた「BitSummit Let’s Go!!」に出展されていた。

Steamの「Desynced」ストアページ

　本作は，未知の惑星を開拓するプレイヤーが，惑星の探索や施設の建設，ユニットの生産，資源開発，テクノロジーの革新などを行い，時には襲いかかってくる獰猛なエイリアンと戦いながら，強固な拠点（ベース）を作り上げていくストラテジーゲームだ。リアルタイムでゲームが進行するストラテジーを基調に，「Satisfactory」のような工場のオートメーション化の要素を加えた作風になっている。公開されたアナウンストレイラーでは，覚醒し始めた人工知能の指示を受けながら，その背後にある謎と事実を暴いていくことが紹介されている。



　出展バージョンでは，チュートリアルの序盤を楽しむことができた。ユニットを細かくカスタマイズしつつ適材適所に配備したり，近辺の鉱山を開発したり，いつかは襲ってくるであろう敵の侵略に備えた拠点の強化を行ったりしていく。必要に応じて工業用のユニットにタレットやシールドなどを搭載することも可能で，ユニットの行動パターンなど細かい命令系統の設定もできる。なお，マップはゲームが始まるたびに自動生成されるとのことだ。


　「Desynced」を開発するのは，東京・中野区にあるStage Gamesというメーカーで，元々は日本のメーカーに従事していた経験豊富なメンバーを中心として結成されたという。同社CEOのカリスティーノ・ポール（Caristino Paul）氏と，ビジネス開発・制作を担当し，同社副社長のエステバン・サラザール（Esteban Salazar）氏は，「日本ではRTSはそれほどメジャーなジャンルではないものの，日本の市場を意識せず，自分たちが作りたいゲームを作ってみたくなった」とゲーム企画について話してくれた。

　そのためか，アーリーアクセス版のローンチ時点では日本語への対応は予定されていないようだが，惑星での拠点開発や施設のオートメーション化が好みというストラテジーファンなら，Steamストアページで公開中のデモ版をプレイしてみるといいだろう。

Stage Gamesのカリスティーノ・ポール氏（左）と，ビジネス開発・制作を担当し，同社副社長のエステバン・サラザール氏。後ろの男性は名前を聞きそびれたが，パブリッシャを担当しているという

「Desynced」公式サイト

「BitSummit Let’s Go!!」特設サイト

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