アクションRPG「Monster Run」，体験版を配信。森での静かな暮らしを邪魔をされたモンスターとなり，無数の人間たちを蹴散らせ

　Iceberg Interactiveは，エストニアのInteractive Fateが開発を行うアクションRPG「Monster Run」の体験版を，本日（2024年2月6日）から開催しているSteam Nextフェス（リンク）に合わせて配信した。

Steamの「Monster Run」ストアページ

　ベテラン開発者であるエドウィン・イードマ（Edvin Aedma）氏が手がけるMonster Runは，中世ヨーロッパ風の世界を舞台に，森での静かな暮らしを邪魔されたクロヒョウのような大きなモンスターとなって，その怒りのまま森に入ってきた人間たちを血祭りにあげていくというストーリーが展開する。海外では“ビートゼムアップ”と呼ばれるベルトスクロールアクションと，「Vampire Survivors」で人気が確立した「Bullet Heaven」を組み合わせたようなゲームシステムになっている。

　人間たちは，槍兵がフォーメーションを組んで応戦してくるなどタクティカルな思考を持っている。66種の兵科が登場し，魔法使いやエリート兵のような強敵が行く手を阻んでくる。


　一方，モンスターであるプレイヤーは，奪った食料で体力を回復したり，火を噴いたり，突進したりといった10種類のアビリティや，100種類のアップグレードを利用できる。もちろん，どのようにアップグレードしていくかにより，モンスターは成長し，見た目も変化していく。なお，モンスターの操作はマウスを使わず，キーボードに配列されたキーを操るスタイルになっている。


　現時点では対応言語は英語のみとなっているが，プレイするにはそれほど問題はなく，誰でもサクっと遊べるゲームになっているようだ。正式リリースは2024年内が予定されており，体験版をプレイして気に入った人はウィッシュリストに追加しておこう。