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エントリー向けのサングラス型ディスプレイ「XREAL 1S」と,Switch2を接続して映像を見られるバッテリー「XREAL Neo」が予約販売開始
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印刷2025/12/01 19:36

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エントリー向けのサングラス型ディスプレイ「XREAL 1S」と,Switch2を接続して映像を見られるバッテリー「XREAL Neo」が予約販売開始

 2025年12月1日,XREALの日本法人である日本XREALは,エントリー市場向けのサングラス型ディスプレイ「XREAL 1S」と,XREAL製サングラス型ディスプレイの周辺機器となる変換アダプタ兼モバイルバッテリー「XREAL Neo」の予約販売を開始した。
 税込直販価格は順に,6万7980円1万4580円である。XREAL直販ストアで,XREAL 1SとXREAL Neoをセットで注文した場合は,6000円引きの7万6560円で購入できるキャンペーンも実施中だ

XREAL 1S(左)とXREAL Neo(右)
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 XREAL 1Sは,XREAL独自プロセッサ「XREAL X1」を使うサングラス型ディスプレイの新製品だ。内蔵するセンサーと組み合わせて,頭の動きを3軸自由度で検出することで,顔の向きに追従した表示モードと,空間上の任意の位置に映像を固定した表示モード「空間アンカー」を使い分ける機能がある。

XREAL 1S
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 平面の映像をXREAL X1によるAI処理で解析することで,立体映像風に表示する「リアルタイム3D化」機能を備えるのも特徴だ。

 映像を表示するディスプレイパネルには,ソニー製のマイクロ有機ELパネルを採用しており,解像度は,「XREAL One」シリーズよりも縦方向が広い1920×1200ドット。視野角も,XREAL One(※52度)よりわずかに広い52度で,最大輝度は700nit(※XREAL Oneは600nit)である。最大リフレッシュレートは120Hzだ。

 また,3段階の調光機能(※レンズの透過率変更機能)や,横方向に広いアスペクト比32:9,または21:9の仮想ウルトラワイド表示モードといった,XREAL Oneシリーズと同じ機能も備える。

 公称本体重量は約82gで,XREAL Oneの約84gよりも,わずかだが軽い。

XREAL 1Sは,右側のテンプル(つる)に操作用のボタンを備える。また,左右テンプルには,オーディオ企業のBoseと共同開発したスピーカーも内蔵する
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 スペック的にはXREAL One以上で,XREAL One Proに近い面もあるXREAL 1Sだが,エントリー市場向けに位置付けられているのは,おそらくXREAL Oneシリーズが使える小型カメラ「XREAL Eye」に対応していないためだろう。
 XREAL OneシリーズにXREAL Eyeを組み合わせると,カメラを併用した6DoF(6軸自由度)の動き認識ができるようになるため,空間アンカーの精度が上がったり,空間アンカーで固定した画面に近づいてみたりといったことが可能になる。カメラを使った映像や写真撮影も可能だ。
 これらがXREAL 1Sではできないので,エントリー市場向けという位置付けなのだろう。

 仕様面では,VITUREから登場したサングラス型ディスプレイ「VITURE Luma」にほぼ匹敵しつつ,多機能さでは上回るといったところだろうか。

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 2025年11月18日,VITUREは,新しいサングラス型ディスプレイ「VITURE Luma Ultra XRグラス」と,「VITURE Luma XRグラス」を国内発売すると発表した。縦解像度が1200ドットに広がったほか,上位モデルのUltraは,3つのカメラで6DoFの動き検出やジェスチャー操作が可能なのが特徴だ。

[2025/11/18 11:00]

 一方のXREAL Neoは,モバイルバッテリーに携帯型ゲームPCやスマートフォン,そして「Nintendo Switch 2」などと接続して,XREAL 1SやXREAL Oneシリーズに映像を表示する機能を備えた周辺機器だ。

XREAL Neo
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 米国時間2025年6月23日,XREAL CEOであるChi Xu氏は,サングラス型ディスプレイ「XREAL One」シリーズを,Switch 2/Switchや携帯型ゲームPCに接続する新しい変換アダプタ兼モバイルバッテリー「XREAL Neo」を,2025年9月発売を目指して開発中であることを明らかにした。

[2025/06/24 14:25]

 スマートフォンにサングラス型ディスプレイを接続して映像を表示していると,バッテリー消費が多くなってしまうが,XREAL Neoを経由して接続することで,サングラス型ディスプレイ側に映像を表示しつつ,スマートフォン側のバッテリーを充電できるので,トータルでの動作時間を長くできるわけだ。
 バッテリー容量は1万mAhで,最大60Wの電力供給が可能である。公称本体重量は,約245gだ。

 また,モバイルバッテリーの安全性に対する懸念が世界的に高まっている情勢を反映して,温度管理やバッテリー自体の保護機能を何重にも組み込み,飛行機内にも持ち込める安全性を有すると,XREALは強調している。
 ただ,実際に旅客機内に持ち込めるか否かは,航空会社や空港の保安検査の対応次第なので,持ち込めるという保証はない。

 XREALでは,Switch2対応も大きな特徴であるとアピールしていた。
 Switch2は,本体下側のUSB Type-Cポートから映像を出力できるのだが,XREALによると,XREAL OneシリーズやXREAL 1SをSwitch2本体に直接接続しても,いわゆる「TVモード」での映像出力はできない。
 そこで,Switch2→XREAL Neo→XREAL 1S/XREAL Oneシリーズの順で接続すると,Switch2の映像をサングラス型ディスプレイで見ながら,ゲームをプレイできるようになるそうだ。

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 残念ながら,HDMI映像入力端子は備えていないので,HDMIで映像を出力するゲーム機やPCと組み合わせるのには向かない。
 それでも,XREALのサングラス型ディスプレイとスマートフォンを組み合わせて,新幹線や特急電車での移動中にゆっくりゲームや映画を楽しみたいというニーズには,もってこいのアイテムだろう。

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