発売迫るオープンワールド型クッキングADV「Fruitbus」，ほのぼのとした世界で心まで温まるレシピを開発しよう［TGS2024］

　Krillbite Studioが手掛けるオープンワールド型クッキングアドベンチャー「Fruitbus（フルーツバス）」が，今年も千葉・幕張メッセのノルウェーパビリオンにて出展されていた。なお，同作は2024年10月29日のリリースを目前に控えている。


　「フルーツバス」は，味がすべてというオープンワールド世界「ガストゥム諸島」が舞台のアドベンチャーゲームだ。プレイヤーは，キッチンカーで旅しながら，出会った現地の人々をハッピーにするレシピを開発して，食事を提供していく。
　それぞれの地域では，希少な果物や野菜を発見でき，お客の生活習慣を学んで心まで温まるようなレシピを開発し，その食事を提供することで，食事をしたお客の一日を豊かにしていく。


　ローポリゴンなアートスタイルが，コミカルながらもほのぼのとしたゲーム世界をかたち作っており，仲良くなったお客さんたちのユニークなストーリーやミッションもアンロックできる。特定の食材が彼らの感情を揺さぶったり，忘れていた記憶を思い起こさせたりすることにもつながり，オープンワールドな世界を自由に旅しながらストーリーを楽しんでいくという趣向になっている。


　車から降りて徒歩で目的の場所に向かい，遺跡の空き地や秘密感いっぱいの森の奥，人気のない川べりや洞窟など大自然の中を歩いて散策し，新しい食材を見つけ出したり，新メニューの開発のためのインスピレーションを受けたりもできるという。


　また，愛車のキッチンカーのカスタマイズ要素も大きな魅力となりそうだ。プレイヤーは，稼いだお金でより良い調理器具を購入するだけでなく，ギターのようなパーソナルなアイテムでインテリアをデコレートできる。

　もちろん外観もプレイヤーの好みに合わせて改造でき，大きなバナナを車体の上にのせてみたり，自由なペイントワークやアクセサリーを施したりできるという。パーツのアップグレードが，環境の異なる新しい地域に進出する際にマストアイテムになるようだ。


　Krillbite Studioにとっては，初のセルフパブリッシングタイトルでもある「フルーツバス」。現在進行している10言語への対応のうち，ノルウェー語，英語，中国語と並んで，日本語の音声までフルローカライズされているというのがうれしいところ。

　会場では，ロゴ入りステッカーなどのアイテムも配布されている。体験版もSteamストアページ（リンク）で配信中だ。
　家族や幼い兄弟でワイワイとプレイしてみるのも楽しそうな作風なので，イベントに参加できない人は，体験版をチェックしてみるといいだろう。

「Fruitbus」公式サイト

東京ゲームショウ2024公式サイト

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