スマホゲームのセルラン分析（2025年4月3日〜4月9日）。今週も1位は「ポケポケ」。1月〜3月の国内収益ランキングも紹介

　Sensor Towerのデータによると，2024年におけるスマートフォン向けゲームの国内収益は約1兆2400億円にのぼる（関連記事）。そんな世界有数のスマホゲーム大国である日本で，いま最も売れているタイトルをはじめとした，さまざまなデータを毎週お届けするのが，本連載「スマホゲームのセルラン分析」だ。

スマホゲームの国内収益ランキング
（2025年4月3日〜4月9日）

順位	前週	タイトル	DL数の成長率 （前週比）	収益の成長率 （前週比）
1	1	Pokémon Trading Card Game Pocket	-28％	-27％
2	2	ラストウォー：サバイバル	-6％	-8％
3	6	ホワイトアウト・サバイバル	-10％	-7％
4	3	魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra	-87％	-34％
5	25	崩壊：スターレイル	20％	94％
6	11	パズル＆ドラゴンズ	-19％	-3％
7	4	荒野行動	-44％	-38％
8	8	Fate/Grand Order	6％	-25％
9	9	プロ野球スピリッツA	-29％	-21％
10	10	モンスターストライク	133％	-20％
11	15	ロイヤルマッチ	-9％	3％
12	16	にゃんこ大戦争	-37％	1％
13	23	eFootball 2024	-23％	29％
14	12	プロジェクトセカイ	-22％	-15％
15	30	Pokémon GO	-9％	56％
16	32	ゼンレスゾーンゼロ	-4％	69％
17	28	ONE PIECE バウンティラッシュ	6％	19％
18	7	ウマ娘 プリティーダービー	8％	-64％
19	5	ドラゴンクエストウォーク	-27％	-66％
20	129	DUEL MASTERS PLAY’S	26％	436％
21	27	トゥーンブラスト	-8％	-11％
22	18	あんさんぶるスターズ！！Music	7％	-42％
23	40	ブロスタ	-4％	18％
24	13	ディズニー ツイステッドワンダーランド	-33％	-54％
25	33	ガーデンスケイプ	8％	-13％
26	19	学園アイドルマスター	-35％	-51％
27	29	LINE ポコポコ	14％	-25％
28	34	パズル＆サバイバル	-7％	-12％
29	35	LINE：ディズニー ツムツム	-24％	-13％
30	42	PUBG MOBILE	1％	-5％
31	24	キノコ伝説：勇者と魔法のランプ	-6％	-47％
32	64	異世界のんびりライフ	58％	29％
33	63	Identity V	-13％	22％
34	17	原神	-22％	-63％
35	21	ちいかわぽけっと	-92％	-59％
36	41	Pokémon Sleep	8％	-15％
37	44	Top Heroes	31％	-12％
38	52	Wizardry Variants Daphne	-7％	4％
39	38	メメントモリ	-5％	-19％
40	61	アーチャー伝説2	-27％	2％
41	31	信長の野望 覇道	-34％	-42％
42	46	Age of Origins	45％	-23％
43	48	タウンシップ	-15％	-18％
44	56	ホームスケイプ	7％	-9％
45	66	アークナイツ	13％	3％
46	53	放置少女	-6％	-13％
47	60	ヘブンバーンズレッド	-14％	-7％
48	54	ドラゴンクエストタクト	-17％	-10％
49	14	鳴潮	-20％	-74％
50	89	WIND BREAKER 不良たち	9％	36％

※データはSensor Towerから引用。データのない箇所は「-」と記載
※App StoreとGoogle Playが集計対象。PC/コンシューマ版のデータは含まれていない

1〜25位のグラフ。縦軸（収益）の実値は本連載では非公開

　国内収益ランキング1位は「Pokémon Trading Card Game Pocket」（iOS / Android）だ。新パック「シャイニングハイ」を実装した前週と比べると27％の減収となったが，引き続き大きな収益を維持している。
　ゲットチャレンジで目当てのカードがゲットしやすくなる「のぞき見チャンス」キャンペーンが4月3日から，パーモットが手に入る「パーモットドロップイベント」が4月7日から開催された。


　「崩壊：スターレイル」（iOS / Android）は，Ver.3.2「安眠の地の花海を歩いて」へのアップデートを4月9日に実施した。新キャラクター「キャストリス」のピックアップガチャを開催し，前週比で収益を94％伸ばした。


　「DUEL MASTERS PLAY’S」（iOS / Android）は，第30弾カードパック「最終禁断決闘 -FINAL GOLDEN BIG BANG-」を4月3日にリリースした。10パック買うとSRチケットが1枚もらえるキャンペーンや，1日1パック限定でセール価格で購入できるキャンペーンが展開され，前週比436％の増収につながった。

スマホゲームの国内収益ランキング
（2025年1月1日〜3月31日）

　今回は，日本のApp StoreとGoogle Playにおける2025年1月〜3月の収益ランキングを紹介しよう。前期（2024年10月〜12月，関連記事）と比較したデータも併記しているので，参考にしてほしい。

順位	前期	タイトル	DL数の成長率 （前期比）	収益の成長率 （前期比）
1	1	Pokémon Trading Card Game Pocket	-22％	-4％
2	2	モンスターストライク	-25％	-4％
3	3	ラストウォー：サバイバル	-12％	4％
4	8	ウマ娘 プリティーダービー	27％	47％
5	37	ドラゴンボールZ ドッカンバトル	256％	310％
6	14	ホワイトアウト・サバイバル	10％	47％
7	4	Fate/Grand Order	-28％	-15％
8	9	ドラゴンクエストウォーク	86％	29％
9	6	プロ野球スピリッツA	-35％	-15％
10	5	パズル＆ドラゴンズ	-3％	-24％
11	12	崩壊：スターレイル	-12％	23％
12	7	学園アイドルマスター	-20％	-2％
13	17	荒野行動	32％	20％
14	10	ロイヤルマッチ	-18％	-1％
15	11	eFootball 2024	-9％	-2％
16	13	Pokémon GO	-11％	2％
17	15	原神	-5％	12％
18	19	ONE PIECE バウンティラッシュ	-1％	46％
19	24	にゃんこ大戦争	22％	65％
20	26	ブルーアーカイブ	40％	65％
21	16	勝利の女神：NIKKE	-12％	-24％
22	34	あんさんぶるスターズ！！Music	136％	69％
23	18	ゼンレスゾーンゼロ	-33％	-2％
24	31	LINE：ディズニー ツムツム	9％	61％
25	35	ディズニー ツイステッドワンダーランド	-25％	50％

※データはSensor Towerから引用。データのない箇所は「-」と記載
※App StoreとGoogle Playが集計対象。PC/コンシューマ版のデータは含まれていない

1〜25位のグラフ。縦軸（収益）の実値は本連載では非公開

　2024年10月〜12月に続き，今期も1位は「Pokémon Trading Card Game Pocket」となった。拡張パック「時空の激闘」を1月30日に，拡張パック「超克の光」を2月28日に，拡張パック「シャイニングハイ」を3月27日に実装し，そのたびに収益を伸ばしている。
　なお，実装日の収益が最も大きかったのは「時空の激闘」だ。「時空の激闘 ディアルガ」「時空の激闘 パルキア」の2種類が同時にリリースされ，ほかのパックより収録枚数が多かったことが影響したように思える。

Pokémon Trading Card Game Pocketの収益推移（1月〜3月）

　また，「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」は前期比310％の増収を達成し，Top25のタイトルで最も高い収益成長率を記録した。
　とくに収益を伸ばしたのは，10周年キャンペーンを開始した1月29日と，10周年キャンペーン第2弾を開始した2月15日だ。
　後者は，新SSRキャラクター「超サイヤ人ベジータ（天使）」「超サイヤ人2孫悟飯（少年期）」「フリーザ（最終形態）（天使）」が登場した。

ドラゴンボールZ ドッカンバトルの収益推移（1月〜3月）

Sensor Tower 日本語公式サイト

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