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印刷2025/02/20 12:00

インタビュー

[インタビュー]日本初のインタラクティブ映画! 「ヒプノシスマイク」ヨコハマキャストが語る“熱い絆”と推しを勝たせる劇場体験とは?

画像集 No.001のサムネイル画像 / [インタビュー]日本初のインタラクティブ映画! 「ヒプノシスマイク」ヨコハマキャストが語る“熱い絆”と推しを勝たせる劇場体験とは?
 2025年2月21日に劇場公開予定の「映画『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』」は,総勢18人の個性豊かなメインキャラクターが6チームに分かれ,熱いラップバトルを繰り広げる音楽原作キャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク」の初となる映画作品だ。

 本作は,ファイナルディビジョン・ラップバトルの舞台であるほか,スクリーン上で繰り広げられるラップバトルの勝敗が映画館内の観客の投票によって決まる,劇場映画としては日本“初”となる観客参加型「インタラクティブ映画」であることでも注目を集めている。

 4Gamerは,「ヒプマイ」キャラクターのCVを担当するキャスト陣にインタビューを実施する機会を得たので,その内容をお伝えしよう。今回話を聞いたのは,ヨコハマ・ディビジョン「MAD TRIGGER CREW」より駒田 航さん神尾晋一郎さんだ。

ヨコハマ・ディビジョン「MAD TRIGGER CREW」
写真左より駒田 航さん,神尾晋一郎さん
画像集 No.004のサムネイル画像 / [インタビュー]日本初のインタラクティブ映画! 「ヒプノシスマイク」ヨコハマキャストが語る“熱い絆”と推しを勝たせる劇場体験とは?

映画「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」公式サイト



駒田 航さん,神尾晋一郎さんが語る
映画「ヒプマイ」の収録秘話&劇場で変わる運命


4Gamer:
 映画のお話の前に,本日の衣装のコンセプトをうかがってもよろしいでしょうか。

入間 銃兎 役/駒田 航さん(以下,駒田さん):
 「どこにも染められないぜ!」という気分で,黒で合わせようという感じにしました。サングラスは神尾さんが誕生日にプレゼントしてくれたものなんです。浅沼さん(碧棺 左馬刻役の浅沼晋太郎さん)と3人お揃いで,「めっちゃ仲ええで!」というところを見せようかなと。

画像集 No.002のサムネイル画像 / [インタビュー]日本初のインタラクティブ映画! 「ヒプノシスマイク」ヨコハマキャストが語る“熱い絆”と推しを勝たせる劇場体験とは? 画像集 No.003のサムネイル画像 / [インタビュー]日本初のインタラクティブ映画! 「ヒプノシスマイク」ヨコハマキャストが語る“熱い絆”と推しを勝たせる劇場体験とは?
碧棺 左馬刻(CV:浅沼晋太郎)
画像集 No.012のサムネイル画像 / [インタビュー]日本初のインタラクティブ映画! 「ヒプノシスマイク」ヨコハマキャストが語る“熱い絆”と推しを勝たせる劇場体験とは?

毒島 メイソン 理鶯 役/神尾晋一郎さん(以下,神尾さん):
 みんな形は一緒で,色がばらばらなんです。

駒田さん:
 僕のサングラスはちょっとオレンジがかっていますね。

神尾さん:
 僕のサングラスは緑ですね。全体的に衣装って派手なイメージが強いと思うんですけど,真っ黒を着ても許されるヨコハマなので,着ちゃいました(笑)。チームカラーの青が衣装に入ってなくても,ヨコハマはヨコハマって分かる空気があると思うんですよね。

駒田さん:
 確かに!

神尾さん:
 黒もOKなヨコハマなので,お揃いで黒を着ちゃいました!

画像集 No.009のサムネイル画像 / [インタビュー]日本初のインタラクティブ映画! 「ヒプノシスマイク」ヨコハマキャストが語る“熱い絆”と推しを勝たせる劇場体験とは?

4Gamer:
 なるほど,とてもステキです。ではあらためまして,映画化のお話はいつごろにお聞きしましたか。

神尾さん:
 収録をしたのは2022年の夏ぐらいでしたね。映画化の話題を聞いたのはいつだったかな。

駒田さん:
 すごく早い段階で「映画化は考えています」という話は聞いていました。でも,TVアニメが放映されたタイミングから,ほぼシームレスに映画の制作に携わる形になっていたのかなと。

神尾さん:
 そうだね,収録もその流れのままだったから。

駒田さん:
 そうなんですよ。そういう意味では,アニメーションで生きる「ヒプノシスマイク」のキャラクターたちが,久しぶりに映画で集結して演じるという感覚ではなかったですね。

神尾さん:
 いつも集まってるメンバーで,また一緒に録ったねっていう感じでした。

駒田さん:
 温度感は,すごくいい意味でピークに乗っているタイミングだったんじゃないかなと思います。詳細はあまり明確ではないんですが,僕らだけでなく,作品自体とも7年間付き合ってきていますから。

 キャラクターたちのシナリオを読んだうえで,「ここは面白いね」とか,「こっちはこういうテイストなのかな?」「これはどういうふうにメッセージ性が乗るのかな?」といったことは,さほど言葉を交わさなくても,制作陣とスムーズに話し合いができました。説明もすぐに済んだので,収録はスムーズだったなという気がしました。

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4Gamer:
 ちなみに,最初に映画のお話が出た時点で,インタラクティブ映画ということも聞いていたんでしょうか。

神尾さん:
 はい。「すごいですね,それって本当にできるんですか!?」と思いました。

駒田さん:
 多分できないんじゃないかなって言ってました(笑)。難しすぎるんじゃないかなと。

神尾さん:
 どうやって投票するんだろうと思いつつも,ワクワク感はすごくありました。

4Gamer:
 日本初ですしね。何パターンものセリフを録るので,収録の量が膨大だったとお聞きしましたが……。

駒田さん:
 そうですね。でも楽曲は,わりと短期間でどんどん次の曲を録るという感じでした。この曲をレコーディングしたら,すぐ次の仮歌を聞いて練習し,いざ録るときにはまた次の曲をもらって……という流れでしたね。

神尾さん:
 わりと詰め込んでやっていたイメージはあります。レコーディングに関しては,ヨコハマのグループLINEがあって,「(レコーディングに)行ってきたよ!」と報告し合ったり,初めに録った人が「あの箇所は結構細かくディレクションがあるから練習しとくといいよ」と教えてくれたり。そういうのをお互いに共有しながらやっているのが,ヨコハマのレコーディングのスタイルなんですよね。

駒田さん:
 レコーディングで3人が一緒になることはないので,誰かが先に録って,後日また別の誰かが録るという流れですね。

神尾さん:
 駒ちゃんが先に録っていると,「あの部分,強く録ったので先輩方お願いします!」みたいな圧がかかります(笑)。

駒田さん:
 「自分に負けないぐらい,やばいのお願いします!」みたいなことは投げたりしちゃいます(笑)。

4Gamer:
 そうなんですね。収録は,最初に録ったほうが気持ち的に楽だったりするんでしょうか。

駒田さん:
 そこはあんまり考えたことはないですね。

神尾さん:
 うん,全然先でもあとでも,とにかく良い曲ができればいいなっていう気持ちです。

駒田さん:
 個人の色をしっかり出さなきゃいけないバースの部分は,僕で言えば銃兎だけが歌うところ。誰が先に録ったとしても,自分だけのパートなので,そんなに気になることはないですね。

 でも,あとに録るほうが2人の声が入ったものを聞かせてもらえるので,「あぁ,そうか,こういう感じか」と,より確かなイメージを持って録れるんです。だから,一番最後のほうが,収録のスピードはすごく早いですね。

入間 銃兎(CV:駒田 航)
画像集 No.011のサムネイル画像 / [インタビュー]日本初のインタラクティブ映画! 「ヒプノシスマイク」ヨコハマキャストが語る“熱い絆”と推しを勝たせる劇場体験とは?

4Gamer:
 続いて,映画の感想をおうかがいできればと思うのですが,完成版はもう観られましたか。

駒田さん:
 僕はまだです。

神尾さん:
 僕は試写で観ました。歓声がしっかり入っている映像だからこそ,自分もその一部になって盛り上がれる部分がありますよね。あとは,これは作品に出ている当事者だからこそかもしれませんが,投票の瞬間は普通にドキドキします。

駒田さん:
 おぉ,そうなんだ!

神尾さん:
 どっちが勝つんだろうと分からないので,そのドキドキ感が久しぶりに嫌な感じでしたね(笑)。あとは,観ていない人に向けて言えるのは,「アレがあんな動きをするなんて思わなかった!」ってことですね。

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駒田さん:
 気になりますね。僕はまだ観ていないんですけど,投票を劇場の中で自分のスマホでやるっていうのは,それだけでもうクレイジーですよね。あの映画の最初の注意の文言,どうなるんでしょう(笑)。

 そういう意味でも,この映画のシステムというか,マナーというか,決まりごとが結構くつがえる時間になると思います。

 そこら辺も含めて,すごく面白そうですね。だから,試写でみんなと運命共同体みたいな感じで観るのもいいけど,一般の劇場でもぜひ観てみたいです。

神尾さん:
 実際に観ると,本当に心臓に悪いよ!

4Gamer:
 私も試写で観ましたが,自分の選んだディビジョンが負けると本当ショックですよね……。

駒田さん:
 いや,そうですよね(笑)。でも,それを劇場で味わうなんていうのが,やっぱり斬新で。これは逆にクセになっちゃうんだろうな。

神尾さん:
 人によっては,ずっと推しが勝たない映画を見続けることになるかも……。あとは,応援上映をやったら絶対盛り上がるだろうなと。携帯の光がついていても気にならないようになっているから。

駒田さん:
 へぇ!

神尾さん:
 映画中は携帯を出しっぱなしなんですけど,映像が始まると画面が暗くなって,投票が始まるとちゃんと画面が開く。すごくよくできてるなと思いました。

駒田さん:
 それはすごい!

4Gamer:
 では,最後に映画を楽しみにしているファンへメッセージをお願いします。

神尾さん:
 投票は確実にM.T.Cに入れてください(笑)。

毒島 メイソン 理鶯(CV:神尾晋一郎)
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駒田さん:
 確かにね。ヨコハマを一番にしたい! でも劇場で「ヒプノシスマイク」を観ること自体が応援になりますよね。投票もそうですけど,こういう臨場感を味わえるのは,やっぱりヒップホップらしさもありますし,その場でリリックを聞いて響いて応援するという,より純粋な「ヒプノシスマイク」の応援スタイルになっている気がします。

 そこを楽しんでもらいつつ,新しいシステムを「ヒプマイ」で試せるというのは,ファン冥利に尽きると思います。マジですごいことをやるので,今年一番話題になる映画だと確信しています! 劇場でぜひ熱くなって,たくさん観に行ってもらえたら本当に幸せだなって思います。

4Gamer:
 ありがとうございました。

画像集 No.007のサムネイル画像 / [インタビュー]日本初のインタラクティブ映画! 「ヒプノシスマイク」ヨコハマキャストが語る“熱い絆”と推しを勝たせる劇場体験とは?

――2025年1月26日収録


【映画 『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』作品概要】

●INTRODUCTION
 2017年9月に始動した音楽原作キャラクターラッププロジェクト“ヒプノシスマイク”
 総勢18人の個性豊かなメインキャラクターが「イケブクロ・ディビジョン」「ヨコハマ・ディビジョン」「シブヤ・ディビジョン」「シンジュク・ディビジョン」「オオサカ・ディビジョン」「ナゴヤ・ディビジョン」の6チームに分かれ、熱いラップバトルを繰り広げる。

 バトルを彩るラップミュージックには、日本のヒップホップシーンを牽引するラッパー・トラックメーカーがクリエイターとして参加。様々な楽曲を声優が演じながらラップすることにより、音楽を軸に各キャラクターのストーリーが展開していく。

 また“ヒプノシスマイク”では、キャラクター性の強い音楽と、物語性の強い音声ドラマを原作として、コミック、アプリゲーム、舞台、アニメなど、様々なメディアミックスも行っている。

●What’s the MOVIE 
 『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』は、日本劇場映画〝初〟となる<インタラクティブ映画>です。スクリーン上で繰り広げられるラップバトルの勝敗は、映画館内の観客の投票によって決まります。

 投票はスマホアプリを通じてリアルタイムで行われ、投票数が多かった選択肢に沿ってストーリーが進行します。観客ひとりひとりの選択で、上映回ごとに展開や結末が変わる…日本映画史上初めてとなる参加型映像体験をお届けします。

●CAST
Buster Bros!!! 山田 一郎:木村 昴、山田 二郎:石谷春貴、山田 三郎:天﨑滉平
MAD TRIGGER CREW 碧棺 左馬刻:浅沼晋太郎、入間 銃兎:駒田 航、毒島 メイソン 理鶯:神尾晋一郎
Fling Posse 飴村 乱数:白井悠介、夢野 幻太郎:斉藤壮馬、有栖川 帝統:野津山幸宏
麻天狼 神宮寺 寂雷:速水 奨、伊弉冉 一二三:木島隆一、観音坂 独歩:伊東健人
どついたれ本舗 白膠木 簓:岩崎諒太、躑躅森 盧笙:河西健吾、天谷奴 零:黒田崇矢
Bad Ass Temple 波羅夷 空却:葉山翔太、四十物 十四:榊原優希、天国 獄:竹内栄治
言の葉党 東方天 乙統女:小林ゆう、勘解由小路 無花果:たかはし智秋、碧棺 合歓:山本希望

●STAFF
原作・音楽プロデュース:EVIL LINE RECORDS
キャラクター設定原案・世界観設定:EVIL LINE RECORDS・百瀬祐一郎
監督:辻󠄀本貴則
脚本:百瀬祐一郎
キャラクターデザイン:Kazui
アニメーション制作:ポリゴン・ピクチュアズ
配給:TOHO NEXT
製作:ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Movie 製作委員会
コピーライト:(C)ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Movie
映画特設サイト:https://hypnosismic-movie.com/
映画公式X @hyp_mv (https://x.com/hyp_mv


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    ヒプノシスマイク -Alternative Rap Battle- 1st period

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