スマホゲームのセルラン分析（2024年9月19日〜9月25日）。今週も1位は「ラストウォー：サバイバル」。4月〜6月の全世界DL数ランキングも紹介

　データ分析を専門に行うSensor Towerによると，2022年におけるスマートフォン向けゲームの国内収益は約2兆1422億円に達している（関連記事）。そんな世界有数のスマホゲーム大国となった日本で，いま最も売れているタイトルをはじめとした，さまざまなデータを毎週お届けするのが，本連載「スマホゲームのセルラン分析」である。

スマホゲームの国内収益ランキング
（2024年9月19日〜9月25日）

順位	前週	タイトル	DL数の成長率 （前週比）	収益の成長率 （前週比）
1	1	ラストウォー：サバイバル	2％	11％
2	5	モンスターストライク	19％	66％
3	8	Fate/Grand Order	-22％	104％
4	20	プロ野球スピリッツA	48％	238％
5	7	ウマ娘 プリティーダービー	-12％	32％
6	11	原神	4％	42％
7	3	ドラゴンボールZ ドッカンバトル	-23％	-51％
8	2	ドラゴンクエストウォーク	-33％	-61％
9	9	ロイヤルマッチ	-5％	-3％
10	6	eFootball 2024	-16％	-42％
11	4	崩壊：スターレイル	-19％	-61％
12	18	キノコ伝説：勇者と魔法のランプ	-69％	23％
13	12	ホワイトアウト・サバイバル	-10％	-24％
14	33	ゼンレスゾーンゼロ	4％	97％
15	22	学園アイドルマスター	40％	20％
16	16	パズル＆サバイバル	2％	-13％
17	17	勝利の女神：NIKKE	-28％	-16％
18	21	Pokémon GO	-12％	-6％
19	25	LINE ポコポコ	-81％	7％
20	24	ONE PIECE バウンティラッシュ	5％	1％
21	10	パズル＆ドラゴンズ	25％	-50％
22	66	ブルーアーカイブ	25％	205％
23	23	アズールレーン	-16％	-8％
24	15	荒野行動	-13％	-35％
25	30	トゥーンブラスト	17％	11％
26	14	モンスターハンターNow	-21％	-49％
27	26	ブロスタ	-9％	-17％
28	13	あんさんぶるスターズ！！Music	-19％	-51％
29	110	呪術廻戦 ファントムパレード	14％	319％
30	31	ガーデンスケイプ	-17％	-2％
31	29	アークナイツ	5％	-11％
32	49	にゃんこ大戦争	18％	37％
33	32	信長の野望 覇道	-13％	-7％
34	43	Age of Origins	-3％	16％
35	81	パワフルプロ野球 栄冠ナイン クロスロード	19％	165％
36	63	ヘブンバーンズレッド	-34％	87％
37	48	放置少女	-9％	24％
38	37	フィッシュダム	-16％	-5％
39	38	ホームスケイプ	-19％	-4％
40	45	FINAL FANTASY VII EVER CRISIS	-15％	11％
41	27	ディズニー ツイステッドワンダーランド	61％	-30％
42	34	プロジェクトセカイ	1％	-15％
43	55	アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ	2％	33％
44	53	タウンシップ	-4％	24％
45	92	恋と深空	33％	163％
46	51	ロマンシング・サガ・リ・ユニバース	3％	21％
47	56	異世界のんびりライフ	1％	36％
48	19	妖怪ウォッチ ぷにぷに	-19％	-56％
49	64	AFK：ジャーニー	14％	50％
50	40	メメントモリ	5％	-19％

※データはSensor Towerから引用
※App StoreとGoogle Playが集計対象。PC/コンシューマ版のデータは含まれていない

1〜25位のグラフ。縦軸（収益）の実値は本連載では非公開

　今週も国内収益ランキング1位は「ラストウォー：サバイバル」（iOS / Android）だ。前週比で11％収益を伸ばした。

　「プロ野球スピリッツA」（iOS / Android）は，ガチャ「2024 Series2 OB第1弾」を9月20日に開始した。巨人の王 貞治選手や阪神の金本知憲選手など，今なお語り継がれるOB選手が登場し，前週比238％の増収となった。


　「呪術廻戦 ファントムパレード」（iOS / Android）は，メインストーリー第15章「九州大結界 前編」を9月17日に公開した。SSRキャラクター「[最後の弾丸]禪院真依」のピックアップガチャをはじめ，各種ガチャが9月20日にスタートし，前週比319％の増収を達成した。

スマホゲームの全世界DL数ランキング
（2024年4月1日〜6月30日）

　今回は，全世界のApp StoreとGoogle Playにおける4月〜6月のダウンロード数ランキングを紹介しよう。前期と比較したデータも併記しているので，参考にしてほしい。

順位	前期	タイトル	DL数の成長率 （前期比）
1	1	Garena Free Fire	11％
2	8	ピザレディー	93％
3	2	Roblox	1％
4	4	Subway Surfers	3％
5	5	Ludo King	5％
6	-	スクワッド・バスターズ（5月29日リリース）	-
7	6	Block Blast!	-13％
8	55	Wood Screw Puzzle	109％
9	17	ブロスタ	30％
10	10	PUBG MOBILE	-7％
11	13	Race Master 3D - Car Racing	5％
12	9	Build A Queen	-17％
13	14	My Talking Tom 2	5％
14	21	My Talking Tom Friends	20％
15	3	ロイヤルマッチ	-50％
16	12	Candy Crush Saga	-9％
17	7	Wood Nuts & Bolts Puzzle	-41％
18	11	8 Ball Pool	-21％
19	45	Mobile Legends: Bang Bang	39％
20	38	Indian Bikes Driving 3D	25％
21	30	Subway Princess Runner	13％
22	27	Moto Rider, Bike Racing Game	11％
23	43	EA SPORTS FC Mobile Soccer	29％
24	-	Manage Supermarket Simulator（5月27日リリース）	-
25	22	Going Balls	3％

※データはSensor Towerから引用
※App StoreとGoogle Playが集計対象。PC/コンシューマ版のデータは含まれていない

1〜25位のグラフ。縦軸（DL数）の実値は本連載では非公開

　1位は「Garena Free Fire」だ。低スペックの端末でも遊べるバトルロイヤル系シューティングゲームとして，インドやインドネシアを中心に人気を集めており，2月にはピーク時のデイリーアクティブユーザー数が1億人を記録したという。5月にはGarenaとKADOKAWAの共同出資によるアニメ化も発表された。


　ダウンロード数の伸びが大きいのは「ピザレディー」と「Wood Screw Puzzle」である。日本のダウンロード数ランキング（関連記事）でも，前者はランクインし，後者は類似ゲームがランクインしている。


　また，新作「Manage Supermarket Simulator」は24位に入った。こちらは，ベトナムのZego Studioが5月27日にリリースした，スーパーマーケット経営シミュレーションゲームだ。プレイヤーは商品を棚に並べ，価格を設定し，レジ打ちをして，店舗を発展させていく。


　トルコのNokta Gamesが早期アクセス版を配信中のPCゲーム「Supermarket Simulator」が3月ごろに話題になっていたこともあり，モバイルゲーマーからの需要がコンセプトの似たゲームに集まったのかもしれない。

Sensor Tower 日本語公式サイト

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