「エリクスホルム：奪われた夢」の7月15日リリースが決定。20世紀初頭の北欧で，失踪した弟を追う主人公の機転が街の運命を変える

　パブリッシャのNordcurrent Labsは，オンラインイベントのFuture Games Show 2025で，River End Gamesが開発するステルスアクション「エリクスホルム：奪われた夢」（PC / PS5 / Xbox Series X|S。洋題：Eriksholm: The Stolen Dream）の発売日を7月15日と発表し，最新トレイラーを公開した。


　gamescom 2024のレポート（関連記事）でも詳しく紹介した本作は，20世紀の架空の北欧都市「エリクスホルム」が舞台。主人公の若き平民女性ハンナは，警察に追われて失踪してしまった弟ハーマンの消息を追っていくが，そのうちにさまざまな仲間と出会う。彼女の機転と決断によって，姉弟の人生だけでなく街の運命までが変わっていくことになるという。


　画面は斜め見下ろし型の視点となっており，ハンナは警察官に見つからないよう移動したり，パズルを解き明かしたりとミッションをこなしていく。最初は1人で行動するハンナだが，そのうち仲間が加わり，最終的には3人のキャラクターで協力しながら大きな問題に立ち向かっていくことになるという。
　暴力的なプレイはあまりなさそうだが，対照的にカットシーンはバイオレントな表現を多分に含んでいるようだ。


　Steamストアページの情報によると，インタフェースとテキストが日本語表示に対応予定である本作。Nordcurrent Labsのブログ記事（外部リンク）では，ヨーロッパメディアのプレビュー記事も紹介されており，おおむね好評のようだ。銃器や魔法のないゲームを楽しみたいゲーマーは，そのリリースを楽しみにしておこう。

「エリクスホルム：奪われた夢」公式サイト