ベテラン開発者の新スタジオデビュー作「INAYAH - Life After Gods」のKickstarterプロジェクトが実施中

　「Warhammer 40k: Rogue Trader」や「Pathfinder: Wrath of the Righteous」などの制作に携わったベテラン開発者たちが集まったExoGenesis Studiosのデビュー作「INAYAH - Life after Gods」（PC / PS5 / Xbox Series X|S / Nintendo Switch）のKickstarterプロジェクトが行われている。


　今回はKickstarterプロジェクトの指導に合わせ，ライブデモによるプレゼンテーションとQ＆Aが行われたのでその内容を紹介したい。


　ExoGenesis Studiosはアラブ首長国連邦のドバイに拠点を置くスタジオだ。前述したように，ベテランが集まって設立されたスタジオで，デビュー作となる「INAYAH - Life After Gods」を制作し始めて2年ほどだという。


　本作はメトロイドヴァニアスタイルの2Dアクション・プラットフォームジャンルであり，ボスとの戦いを楽しむボスラッシュの側面もあるとのことだ。
　舞台となるのは高度に発達したエイリアン文明が残る黙示録的な世界だ。主人公の「イナヤ」はエイリアンと人のハーフであり，そして孤児でもある。自らのルーツを探すために，危険な旅に出るというのが本作の物語だ。


　イナヤは魔法の高機能ガントレットを持っており，ブレード，フィスト，フレイルの3種類の武器形態を使い分けて，戦いや探検をしていくという。武器はゲーム中に素早く交換でき，状況に応じて使い分けることで，多種多様な戦い方ができるようだ。ボスは20体以上が用意され，白熱した戦いが楽しめるとのこと。
　また，イナヤはスキルツリーで成長していき，その組み合わせによってさまざまなプレイスタイルを楽しめる。メトロイドヴァニアでもある本作では，スキルをアップグレードすることで探索するエリアが増えていく。


　イナヤの声は「バルダーズゲート3」のApprentice Laridda役などを務めたJessica Carrollさん。ボイスの日本語吹替は用意されていないが，テキストは日本語が用意されているとのこと。
　また，ビジュアルは手描きの2Dアートとなっており，独特のテイストが光る。


　Kickstarterプロジェクトでの資金調達では5万ドルでベースゲーム開発の資金調達が完了し，それ以降は追加要素となる。10万ドルでメインストーリの大幅な拡張，20万ドルでボスラッシュモードの実装など，ゲームが拡張されていくようだ。
　目標が達成された場合，PC版が2025年の第1四半期，PSとXboxプラットフォーム，Nintendo Switch版が第2四半期にリリース予定とのこと。
　興味のある人はチェックしてみてほしい。

「INAYAH - Life after Gods」Kickstarterプロジェクト