アクションADV「ヘル・イズ・アス」，ゲームプレイを開発者が解説する6分間を超える最新映像を公開

　NaconとRogue Factorは本日（2025年3月7日），オンラインイベント「Nacon Connect 2025」で，9月4日にリリースが予定されているアクションアドベンチャー「ヘル・イズ・アス」（PC / PS5 / Xbox Series X|S）のゲームプレイを開発者が解説する，6分間を超える最新映像を公開した。


　「ヘル・イズ・アス」は，絶え間なく続いた内戦で荒廃した国家を舞台に，人類文明を破壊し尽くす超自然的生物「カラミティ」と戦っていく，セミオープンワールドのアクションアドベンチャーゲームだ。プレイヤーが記憶を失った状態で目覚めたところからゲームは始まる。
　プレイヤーは，剣や槍，斧といった近接戦闘武器を手に，上半身が人間のように動く謎のドローンを駆使しながら，不気味なクリーチャーと戦い，自身の出自やカラミティの謎を解き明かしていく。


　Rogue Factorでクリエイティブディレクター兼アートディレクターを務めるジョナサン・ジャッケ＝ベレテ（Jonathan Jacques-Belletête）氏の解説によると，本作にはマップやコンパスは表示されないため，プレイヤーは地形を確認しながらオープンワールド化された世界を探索しなければならない。


　今回紹介されたのは，ジョバ（Jova）という村で，主人公の父親がこの村で鍜治屋を営んでいたという，序盤で数少ない手がかりのある地点になるようだ。ここで生存者から話を聞いたり，地域を探索したりして，自分が手にしている地図やパッド状の機器に情報をアップデートしていく。本作は，探索に重きを置いたゲームプレイになっているとのことだ。


　ジャッケ＝ベレテ氏は，Eidos Montreal時代に「デウスエクス マンカインド・ディバイデッド」（PC / PS4 / Xbox One）のクリエイティブディレクターとして開発を率いた人物。「ヘス・イズ・アス」でも，氏が表現する独特の世界観が描かれている印象だ。なお，本作では「人類の感情と激情によって永遠に続く暴力の連鎖」をテーマにしているという。日本語化も決まっており，さらなる情報の公開を楽しみにしたい。

「ヘル・イズ・アス」公式サイト