ディースリー・パブリッシャーは本日(2025年7月1日),新作
「ゼンシンマシンガール」 (
PC ※ /
Nintendo Switch 2 /
PlayStation 5 )を10月23日に発売すると発表した。価格はパッケージ版とダウンロード版が各6980円,ダウンロード向けのデラックスエディションが9460円(いずれも税込)。
※PC版はSteamとEpic Games Storeでリリースされる。
本作は,産業大国と化し,世界有数の残業大国になった大日本合衆国の産業や経済,社会システムを支配する巨大ブラック企業
「メタ―ナルジョブズ」 (以下,MJ社)と,それに対抗する
改造人間「マシンガール」 の戦いを描くアクションシューティングゲームだ。
プレイヤーは,全身を改造したサイボーグ
「荒吐リョウコ」(CV:関根 瞳) ,
「南麻布アケミ」(CV:稲垣 好) ら2人の主人公を選択して,死して企業戦士と化したサイボーグ社畜兵「ワーキングデッド」やボスが待ち受ける100階建ての超高層ビルの攻略を目指す。なお,このビルには高度な警備システムが存在するうえ,立ち入るたびに構造も変化するという。
ストーリー
時は昭和164年。
産業大国と化した大日本合衆国は、世界有数の残業大国でもあった。
超好景気に沸く様はあたかもバブル時代であり、24時間働くことが美徳とされる病んだ未来であった。
そんなこの国の産業、経済、社会システムの中心はとある企業が支配していた。
日本を支配する巨大企業
その名はメタ―ナルジョブズ。MJ社の支配は広範囲に及ぶ。
インフラはもちろん、家電、車、さらには武器や兵器まで、あらゆるものがメタ―ナルジョブズの製品であり、さらにはサイボーグボディの商品化にまで成功していた。
このサイボーグボディがこの国の労働環境に激変をもたらした。
24時間の労働が可能なボディによって日本の経済は急成長していく…。
メタ―ナルジョブズは、あたかも日本全体を傘下におさめたかのような超巨大コングロマリットとして君臨していたのだ。
ブラック企業への復讐劇
さらにMJ社は極秘裏に恐ろしい技術を開発していた。
死んだ人間を労働力として再生する技術「社Tech」によって、従順且つ24時間稼働し続ける労働力「ワーキングデッド」を使い、その牙城を揺ぎ無いものとしていた。
そんなMJ社の新商品が登場する。それは、ワンセグやお財布機能付きのフィーチャーフォンしか存在していなかった世界にとって衝撃であった。初登場する高性能でスマートな携帯電話は、最終進化した人間を意味する“Endroid”と名付けられた。
新商品“Endroid”を発表するメタ―ナルジョブズ社長。それを映し出す電気店のテレビ。
その画面の手前には、復讐を決意する二人の少女の姿があった…。
プレイサイクルは,素材や資金を使って強化改造を施す「戦闘準備」,敵との戦闘で武器や素材の獲得を狙う「戦闘:収集」,ひたすら上のフロアを目指す「戦闘:撃破」があり,主人公が倒されると戦闘準備に戻り,フロアの1階から再挑戦する仕組みだ。
今回の発表に合わせて,MJ社の元技術者で主人公たちの協力者である
「葉加瀬博士」(CV:高森奈津美) ,MJ社を率いる代表取締役大社長
「富国キョウヘイ」(CV:松山鷹志) ,第1階層のボスとして立ちはだかる
「←逆十字(ひだりぎゃくじゅうじ)トモヨ」 ,一般のワーキングデッドとは異なる中間管理職
「ワーキングデッド(肩書き持ち)」 ら,一部登場キャラクターの情報も明らかにされた。ほかの登場ボスについては,今後の続報で順次発表される予定とのこと。
葉加瀬博士
富国キョウヘイ
ワーキングデッド
←逆十字トモヨ
ワーキングデッド 犬型
ワーキングデッド クモ型
ワーキングデッド(肩書き持ち)
また,本作の発表に合わせてアナウンストレイラーが公開されたほか,PS5向けダウンロード版の予約受付がスタートした。