あなたの思考は監視されている。カルト集団でよき信徒を演じ，真実を探るナラティブホラー「集団後遺症」，体験版を10月28日に配信

　Zeitgeist Studioは本日（2025年10月27日），日本語対応のPCゲーム「集団後遺症」（NAME OF THE WILL）の体験版を10月28日（日本時間）に「Steam絶叫フェス4」で配信すると発表した。製品版は2026年のリリースを予定している。


　本作は，群衆圧力や集団トラウマから着想を得た，全編手書きのナラティブホラーゲームだ。プレイヤーはカルト集団「希望」に属する番号3279となり，思考のすべてが監視される日常を体験する。


　この集団では「慈父」を信仰の中心に据え，痛みを“希望”として崇めている。再教育プログラムを受けることとなったプレイヤーは，昼はほかの信者たちと交流し，夜は禁じられた領域に潜入しシステムをハッキングすることで，埋もれた歴史を掘り起こしていく。時を越える力を持つ遺物を集め，隠された真実に迫るのだ。


　ただし，よき信徒として振る舞い，規則に従わなければならない。ルールから逸脱したことがバレれば，隣人からの監視や制裁を受けることになる。「操行システム」がプレイヤーの行動を記録しており，すべての思考，ためらい，拒絶を見逃さない。

　許されるのは7回の警告のみで，記録されたスコアによって，3種類のエンディングと1つの隠しエンディングへと分岐する。

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2025年10月27日 —— Zeitgeist Studioは、今年のSteam「Steam絶叫フェス4」にて、全編手描きによる新作ナラティブホラーゲーム**『集団後遺症』（中国語：集體後遺症、英語：NAME OF THE WILL）**の無料体験版を公開いたします。

本作は群衆圧力や集団トラウマから着想を得た作品で、プレイヤーはカルト「希望」に属する番号 3279 として、歓喜と恐怖が入り混じる日常を体験します。

このカルトは「慈父」を信仰の中心に据え、痛みを「希望」として崇めています。
プレイヤーは再教育プログラムを受け、番号で呼ばれる他の信者たちと交流し、食堂で腐った食事を口にしなければなりません。拒めば、隣人からの監視や制裁が待ち受けています。

「あなたはここで幸せでしょう？」

過去と現在を行き来しながら、欺瞞と支配の中で真実を探し出すことになります。しかし一歩でも踏み外せば、「操行システム」が逸脱を罰し、「希望」の調和を乱す行為として記録されます。許されるのは七回の警告のみ。最終的な結末は、あなたの選択がどのように記録されたかで変化し、三種類のエンディングと一つの隠しエンディングへと分岐します。

本作における恐怖は、闇ではなく、日常の儀式や、笑顔の仮面を被った隣人の中に潜んでいます。これは集団による圧迫であり、息苦しい同調の恐怖なのです。

ゲームの特徴

約6時間の没入型・手描きナラティブホラー体験
昼は隣人と交流し、夜は彼らの秘密を探索
パズルやミニゲームでカルトのシステムを解明
「七回の警告」に基づく操行制度の下で生き残りを賭けた選択
過去と現在の二つの時間軸を行き来し、運命を描き換える
三つの主要エンディングと一つの隠しエンディングを収録
台湾金曲奨受賞音楽プロデューサー hirsk による電子音楽
香港のプロ声優による広東語ボイスアクト

『集団後遺症』体験版は **Steam「Steam絶叫フェス4」**にて配信開始。
本編は2026年にリリース予定で、すでにウィッシュリスト登録が可能です。今回の体験版では第一章を丸ごとプレイでき、オープンマップでの探索も収録しています。
フルバージョンでは全七章構成となり、より深い物語体験をお届けします。

最新情報は Zeitgeist Studio の X、Bluesky、Instagram、YouTubeをフォロー、または公式 Discord コミュニティにご参加ください。

Steam ストアページ: https://store.steampowered.com/app/2079920/NAME_OF_THE_WILL/

Zeitgeist Studioについて

Zeitgeist Studioは2021年に米国ニュージャージーで設立され、世界各地に拠点を持つ4人の香港人クリエイターによって運営されています。チームはビジュアルアート、手描き2Dアニメーション、プログラミング、マルチメディア制作を背景に持ち、アジア・ディアスポラに共鳴する物語を世界に届けることを目指しています。

『集団後遺症』（NAME OF THE WILL）は、スタジオ初の商業タイトルです。

2021年にKickstarterで170％の資金調達を達成し「Projects We Love」に選出。2022年に最初の体験版を公開後、開発を一時休止しましたが、2024年に再始動。これまでフランスの Canard PC、米国の Wired、ドイツの Welt、台湾の UDN遊戲角落 などで取り上げられ、SXSW、AnimeNYC、Freeplay Indie Games Festival など国際的なイベントにも出展しました。