「原神」「ゼンゼロ」などで知られるHoYoverseの新作「Varsapura」発表。約31分にわたるゲームプレイ映像が公開に

　「原神」「崩壊：スターレイル」「ゼンレスゾーンゼロ」などで知られるHoYoverseは本日（2025年11月21日），新作タイトル「Varsapura」を発表し，公式Xを開設した。ゲームの詳細は明かされていないが，約31分間にわたるゲームプレイ映像が公開されている。


　映像は，本作の主人公らしきプレイヤーキャラクターが，「SEAL」という組織への参加手続きを行うシーンからスタートする。SEALは，人類の“思考の雨”が停滞して生まれたモンスター「マインドロット」への対策を目的とした，警察に近い組織のようだ。


　グラフィックスはアニメ調ながら，ファンタジー色の強かったこれまでのHoYoverse作品と比べると，ややリアル寄りのビジュアルとなっている印象だ。


　動画の中盤では，プレイヤーがSEALへの入隊テストとして，マインドロットとの戦闘を行う様子を確認できる。プレイヤーは傘を使用した攻撃がメインとなるようだが，“思考の雨”というワードやSEALという組織名など，本作では水や雨に関連したものが重要な存在なのだろうか。


　ここではSEALの先輩である「サユキ」というキャラクターも参戦する。サユキは能力によって生み出した巨大なファイル（資料）での攻撃という，かなりユニークな技を使用しており，今後登場するキャラクターの技も気になるところだ。


　また，戦闘中には，プレイヤーとサユキを切り替える場面も見られる。UIには枠が3つあるため，最大3キャラクターを交代しながら戦えるようだ。交代攻撃のような技もあり，このあたりはゼンレスゾーンゼロに近いプレイ感が予想される。


　動画の後半では，SEALへ所属したプレイヤーの初任務が収録されている。任務先への移動では，なんと車を運転しており，障害物を跳ね飛ばしながら走行したり，ブーストで加速したりと，かなりハチャメチャなドライブを楽しめそうだ。

　ちなみに，ここからプレイヤーの衣装がSEALの制服へと変化しており，キャラクター着せ替え機能にも期待したくなる。


　任務がスタートすると，傘を使用したジャンプで屋根の上に登ったり，敵の背後から近づいて強力なステルス攻撃を叩きこんだりと，ただ正面から戦闘を挑むだけではない，自由度の高いアクションが確認できる。


　なお，後半の戦闘には，3枠目のキャラクターとしてトゲ付き鉄球を振り回すピンク髪のキャラクターが登場している。この人物については一切不明だが，序盤のストーリーに関わる人物かもしれない。


　まだ謎に包まれた部分が多いVarsapura。数々のヒット作を生み出しているHoYoverseの新たな試みがどんなものになるのか，今後の情報にも注目だ。

Varsapura - 31 Minutes Gameplay Demo | HoYoverse#Varsapura https://t.co/oR33aM8jLI

SEAL ? Shadow Emergency Alliance

Internal Directive 047-EX

All footage was captured from live operational environments (codename: RTX4090). Should you detect any anomalies or interferences,…

— Varsapura (@Varsapura) November 21, 2025