メトロイドヴァニア風アクションADV「GRIME II」の開発をアナウンス。敵を吸収しながら成長していく超現実的な世界が再び

　Clover Biteは，メトロイドヴァニア風アクションアドベンチャーゲーム「GRIME II」の開発をアナウンスする最新トレイラーを公開し，日本語対応で発売予定であることを発表した。パブリッシングはKwaleeが担当する。

　「GRIME II」は，2021年にリリースされて高い評価を博した「GRIME」の続編だ。前作同様に時空の崩壊によって有機的な存在が消えてしまった世界を舞台に，異形の生命体フォームレスとなって，謎に満ちた新たな領域へと旅を続けていくことになる。
　釘や花瓶でできたような不気味な形状のモンスターたちと戦い，その肉体や性能を吸収しながら成長していくというゲームメカニクスはそのままに，各地で独自の文化や文明が生まれている世界を冒険する。


　「GRIME II」で大きな特徴となるのが，「モールド」と呼ばれるプレイヤーの分身を召喚できる新たな能力だ。
　分身といっても，一本指に足を付けたような奇怪なクリーチャーでしかないが，モールドを召喚して相手を吹き飛ばし，怯んでいるところにフォームレスが自分の触手を使って相手の肉体を吸収する。モールドは取り込んだ敵によって刻々と変化していくものと思われる。


　「GRIME II」の発売時期や対応プラットフォームなどについては明らかにされていない。Steamストアページの情報によると，インタフェースと字幕が日本語化されることが表記されている。
　また，序盤の冒険を楽しめる体験版がSteamで配信されたので，気になる人は遊んでみよう。