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  • 発売日:2025/06/26
  • 価格:6050円(税込)
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「ゲームマーケット2025秋」のボドゲ&TRPG関連総まとめ。50以上の新作と,制作者向けブースの情報を一挙紹介
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印刷2025/11/28 16:30

イベント

「ゲームマーケット2025秋」のボドゲ&TRPG関連総まとめ。50以上の新作と,制作者向けブースの情報を一挙紹介

 2025年11月22日と23日,日本最大級のアナログゲームイベント「ゲームマーケット2025秋」が開催された。会場は前回に引き続き,千葉の幕張メッセだ。

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 今回のゲームマーケットは,ひとつながりの展示ホール4〜6と,通路を挟んだ展示ホール3を跨ぐ形でブースが配置されていた。ホール3には主な大型ブースが置かれ,大きなホール4〜6に一般ブースとエリア出展ブースがまとめられた形だ。

数年前のようにエリア出展と一般出展がはっきり分かれておらず,小規模なサークルスペースの周辺にエリア出展ブースが配置されていた
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 特設ブースがホール3に集められていたからか,買い物客の多くはホール4〜6に滞留しがちで,フードコーナーやフリースペースが縮小されたからか,来場者の導線にはやや偏りがあったように感じられた。歩くためのスペースは十分に確保されていたものの,次回はもう少し改善してほしいところである。

次回「ゲームマーケット2026春」は,2026年5月23日と24日に開催されることが会場で発表された。さらに次々回の「ゲームマーケット2026秋」は10月17日と18日で,共に会場は幕張メッセとなる
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現場で遊べる特設ブース「ビッグゲームパーク」や「伝統ゲーム」「ドラマチック謎解きゲーム」は今回も健在。「本当に面白いユーロゲームの世界」は,大手メーカーの協力で人気ゲームがズラリと並ぶ,なかなか壮観な展示となっていた
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制作者向けの施策も充実。国内外の注目作も続々の注目ブースを紹介


 まずは会場で発表された新作情報や,注目ブースなどをチェックしていこう。以下に発表タイトル,メーカー,関連リンク(海外のものを含む)をまとめたので,パッと見で分かる人は参考にしてほしい。

種別 タイトル メーカー リンク
ボドゲ レイルロード・タイルス アークライト BGG
ボドゲ パークス アークライト BGG
ボドゲ このエピローグは変わらない アークライト ポスト
ボドゲ ストレンジスロットシミュレーター ホビージャパン ポスト
ボドゲ ゴーストバンパーズ ホビージャパン BGG
ボドゲ デンジャー ホビージャパン BGG
ボドゲ ビリビリパーティ ホビージャパン -
ボドゲ SETI 地球外知的生命体 宇宙機構 ホビージャパン BGG
マダミス 6輌の密室 ホビージャパン 公式
ボドゲ マインドバグ:新たなしもべ JELLY JELLY GAMES -
ボドゲ 2022年プロモパック JELLY JELLY GAMES -

 主催のアークライトからは,人気のロール&ライト作品をタイルゲームにした「レイルロード・タイルス」,原語版の第2版をベースにした「パークス」の日本語版に加えて,秋山真琴氏ぺこら氏によるオリジナル作品「このエピローグは変わらない」が発表された。

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 商品化を前提にした「アークライト・ゲーム賞」の大賞は,イブインクの「オバケパレード」が受賞。いわゆる“坊主めくり”系のゲームだが,めくる山札は各プレイヤーが提供したカードによって構成されるのが特徴だ。カードのほとんどは邪魔なオバケだが,デッキに“お札”が含まれていた場合,引いたオバケを相手に押し付けられる。チキンレース的な要素を併せ持つ,シンプルなパーティーゲームとなっている。

イブインク「オバケパレード」(リンク:ゲムマ紹介ページ
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 ホビージャパンブースでは,「ゴーストバンパーズ」「デンジャー」「ビリビリパーティ」「SETI 地球外知的生命体 宇宙機構」といった海外タイトルの日本語版が発表された。

 また会場で実施された新作発表パズル(対象ポスト)により,「ストレンジスロットシミュレーター」のリリースも明らかとなっている。
 同作はMegalomaniac Gamesの「パチスロシミュレーター」をリメイクしたタイトルで,ジャンルとしてはリアルタイム系の推理カードゲームにあたる。1〜6まで存在する“設定”を見極め,当たるスロットマシンを探すという内容で,リメイクにあたってはアートワークが一新され,ヴァリアントルールも追加されるとのことである。

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会場では「キャット・イン・ザボックス」のパッケージに登場する黒猫をモチーフにしたぬいぐるみやピンバッジも販売された。通販や一般販売は予定されていないが,在庫があれば以降もイベントで販売する可能性があるとのこと(リンク:「キャット・イン・ザボックス」製品紹介ページ
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 ゲムマには,意外なメーカーがブースを構えていることもある。今回とくに驚かされたのが「わかさ生活」のブースだ。健康食品や美容製品で知られる企業だが,会場では二つのボードゲーム「エラーロイド」「花鈴のバッティングプラクティス」の先行販売を行っていた。

両タイトルの開発を担当した,わかさ生活の上田凱亜氏。「エラーロイド」は上田氏が趣味で制作していたものだという。それぞれ別々のラインから生まれた商品だが,どちらもアナログゲームということで,合わせてゲームマーケットに出展することを決めたそうだ
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 「エラーロイド」は,同社が運営するミステリー本専門店「謎解き生活」のオリジナル製品だ。各プレイヤーが持つ7体のアンドロイドの中に潜む反逆者“エラーロイド”を推理し,カード効果を駆使して見つけ出す,2人対戦型のカードゲームとなっている。

 「花鈴のバッティングプラクティス」は,女子野球を題材にしたマンガ「花鈴のマウンド」が原作のカジュアルなボードゲームとのこと。原作漫画がわかさ生活の公式サイトで連載されていることから,そのグッズとして制作されたものだという。

わかさ生活「エラーロイド」「花鈴のバッティングプラクティス」
 これらは11月28日頃に(謎解き生活などでの)店頭販売がスタートするという。以降の展開は,それぞれの公式Xアカウントや公式サイトなどで発表されるそうなので,興味を持った人はそちらも要チェックだ(リンク:「エラーロイド」公式X / 「花鈴のマウンド」公式X
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 買い手側だけでなく,作り手側を意識したブースも多く見られた。印刷会社などが自社サービスをアピールするブースはこれまでにも見かけたが,今回は特設ブースとして「ゲーム制作者支援コーナー」が設置され,以前よりもそうした方向性が強化されている。

 新設された「イラスト・グラフィック」ジャンルも,単純な販売のみならずポートフォリオ展示も行っていて,ゲーム制作者とのマッチングを意図した部分が大きいようだ(紹介ポスト)。ボードゲームの裾野が広がり,制作側に興味を持つ人が増え始めているのかもしれない。

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ダテナオト氏
 イラストレーター・漫画家・講師として活躍するクリエイター。会場ではファンタジー世界の種族として馴染み深い“エルフ”の歴史を綴った「エルフ史」シリーズを販売していた(リンク:Xアカウント
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ヨシヤ氏
 もふもふした可愛らしいキャラクターや,流麗な生物のアートを得意とするイラストレーター。「マジック・ザ・ギャザリング」の拡張アートを手掛けるなど,さまざまな分野で活躍している。会場ではフィギュアや同人誌も販売されていた(リンク:公式X
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ナカニシリョウ氏
 歴史もののカードゲームや雑誌などで活躍する,劇画系の迫力あるイラストを得意とするイラストレーター。「蟲神器」「イジンデン」といった作品や,広告でもイラストが採用されている(リンク:公式サイト
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バラクーダ/森脇かみん氏
 「放課後プリンセス」「トーキョーアナザー」などを手掛ける漫画家。Role&Roll誌における挿絵などでも活躍中(リンク:Xアカウント

 個人的に興味深かったのは,合同ブース「はこブ旅団」でJ.C.クリエイツが出展していたサービス「BGEngine」だ。これは,ボードゲームのテストプレイを支援するアプリケーションで,ブラウザ上で動作し基本無料で利用できる。


 以前から存在しているサービスだが,リリース10周年に合わせて基本機能やUIを一新し,より使いやすい形にリニューアルされた。かつてはクローズドなテストプレイに特化した形式だったが,リニューアル後は作ったデータを公開してプレイヤーを募ることも可能になっている。

現在は必要な機能がひととおり揃った状態だという。今後はチュートリアルやガイドなども充実させていく予定とのことなので,Xアカウントなどをフォローしつつ動向を見守っておこう(リンク:J.C.クリエイツ公式X / BGEngine公式X
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 ボードゲームのテストプレイに向くツールにはSteamで購入できる「Tabletop Simulator」や,ブラウザ上で動作する「Tabletopia」などがあるが,前者はプレイヤー全員がソフトを購入する必要があり,後者はUIが英語かつ無料ではできることが少ないといった制限がある。そういった意味で,誰でも気軽に利用できるBGEngineの価値は高そうだ。

はこブ旅団のIm Kartonでは,世界中のボードゲームイベントの楽しみ方を紹介するガイドブックの新作「FIJ Cannes Guidebook」を販売していた。今回はフランス・カンヌの巨大イベント「FIJ」にフォーカスした内容だった(リンク:J.C.クリエイツ公式X / 紹介ポスト
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 このほかドイツ年間ゲーム大賞2025で大賞を受賞した「ボムバスターズ」の増刷版をリリースしたEngamesをはじめ,盛りだくさんの注目タイトルが登場した。以下,画像を中心に紹介しているので,興味のある作品を見つけた人は参考にしてほしい。

●Engames
「ボムバスターズ」
 ドイツ年間ゲーム大賞2025で大賞作品に選ばれた,OKAZU brandの人気作に増刷版が登場。一般メディアで広く報道されたこともあってか,ブースには常に長蛇の列が伸びていた。今回発売されたのは“赤ポーン”と呼ばれる受賞アイコンが印刷されたバージョンだ(リンク:公式サイト / 公式紹介記事
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●ジーピー
「カタンコネクト」
 イベントや大会で用いられる,連結して遊べる珍しいカタンが限定50個で販売された。連結する人数に制限がなく,1セットにつき6人までプレイできるので,2セットでもあれば相当な人数をカバーできる。(リンク:紹介ポスト
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●オインクゲームズ
「亜熱帯日本」「ノッケテック」
 今回の主役は,亜熱帯地域と化した日本でフルーツを売る市場管理ゲーム「亜熱帯日本」と,2人で指を1本ずつを使って積み木を運ぶ「ノッケテック」の2作品。人気作の競りゲー「小早川」のリニューアル版も登場した(リンク:公式サイト
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●カドアナ
「Kaiju on the Earth ガメラ」
 人気の「Kaiju on the Earth」シリーズのスピンオフにあたる,現実の怪獣映画をモチーフにした“LEGENDS”シリーズの第2弾。平成ガメラ3部作の4怪獣「ガメラ」「ギャオス」「レギオン」「イリス」のいずれかになって戦う対戦ゲームで,それぞれが異なるカードセットを持っている。(リンク:ゲムマ紹介ページ / 「Kaiju on the Earth」シリーズ公式
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●ポケモン
「ポケモンタルカ&ババ抜き」
 初出展となるポケモンは「ポケモンタルカ」や「ポケモンババ抜き」など,発売中のタイトルが遊べるエリアを展開していた。12月18日に発売される「ポケモンごいた」のほか,過去にポケモンが手掛けてきたアナログゲームの展示,小さなステージイベントなど,かなり豪華な内容だった。(リンク:ポケモンセンターオンライン
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●SUSABI GAMES
「スターリーチフェスティバル」
 「アイドルアライブ」シリーズのキャラクターが登場する,3〜5人用の完全新作ボードゲーム。デザイナーにはかく氏とカナイセイジ氏が並び,バッティング要素と固有能力をうまく組み合わせたシンプルな読み合いを楽しめる内容になっている。公式サイトではクイックスタートガイドが公開中だ(リンク:公式サイト
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●アソビション
「カンパニア」
 漫画家の赤瀬よぐ氏がアートワークとゲームデザインの双方を手掛ける新作ボードゲーム。前作「ファクトリア」からスチームパンク的な世界観が継承されているが,ゲーム内容はまったく異なるものになった。今回はダイスを使った投資と経営がテーマになっている。(リンク:公式サイト / ゲムマ紹介ページ
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●itten
「ダイバーゴー」
 シンプルな体験がウリのittenからは,目を隠したまま手探りでコインを拾う体感型のボードゲームが登場。報酬カードを得るのに必要なだけのコインを集めれば報酬を得られる。ただし,コインの中には“呪いのコイン”が紛れているので,目を隠す前に位置を覚えておく必要がある(リンク:公式サイト
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●ラフスケッチ
「魔女のお茶会」
 キャラクターや世界観をフィーチャーした重量級ボドゲで知られるラフスケッチの新作は,多彩な要素を取り入れた中量級のゲームとなった。ゲームだけでなく,小説や音楽といった展開とも連携しており,全70話の小説がすでに公開されている(リンク:Kickstarter / まとめページ
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●ホヌゲームズ
「コバ」「梅津艺匠(Mezen)」
 マニアックな海外産ゲームを国内向けに販売しているホヌゲームズからは,ごく少数生産ながら日本語版となった缶入りゲーム「コバ」や,ロシアの民芸品をモチーフにした「梅津艺匠(Mezen)」などが出展されていた。数量は限定されているようだが,在庫があれば通販でも取り扱う可能性があるという(リンク:公式サイト
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●For Games & SUNNY BIRD
「みんなでベストワード」「だんだんダンジョン」
 マサッカー氏の「ベストワード」をリメイクした「みんなでベストワード」と,ライナー・クニツィアが手掛けたタイル配置ダンジョン作成ゲーム「だんだんダンジョン」が出展された合同ブース。いずれもシンプルなゲームなので,すぐにルールを覚えて遊べそうだ(リンク:「みんなでベストワード」紹介ページ / 「だんだんダンジョン」紹介ページ
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●心火GAMES
「マジックメイズ・ポケット」
 2017年のドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされたリアルタイム協力ゲーム「マジックメイズ」を,よりシンプルに調整したタイトルが「マジックメイズ・ポケット」だ。タイルはカード,タイマーはアプリ,コマはアイコンで表現され,オリジナル版とほぼ同じルールを省スペースで運用できる(リンク:ゲムマ紹介ページ
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●スタジオムンディ
「SLIDE」
 正方形のカードを4×4に並べ,同じ数字カードを隣接する位置に置くことでカードを減らしていくパズルカードゲーム。カードはグリッドの外側から“差し込む”ように配置し,スライドする形で差し込まれた方向に向けてズレていく。後のズレを考慮に入れて,置く場所と順番を見極めなければならない(リンク:ゲムマ紹介ページ / 公式サイト
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●双葉&小学館&ドロマイ
「オチカルタ かりあげクン」「戦獄リボーン」「推しマンガを持ってきて遊ぶゲーム」
 マンガをモチーフにしたタイトルが複数出展されていた。上の3コマを読み札としてオチを取る「オチカルタ かりあげクン」と,マンガを持ち寄ってしおりを挟んで遊ぶ「推しマンガを持ってきて遊ぶゲーム」がとくに印象的だった(リンク:ゲムマ紹介ページ
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●コロコロ堂
「ナショナルエコノミー」
 ゲーム工房スパ帝国による「ナショナルエコノミー」シリーズ3作品をリメイクし,まとめて収録した完全版。アートが現代風に刷新されたほか,木駒やタイルの採用によってプレイアビリティが向上している。3作品のカードが個別に収納できるのもありがたい(リンク:公式サイト
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●JELLY JELLY GAMES
「マインドバグ 最初の邂逅」
 「マジック・ザ・ギャザリング」で知られるリチャード・ガーフィールド氏を含む4人のデザイナーチームによる,1対1の対戦カードゲーム。クリーチャーだけで構成された10枚のデッキを使い,非常にシンプルなルールで戦える。相手クリーチャーのコントロールを奪える“マインドバグ”を各プレイヤーが2回だけ使えるので,それを前提に戦おう(リンク:公式サイト
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●三省堂
「三省堂 国語辞典かるた」
 三省堂国語辞典から消えてしまった懐かしいワードを収録した“昭和・平成編”と,新しい言葉ばかりを収録した“令和編”が販売されていた。各パッケージには「三省堂国語辞典から消えたことば辞典」の編著者である見坊行徳氏の解説が付属している。12月中に増刷予定とのこと(リンク:公式サイト
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●カナイ製作所
「Fire Flier」
 ゲームマーケット2025春でテスト版として頒布された「スペジデント」の製品版だが,諸般の事情で手作り仕様となった。基本的にはトランプの大富豪だが,各プレイヤーが3つの特殊アクションを使えるが,勝利すると能力を失ってしまう。派手かつ拮抗した勝負を楽しめる(リンク:公式サイト
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●natriumlamp games
「大氷瀑」
 “見て,さわって楽しい”をコンセプトとする同サークルは,吊るされた網状のチューブに載せられたダイスを落としていく物理系ゲームを出展していた。各プレイヤーは担当色が決まっており,棒を抜き刺しすることで自分以外のカラーを持つダイスを落としていく(リンク:公式Xアカウント
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●フダコマゲームズ
「Roguewrite」
 軽量で遊びやすいゲームを多く手掛ける同サークルからは,紙ペンゲームシリーズの最新作が出展されていた。今回はダンジョンを作成し,冒険者を迎え撃つのが目的となる。BOOTHの販売ページには日本語ルールブックや説明動画が公開中だ(リンク:公式Xアカウント / BOOTH販売ページ
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●プロトクラフト
「盤上ダンジョン」
 「コリドール」に近いルールで,盤上にタイルを設置しながら各プレイヤーが対角線上にある宝箱の獲得を目指すミニチュアボードゲーム。ターンごとに壁やタイルを配置し,自分が進む道を作りつつ,相手を妨害していく。公式サイトにルール紹介動画が掲載されているので,気になる人はチェックしてみよう(リンク:公式サイト
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バリエーション豊かな作品が並んだTRPGジャンル


 1日目はボードゲーム関連のサークルが中心だったが,2日目にはテーブルトークRPG関連のブースも多く軒を連ねていた。

初心者は特設ブース「TRPGギルド」でゲームを体験し,熟練者は各一般ブースをめぐるという導線が作られていたようだ
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冒険企画局による「駆け出しアイドルRPG ビギニングアイドル」向けの「学園ガイド&シナリオブック デザイアスターズ」の先行販売も行われた(リンク:公式サイト
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 最大勢力を誇っていたのは,やはり「クトゥルフ神話TRPG」のシナリオ本だ。以前までは第6版向けのシナリオが大多数だったが,近年では“第7版向け”を明確に打ち出すサークルもチラホラと見られ,棲み分けが進みつつあるように感じられた。

 また,あるサークルではダウンロードコードが書かれたカードを低価格で販売する一方,あるサークルでは凝った装丁の本と豪華なグッズをセットで販売するなど,売り方にも個性が見られる。こういった振れ幅は,データだけでも成立するテーブルトークRPGならではかもしれない。

朱鷺田工房 / クトゥルフ神話TRPG「化石の夢」
 ゲームデザイナーの朱鷺田祐介氏が手掛ける本作は,埼玉県秩父郡小鹿野町を舞台にしたオリジナルシナリオ集だ。フィールドワーク中に失踪した大学教授を探す「化石の夢」ほか2本(合計3本)が掲載される。会場では銀色に光る「クトゥルフコイン」が配布されていた(リンク:BOOTH商品ページ
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人生遊戯同好会 / クトゥルフ神話TRPG「笑う人皮の書」
 平安時代の陰陽師になって探索を行う,ちょっとめずらしいシナリオ集。3種類のソロシナリオと,それぞれのシナリオに挑む探索者が登場するキャンペーン用オープニングシナリオが収録されている。内部にNFCタグが封入された「貝合わせ」が付属し,スキャンすることでDLCにアクセスできるとのこと(リンク:紹介ポスト
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探索者撲滅委員会 / クトゥルフ神話TRPG「黄昏の獣」(リンク:BOOTH商品ページ
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さといも牧場と卓上戦術部 / クトゥルフ神話TRPG「悪老の家」(リンク:ゲームマーケット紹介ページ / BOOTH商品ページ

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おさしみ大帝国 / クトゥルフ神話TRPG「神と悪魔のおまじない」(リンク:BOOTH商品ページ
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カペラとテディベア / クトゥルフ神話TRPG「世界の終焉を覆す奇跡的魔術XXX-II」(リンク:BOOTH商品ページ

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雑貨店セイラン / クトゥルフ神話TRPG「囚人派遣」(リンク:ゲームマーケット紹介ページ / BOOTH商品ページ
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語部茶屋 / クトゥルフ神話TRPG「コウシン」(リンク:Xアカウント / BOOTH商品ページ

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青色回遊魚 / クトゥルフ神話TRPG「㐂々怪々」(リンク:告知ポスト / BOOTH商品ページ
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文理荘 / クトゥルフ神話TRPG「深淵に浸る味覚」(リンク:紹介ポスト

 もちろん,「クトゥルフ神話TRPG」以外にもオリジナルを含めた多数のタイトルが販売されていた。中でも筆者が興味を惹かれたのは,韓国発のエクソシストもの「アロンの司祭」と,地下都市で生きる傭兵たちの姿を描く「FULLFACE」(フルフェイス)だ。いずれも非常に尖った世界観と,特徴的なシステムを備えたタイトルとなっていた。

チーム青い花 / TRPG「アロンの司祭」
 韓国で販売中の同人TRPGを日本語化したもの。神の代行たる司祭でありながら,悪魔の力を行使できる“アロンの司祭”となったプレイヤーたちが,不条理と向き合いながら生き延びていくストーリーを楽しめる。判定やロールプレイで判定に用いるダイスの数が増減するシステムが特徴といえる(リンク:公式Xアカウント / conos商品ページ
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tori factori / FULLFACE(フルフェイス)
 AIの暴走によって地上が支配された未来世界を舞台に,地下に逃れた傭兵が生き延びるために戦う姿を描くTRPG。プレイヤーは「技装」と呼ばれるパワードスーツを用いて,内外で行われるミッションに挑んでいく。パーツなどの情報が細かく記載され,ゲームプレイをサポートするカードなども用意されている(リンク:Xアカウント / BOOTH商品ページ
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サークルないつお / 眼鏡の天使TRPG外伝「メガネリオンデータソウル」
 サイバーパンク×ソウルライク×めがねっ娘という,非常に尖ったコンセプトのタイトル。電脳空間で「眼鏡が似合いそうな美少女の魂を宿したアバター」が“眼鏡をかけない理由”を探すのがプレイヤーの使命となる(リンク:公式サイト / BOOTH商品ページ
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コノス / 黒の新選組 幕末鬼殺行(リンク:BOOTH商品ページ
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FT書房 / ローグライクハーフサプリメント「ヒーローズオブダークネス」(リンク:公式サイト / BOOTH商品ページ

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ならの / エモクロアTRPGシナリオ本「番犬」(リンク:ゲームマーケット紹介ページ / BOOTH商品ページ
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現円卓 / ドールズフロントライン2二次創作TRPG「ダイスライン」(リンク:BOOTH商品ページ

 今回のレポートは以上だ。とくに注目したい作品は,後に個別記事として取り上げる予定なのでお楽しみに。気になる人は4Gamerの「ANALOG」関連記事をチェックしてほしい。

  • 関連タイトル:

    ボムバスターズ

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