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税込8万円台からの携帯型ゲームPC「TENKU LUNA」の予約受付がはじまる
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内蔵ストレージ容量の違いに加えて,「Radeon RX 7600M XT」を採用したAYANEO製外付けGPUボックス「AYANEO Starship Graphics Dock AG01」とのセットモデルを用意しており,価格は以下のとおり。なお,5月21日までに予約すると,本体価格から割引となるキャンペーンを実施するという。
●TENKU LUNA本体
- 内蔵ストレージ容量1TB:8万6900円(早期割引価格:7万9800円)
- 内蔵ストレージ容量2TB:9万6800円(早期割引価格:8万9800円)
- 内蔵ストレージ容量1TB:18万6700円(早期割引価格:16万9800円)
- 内蔵ストレージ容量2TB:19万6600円(早期割引価格:17万9800円)
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天空グループでは,Shenzhen GPD TechnologyやONE-NETBOOK Technology(以下,ONE-NETBOOK),AYANEOといったメーカーの携帯ゲームPCを数多く取り扱ってきた。今回発表したTENKU LUNAは,同社自身が手がける製品となる。1年間の保証に加えて,専用パーツを常備し,故障やバッテリー交換といった修理体制を国内で行える対応を構築するそうだ。
TENKU LUNAは,約7インチサイズで,解像度1920×1080ドット,最大リフレッシュレート120Hzの液晶ディスプレイを搭載した携帯ゲームPCだ。
搭載CPUに,2世代前のAMD製ノートPC向けCPU「Ryzen 7 7840U」を採用することで,手ごろな価格を実現している。
その一方で,メインメモリ容量が32GB,内蔵ストレージ容量が1TBからと,8万円台の携帯ゲームPCとしては多めなのがポイントだ。また,DisplayPort Alternate ModeとUSB Power Deliveryに対応した2基のUSB4ポートや,指紋認証センサーを内蔵した電源ボタンを搭載するといった,使いやすさにつながる機能を備えているのも見どころと言えよう。
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ディスプレイの左右にあるゲームパッドは,左奥に左アナログスティック,右手前に右アナログスティックを配置するオーソドックスなXbox風レイアウトだ。右アナログスティックの下にある独自ボタンで,Windowsのスクリーンキーボードや,TENKU LUNA独自の設定用ソフトウェア「GameAssistant」を起動できる。
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GameAssistantでは,CPUのTDP(Thermal Design Power,熱設計消費電力)を切り替えや,アナログスティックのキャリブレーション,振動機能の強弱の調整といった設定を行える。ONE-NETBOOKやAYANEO製PCに搭載する設定用ソフトウェアと比べると,設定できる項目は少なめだが,必要十分な機能を備えていると言えるだろう。
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内蔵バッテリー容量は50.04Whで,天空によると約2〜3時間のゲームプレイが可能だという。
性能面をみると,TENKU LUNAは,最新の携帯型ゲームPCにかなわない。ただ,外付けGPUボックスとセットで購入してもこうした最新製品よりも安価な点が大きな魅力だ。携帯型ゲームPCを手軽に試してみたいという人はチェックすると良いだろう。
天空のTENKU LUNA製品情報ページ
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