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Steam Machine,Steam Deckとの互換性を維持しつつパフォーマンスを拡張。ValveがSteamハードウェアの認証基準を公開
講演で使用されたスライド資料も公開されており,現時点では発売日などの詳細は明らかにされていないものの,ゲーム認証の仕組みをはじめとするいくつかの仕様が説明されている。
現在,Valveの携帯型ゲーム機である「Steam Deck」では,ゲームの互換性や操作性に応じて認証ラベルが付与されており,「Playable」や「Verified」といった複数の認証段階が設けられている。
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認証条件としては,デフォルトでゲームパッド入力に対応していることや,SteamOSへの適切な最適化などが挙げられる。現在,「Playable」および「Verified」に分類されるタイトルは2万5000本以上に達しており,対応状況は継続的に改善が進められているという。
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新たなSteamハードウェアであるSteam Machineの認証基準は,基本的にSteam Deckの仕組みを踏襲する形となる。Deckで「Verified」と認定されたタイトルは,Steam Machineでも同様に「Verified」として扱われるとされる。また,コントローラ入力に関する要件もDeckと共通で,ジャイロ操作や複数コントローラへの対応などが求められる。
特筆すべきは,Deckで必須となっていた「UIや文字の視認性」に関する検証は,Machineでは対象外となっている点だ。大画面モニターやテレビでの利用を前提とした合理的な判断といえる。
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動作要求についても基本的にはDeckと同様の考え方だが,解像度の基準がDeckの800pから,Machineでは1080pへと引き上げられている。1080pで30FPSの安定動作に達していれば「Verified」認定となる。
Steam向け新ハード「Steam Machine」を発表。Steam Deckの6倍以上の性能で,4K/60fpsのゲームプレイ,レイトレーシングに対応
Valveは2025年11月13日,Steam向け新ハード「Steam Machine」を発表した。Steamに最適化されたハードウェアで,形状は約6インチ(160mm)の立方体。4K/60fpsのゲームプレイやレイトレーシングにも対応しているという。日本には,2026年初頭に出荷予定となっている。
ただし公式によれば,Steam Machineの性能はDeckのおよそ6倍に達すると説明されており,FidelityFX Super Resolution(FSR)使用時には,4K解像度で60FPSの動作も可能とされている。こうした背景から,認証基準はあくまで互換性の目安であり,実際のゲームパフォーマンスを直接示すものではない。
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一方,Steam FrameはSteamOSベースのスタンドアロン型のVRヘッドセットだ。VRタイトルだけでなく,非VRゲームのプレイにも対応する。スタンドアロンで動作させる場合は,Steam Frame専用コントローラによる操作に完全対応している必要があり,VRゲームでは90FPSでの動作,非VRゲームでは720p解像度で30FPSの動作が基準となるという。なお,PCからストリーミング時はPC側の性能に依存するため,Frameの認証基準は適用されないという。
さらにSteam FrameはARMアーキテクチャを採用しているため,Windows x86アプリケーションを実行する場合は,ARM64版Protonの拡張機能を利用し,FEXによるx86エミュレーションを通じて動作させる仕組みが想定されている。なお,開発者はAndroid版アプリケーションを直接提出することも可能とされている。
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