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「スーパーマリオパーティ ジャンボリー」617万本と順調な売り上げを記録。任天堂,2025年3月期 第3四半期決算短信を公開
連結業績は,売上高が9562億1800万円(前年同期比31.4%減),営業利益が2475億9700万円(同46.7%減),経常利益が3271億1700万円(同42.3%減),純利益が2371億8900万円(同41.9%減)で減収減益となった。
また,ゲーム専用機の売上高が8955億円(同31.7%減),モバイル・IP関連収入が497億円(同33.9%減),オフィシャルストアにおけるグッズ販売やトランプなどの売上高が109億円(同27.6%増)となっている。
Nintendo Switchビジネスでは,「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」が391万本,「スーパーマリオパーティ ジャンボリー」が617万本と新作タイトルが順調に売り上げを伸ばした。「マリオカート8 デラックス」が538万本売り上げるなど,前期以前に発売したタイトルも安定した販売状況となっている。
これらの結果,当期のミリオンセラータイトルは,ソフトメーカーのタイトルも含めて19タイトル,ハードウェアの販売台数は954万台(同30.6%減),ソフトウェアの販売本数は1億2398万本(同24.4%減)となった。
前年同期は「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」「スーパーマリオブラザーズ ワンダー」がハードウェア・ソフトウェアの販売を大きく牽引していたこともあり,当期はハードウェア・ソフトウェアともに販売が減少した。しかし,年間プレイユーザーは増加し続けており,発売8年目のプラットフォームとして堅調な販売状況を維持している。
また,前年同期は「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の売上高が大きく増加していた。当期は映画関連の売り上げが減少したことにより,モバイル・IP関連収入も減少している。
当期の業績動向を踏まえ,2025年3月期の連結業務予想を下方修正。売上高を1兆2800億円から当初予想より7.0%減の1兆1900億円とした。
ソフトウェアでは,2025年1月に「ドンキーコング リターンズ HD」を発売。3月20日には「XenobladeX Definitive Edition」の発売を予定している。
また,すでに発表されている2025年内発売のソフトとして「Pokémon LEGENDS Z-A」「メトロイドプライム4 ビヨンド」が挙げられた。「Nintendo Switch 2」については,既出の情報のみとなっている。
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