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“推し活”道 第6回:秋田と海外で育ち,スキーは1級の腕前。5円玉を集める声優,町本成史さんの“ご縁”を大切にする生き方

 4Gamer(仮)の新企画「“推し”道」,略して“じょぶかつ”では,女性向けコンテンツなどで活躍する人物に注目し,インタビューをとおしてパーソナルな魅力をお伝えしていきます(不定期掲載)。

 第6回のゲストは,「フラガリアメモリーズ」で“けろけろけろっぴ”を主(ロード)として仕える騎士「ピケロ」役でおなじみの町本成史さんです。

 秋田から海外へ渡ったという意外な過去や人となり,趣味の“5円玉集め”にまつわるエピソードなど,声優として2度目のインタビューで少し緊張しつつも,楽しいお話をたっぷりとうかがいました。ご本人提供の写真も多数掲載しておりますので,ぜひ最後までお楽しみください。

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アライズプロジェクト内の町本成史さん紹介ページ

町本成史さんのXアカウント



秋田からマレーシア・シンガポールへ。
アニメとフィギュアに夢中だった学生時代


4Gamer:
 4Gamerで町本さんにお話をうかがうのは,今回が2回目ですね。前回は「初めてのインタビューです」とおっしゃっていて驚いたのですが,その後,ほかにインタビューの機会はありましたか。

町本成史さん(以下,町本さん):
 いえ,実は今日が2回目なんです(笑)。

4Gamer:
 そうだったんですね! 光栄です。以前のインタビューでは落ち着いた雰囲気が印象的でしたが,ご自身では聞き役になることが多いと感じることはありますか。

町本さん:
 大人数だと,自分が話さなくてもいいかなと思っちゃうんです。だから,どちらかというと聞き役に回ることが多いですね。2〜3人くらいのほうが,むしろ話しやすいかもしれません。

4Gamer:
 この企画は,カフェでおしゃべりするようなフランクな雰囲気を目指しているので,今日はぜひリラックスしてお話しください。それではまず,ご出身など,生い立ちからお聞かせいただけますか。町本さんは秋田県のご出身ですよね。

町本さん:
 はい,11歳くらいまで秋田で過ごしていました。そのころは,今と違ってもっと活発だったらしくて……これは両親から聞いた話なんですが,たとえば家族で外食に行くと,隣の席の人に「何食べてるの?」って話しかけに行くような子どもだったらしいです(笑)。あまり人見知りしないタイプだったみたいですね。

4Gamer:
 それは少し意外かもしれません。ごきょうだいはいらっしゃるんですか。

町本さん:
 一人っ子です。だから,きょうだいが出てくるアニメを見ると「いいな」「妹が欲しかったな」と思ったりしていました。

 それと,中学2年からは,教師をしている両親の都合でマレーシアに住んでいたんです。高校からはシンガポールに移って,どちらも現地の日本人学校に通っていました。

4Gamer:
 海外生活をされていたんですね! そうなると,英語などの外国語は……?

町本さん:
 いや,理解はできるんですけど,「喋れません」って言うようにしています(笑)。この業界には,もっと英語ができる方がたくさんいらっしゃるので……。

4Gamer:
 なるほど。それにしても,秋田からマレーシアとは,ずいぶん大きな移動ですね。

町本さん:
 そうですね。高校時代は日本人学校の寮に住んでいて,長期休みのたびに秋田の実家に戻っていました。しかも,両親と一緒ではなく,自分ひとりで飛行機に乗って,バスや新幹線を乗り継いで帰っていたんです。

4Gamer:
 ひとりで帰省されていたんですか。行動力がありますね。ちなみに,学生時代は友だちが多いほうでしたか。

町本さん:
 友人はどちらかといえば少ないほうでしたが,中学の途中で海外に移った影響もあって,交流の機会が増えたのは高校に入ってからです。同じ日本人学校に通っていた生徒には,小さいころからシンガポールで暮らしている人も多く,似たような境遇の仲間に出会えました。

 ちなみに,うちの高校の出身者同士で結婚する人,すごく多いんです。

4Gamer:
 環境が近いと,仲良くなりやすいのかもしれませんね。学生時代は部活などやられていましたか。

町本さん:
 高校のときは,本当は野球をやりたかったんですけど,部がなかったのでバスケ部に入りました。対戦相手は現地校の生徒だったりするんですが,体格が日本人学校の生徒の2倍くらいあるんですよ(笑)。そんな体格差のある相手と戦ってました。

4Gamer:
 バスケ部に入ったきっかけは何かあったんですか? たとえば「SLAM DUNK」や「黒子のバスケ」に影響されたとか……。

町本さん:
 実はそういう影響ではなくて,友だちに誘われたのがきっかけです。でもアニメは好きで,隠れてこっそり観てました(笑)。当時はアニメを観ている人が周りにあまりいなかったので……。

 よく観ていたのは「コードギアス 反逆のルルーシュ」や「らき☆すた」「涼宮ハルヒの憂鬱」などです。「らき☆すた」と「ハルヒ」はどちらも主演が平野 綾さんじゃないですか。そこで「同じ人が演じてるんだ,人間の声ってすごい!」と思ったのが,声優に興味を持ったきっかけですね。

4Gamer:
 なるほど。当時の学生生活はどんな感じだったんでしょうか。ゲームをしたりとか。

町本さん:
 高校は寮生活だったので,朝の点呼で起きて,授業が終わったら部活に行って,そのあと寮生のみんなで遊んで……という生活を本当に毎日繰り返していましたね。ゲームはあまりできる環境じゃなかったので,友だちが持ってきたもので一緒に遊ぶくらいでした。

4Gamer:
 そうなんですね。では,ここで本企画恒例の質問を。子どものころや学生時代,自分では「ちょっとモテてたかも?」と思ったことってありますか。

町本さん:
 ……はい(笑)。これまでの人生で一番モテていたのは幼稚園のころですね。同じクラスの女の子がみんな僕のことを好きだったみたいで……。お昼寝の時間になると,みんなが僕の隣を取り合うんですよ。

4Gamer:
 ほほ笑ましい! なぜそんなに人気者だったんだと思います? 子どものころって,足が速かったり,明るい性格だったり,何かと分かりやすい魅力で人気が決まることが多かった気がして。

町本さん:
 うーん,どれでもなかった気がしますね……。

4Gamer:
 あ,これはもう“無自覚”のパターンですね(笑)。

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生後80日ごろの町本さん
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4歳ごろの町本さん

4Gamer:
 ちなみに,初恋はいつですか? 初恋でなくても,何か甘酸っぱいエピソードがあれば聞いてみたいです。

町本さん:
 小学生のときに好きな子がいたんですが,中学になって僕が転校することになったので,そのタイミングで告白したことはあります。直接会って伝えたのか,メールや電話だったのかはあまり覚えていないんですが,連絡先を交換したのは覚えていますね。

4Gamer:
 これは甘酸っぱいですね……。では,高校を卒業されたあとは?

町本さん:
 日本に戻って,単身で上京し,大学に通いました。なので,もう東京での生活が人生の半分くらいになりますね。両親は今も秋田に住んでいるので,毎年帰省しています。

4Gamer:
 そうなんですね。大学生活はいかがでしたか。

町本さん:
 大学生のころは,よく秋葉原に通っていました。特に「ジョジョの奇妙な冒険」が好きで,友だちと一緒にフィギュアを見に行ったりしていたんです。

 それで,「ワンフェス」(※「ワンダーフェスティバル」。プロ・アマ問わず製作したキットを展示・販売するイベント)に行ったとき,メディコス・エンタテインメントさんの限定フィギュアが出ていて。スワロフスキー付きで,世界に10体しかないというものでしたが,なんとそれに当選したんです! 写真も持ってきました。

これが「ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン」の主人公・東方定助のスタンド,ソフト&ウェットの限定フィギュアだッ!!
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4Gamer:
 おお,これが……!

町本さん:
 証明書も付いています。あと,普通に販売されているものではあるんですが,先行販売されていた等身大の石仮面の抽選にも当たったことがありました。

4Gamer:
 それはすごい! ジョジョ運が強すぎますね……。ちなみに,どの部が一番お好きですか? 私はまだシリーズを全部読み切れていないのですが,第4部が好きです。

町本さん:
 第4部が好きな方,多いですよね。日常に潜む闇みたいな雰囲気があって……。僕は第3部と第7部が好きです。

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〜余談:町本さんと方言〜

 秋田県出身ながら,世代的に方言はあまり使わず,今もイントネーションに少し違いが出るくらいだという町本さん。とはいえ,「カットバン」(絆創膏)は東北特有の言い方かも? という話題から,じゃんけんでグループを2組に分けるときの掛け声の違いに話が及びました。

町本さん(秋田出身):
 「グーとパーで分かれましょ」か,「グーパージャス」かな……?

町本さんマネージャー(埼玉出身):
 「グーとパーで分かれましょ」ですね。

4Gamer(たまお/埼玉育ち):
 えっ,「グーチョ」じゃないんですか!?

4Gamer(編集部員/岩手出身):
 「グーとパーで分かれましょ」だったような……。

 ちなみに,東京では「グーパーグーパーグーパージャス」という掛け声もあるらしく,地域ごとの違いって奥が深いな……と感じたエピソードでした。



「声」の凄さに気づき,声優の道へ。
町本さんが憧れる声優とは?


4Gamer:
 では,具体的に「声優になろう」と決心されたのは,いつごろだったんですか。

町本さん:
 挑戦しようと決めたのは,帰国後,大学生のときですね。ちょうど時間に余裕ができたタイミングでもあったので,「養成所に通ってみよう」と思って,在学中に日本ナレーション演技研究所に通い始めました。

 基礎科,本科,研修科と段階があって,研修科の最後の年には,「ここで所属が決まらなかったら別の養成所を探すか,声優の道を諦めるか……」と考えていたところで,今の事務所(アライズプロジェクト)に合格をいただいたんです。養成所に通っていたのは4年半くらいだったと思います。

4Gamer:
 私は業界に詳しくないのですが,それは比較的スムーズな流れだったと言えるのでしょうか。

町本さん:
 いえ,確か,養成所にいられるのは最長で5年くらいだったと思うので,僕はかなりギリギリでした。

4Gamer:
 そうなんですね。

町本さん:
 アニメを通じて声優という存在を知って,「なりたい」と思ったんですけど,実際に目指し始めてからは,「次に何を目標にするのか」とか,「お芝居をちゃんと好きになれるか」みたいな部分で,少し時間がかかったんです。そこに苦労した記憶がありますね。

4Gamer:
 なるほど……。プロとして最初にマイクの前に立ったときのことは,覚えていますか。

町本さん:
 はい! スタジオ近くに予定より1時間くらい早く着いたので,近くの公園で座っていたんです。そしたら,ひとつ下の後輩の富田(涼介)くんが同じく現れて,2人で「緊張するね……」って話してました(笑)。

4Gamer:
 では,初めて受けたオーディションについてはいかがですか。

町本さん:
 一次オーディションを通過して二次オーディションで実際にスタジオで演じる,という意味で言うと……それこそ「フラガリアメモリーズ」が初めてでした。

4Gamer:
 あの,オーディションを終えた直後に村上さん(※「フラメモ」プロデューサーの村上一馬氏)と5円玉の話をしたという……(笑)。

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[2025/06/21 12:00]

町本さん:
 はい。自分を出したいように出せたので,ピケロ役をいだだけて本当にありがたかったです。

4Gamer:
 では,実際に声優として活動を始めてから,苦労したことや「大変だな」と感じたことはありましたか。

町本さん:
 養成所に通ってはいたんですけど,“セリフに音を乗せる”のが苦手なのか,感情の解放が弱いのか……何を聴いても「自分の演技は棒読みだな」と思ってしまっていましたが,舞台での経験などをとおして,少しずつ自分を出せるようになっていった気がします。

4Gamer:
 そうだったんですね。お話をうかがっていると,町本さんは「俺が俺が」というタイプではなさそうですし,そもそも人前に出ること自体に抵抗はないのでしょうか? とはいえ,声優という職業を選ばれたわけで……。

町本さん:
 自分が真ん中に立ってライトを浴びるような状況だと,すごくテンパってしまいます……(笑)。

4Gamer:
 では,大好きな作品の主役に抜擢! ……なんてことがあったら?

町本さん:
 もちろんうれしい気持ちが大きいです。気持ちが引き締まるような感覚があります。

 性格的に,プレッシャーがかかると「頑張らなきゃ」と力が入りすぎて,空回りしてしまうタイプだと思います。だからこそ,そういう自分に気づいてからは,なるべくリラックスして,“素の自分”でいられるよう意識するようになりました。

4Gamer:
 そうなんですね。では,声優さんで憧れている方や,「こんなふうになりたい」と思う方はいますか。

町本さん:
 細谷佳正さんや小林千晃さんの演技が好きです。なんというか,ナチュラルで“素”っぽさを感じさせる演技で,僕もそういうお芝居を目指したいと思っていて。

 自分の声は,どちらかというと落ち着いたトーンで,演技も自然な雰囲気に寄っているのかなと思っています。だからこそ,そうした表現を大切にしている先輩方に少しでも近づけるよう,日々学ばせていただいています。


5円玉集めが趣味の意外な理由と,
1級の腕前を持つスキーについて


4Gamer:
 お待たせしました。ここからは,趣味やマイブームについてのお話に入りたいと思います(笑)。

 まずはやはり,事務所のプロフィールにも載っている「5円玉集め」についてうかがいたいのですが,これはいつごろから,どうして集めようと思われたんですか……?

町本さん:
 僕は,すごく神様を信じているタイプというわけではないんですが,事務所に所属する1年くらい前に,「ご縁がほしいな」と思っていたんですよ。どこかの事務所に入れたらなあ……という気持ちで,5円玉を集め始めたのがきっかけです。

 一応,写真も持ってきたんですが……。

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4Gamer:
 あっ,思っていた方向と違う!! 私はてっきり,いわゆる“コインのコレクター”的な感じなのかと思っていました。これを見る限り,製造年月日や5円玉そのものの綺麗さを気にされているわけでもなく……?

町本さん:
 そうですね。ただひたすら数を集めて,ゲン担ぎしているっていう感じなんです。貯金箱がパンパンになってしまったので,紐でくくり始めて。この写真も,実はほんの一部なんですよ。もともと僕,収集癖があるんです。フィギュアとかもそうですね。

4Gamer:
 そうなると,買い物のときはできるだけお釣りで5円玉が出るようにされてるってことですよね。

町本さん:
 はい。会計の端数が7円とかだったら,「これは5円玉チャンス!」と思って12円出します(笑)。だから逆に,1円玉がめちゃくちゃ大事になってくるんですよ……!

4Gamer:
 確かに!! では,町本さんが5円玉を実際に使うことってあるんですか。

町本さん:
 財布にある程度5円玉がたまったら,家で保管しています。僕が5円玉を“外に出す”タイミングは,年に1回の初詣のときだけなんです。貯めたものをお賽銭としてお返しして,また新しいご縁として戻ってきてくれたらいいな……という気持ちで。

4Gamer:
 では,せっかくなので……今,お財布にどれくらい5円玉が入っているか,見せていただいてもいいですか!?

町本さん:
 はい,ちょっと待ってくださいね……。

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4Gamer:
 思った以上に出てきて驚きました(笑)。これは,そろそろ財布から出して家で保管するタイミングかもしれませんね。

町本さん:
 そうですね。もともとは7枚くらいを財布に残すようにしていたんですが,「フラメモ」に関わるようになってからは,ブーケが6人なので6枚だけ残すようになりました。

4Gamer:
 おお,それはステキですね! それにしても,最初に想像していた方向とはかなり違ったんですが,別の意味でものすごい5円玉コレクターぶりに驚きました。でも実際,事務所が決まったり大きな役を掴んだりと……本当に5円玉の神様が,町本さんにご縁を運んでくれたのかもしれませんね。

町本さん:
 そうだとうれしいです。

4Gamer:
 あとですね,プロフィールの趣味にある「散策」や,特技の「1時間前集合」も気になっていたんです。

町本さん:
 待ち合わせにギリギリで着くのが苦手なので,早めに行って時間をつぶすのが好きなんです。ブラブラ歩いて町並みを見たりしてます。

4Gamer:
 なるほど,すごく時間にきっちりされた真面目な方という印象を受けますね。ちなみに,最近よく話題になる“16タイプの性格診断”ってあるじゃないですか。町本さんは,ご自身のタイプを知っていたりしますか?

町本さん:
 INFP(仲介者)です。

4Gamer:
 P型はあまり計画的ではないって言いますけど,行き当たりばったりが好きという点は,確かに当てはまっているのかもしれませんね。

町本さん:
 確かにそうですね。早めに着いて散策するのが好きなのも,「こんなところにこんな景色があったんだ」と気づいたことがきっかけだったと思います。

 どこか知らないお店に入るというよりは,町並みや景色を眺めるのが好きなんですよ。また同じ場所へ訪れたときに,「これ,前にもあったな」って覚えているのが,なんとなく好きで。

4Gamer:
 分かる気がします。ちなみに,好きな街や景色ってありますか?

町本さん:
 やっぱり,実家のある秋田の町並みが好きかもしれません。田舎なんですが,毎年帰るたびにどこかしら変わっていて。景色が変わったり,逆に変わっていなかったり……そういうのを感じるのが,すごく好きですね。

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4Gamer:
 いいですね。そういえば,ほかの特技にスキーとあるのですが,やはりご実家が東北というのもあるのでしょうか。

町本さん:
 はい。実は今年,年末年始に帰省したタイミングでスキー検定の1級を取得しました。一応,賞状のようなものも送っていただきました。

(※ここでマネージャーさんが「検定の件,事務所HPに載っていなかったので今反映させました!」と報告してくれました)

4Gamer:
 すごい! 1級って,確か一番上の級ですよね? スキー歴はどのくらいになるんですか。

町本さん:
 1級の上には指導員などの検定もあるようなんですが,僕は3歳のころから親に連れられてスキーを始めました。

 学校の授業にはなかったと思うんですけど,毎シーズン滑りに行っていて。海外に住んでいた間はできませんでしたが,それでも年に一度,帰省したときには滑っていました。

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4Gamer:
 なるほど,その習慣が今も続いているんですね。ちなみに,検定ではどんなことをするんですか。

町本さん:
 フリー滑走と,大回り・小回りのターン,それから不整地ですね。でこぼこになっていたり,雪が深く積もっているような場所を滑るんです。


4Gamer:
 そんなハードなことを……! それを審査員のような方に見られながら滑るわけですよね。いわばテストのようなものだと思いますが,緊張はしませんか?

町本さん:
 スキーに関してはあまり緊張しないですね。スポーツになるとあまり緊張しないタイプなのかもしれません。楽しんでやるのが一番だと思っているので……。

4Gamer:
 これはもう,かなりの腕前を期待してしまいますね。動画か写真があれば,ぜひ見せてください!

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町本さん:
 でも僕,実はスノボはやったことがなかったんです。それで今年の2月に,初めて挑戦してみました。そしたらもう,全然足が動かなくてびっくりしました(笑)。やっぱり,両足が固定されているのが難しくて……。

 スノボは重心の移動が大事だと思うんですが,午前中に少しコツを掴んで,午後になってやっと,ある程度滑れるようになったかなという感じでしたね。



4Gamer:
 スキーができても,そうなるんですね。私も昔スノボに挑戦したとき,坂の下に向かっていくのに体を横向きにするのがとにかく怖かったのを覚えています。ちなみに,スキー初心者に何かアドバイスをするとしたら,何と伝えますか。

町本さん:
 やっぱり,転び方が大事かもしれません。もう全身打撲というか……転ぶと本当に痛いので(笑)。あれは最初に学んでおいたほうが,あとあと楽になると思います。


休みの日はどう過ごす?
好きなゲームと動画鑑賞について


4Gamer:
 ところで,もし1日お休みがあるとしたら,どんなふうに過ごされますか。インドアとアウトドア,どちらの趣味もお持ちですが……。

町本さん:
 外で遊ぶのも好きなんですけど,普段は家で1人でいるほうが落ち着きますね。誰かと一緒に過ごした分,1人の時間が欲しくなっちゃうんですよ。休みがあったら,家にいることのほうが多いですが,たまに高校のころの友人と昼飲みしたりもします。

4Gamer:
 おお,昼から飲まれるんですか。もしかしてお酒はお好きなほうですか。

町本さん:
 好きですね。ビールをずっと飲んでます。飽きたら変えたりもしますけど,基本はビールです。

4Gamer:
 ビールを飲み続けるって,水分量的にけっこう大変じゃないですか。あまり酔わないタイプだったりします?

町本さん:
 飲んでいてもあまり変わらないほうだと思いますが,徐々におかしくなってきます(笑)。テンションが少し上がったり,フラフラしてきたりしますね。

4Gamer:
 なるほど。では,自宅で飲まない休日の場合は,どんなふうに過ごされますか?

町本さん:
 そうですね……ひたすら動画を垂れ流したり,ゲームをしたりですかね。

4Gamer:
 最近はどんなゲームで遊んでいますか。

町本さん:
 最近は「モンハン」(「モンスターハンターワイルズ」)や「スト6」(「STREET FIGHTER6」),「スプラ3」(「スプラトゥーン3」)ですね。1人プレイが多いかもしれません。XP(Xパワー)という,上位勢がいるランクがあるんですが,そこで1人で遊んだりしています。ボコボコにされたりしながら(笑)。

4Gamer:
 もしかして町本さんは,みんなでワイワイ遊ぶというより,1人で黙々とプレイするほうが好きだったりしますか。

町本さん:
 ちょっと前まではそうでした。でも最近は,みんなで遊べるゲームも多いし,その楽しさが分かってきたところですね。「モンハン」や「スト6」「スプラ3」も,事務所内外の人と遊んだり,教えてもらったりしています。誰かと一緒に遊ぶのも面白いですよね。

4Gamer:
 また違った楽しさがありますよね。では,スマホゲームもよく遊ばれますか。

町本さん:
 やりますやります。それこそ,ずっとやっていたのは「モンスト」(「モンスターストライク」)とか「コトダマン」(「共闘ことばRPG コトダマン」)とか。あと,最近は「ポケポケ」(「Pokémon Trading Card Game Pocket」)ですね。

 それから,「Color Clash」っていうのもやってます。これ,赤と青に分かれて相手の領地を自分の色で埋めていって,90%くらい埋めたほうが勝ちっていうゲームなんですよ。暇つぶしでやっていたらランクが上がりきってしまって,自分の名前が一番上にあります(笑)。

4Gamer:
 まさかそこまでプレイされているとは……本当にお好きなんですね。

町本さん:
 でも,これまでオンラインゲームにあまり手を出してこなかったのは,知らない人とのやり取りに少し不安があったからかもしれません。なので,RPGのような1人でじっくり楽しめるゲームを選ぶことが多かったんだと思います。

4Gamer:
 RPGだと,どのあたりをプレイされてきたんですか。

町本さん:
 「テイルズ オブ」シリーズが好きで,最初にプレイしたのは確か「テイルズ オブ デスティニー」だったと思います。中学生のころ,友だちが遊んでいるのを見て「面白そうだな」と興味を持ったのがきっかけでした。

4Gamer:
 そうなんですね,けっこう話題のゲームにも触れてる印象です。ちなみに最近話題のNintendo Switch 2って,応募されました?

町本さん:
 4回落選中です(笑)。周りでは2人ほど当たっていて,うらやましいです。

4Gamer:
 町本さんにも当たることを祈っています! 少し話を戻しますが,普段はどんな動画をご覧になっていますか。

町本さん:
 YouTubeでは,配信者さんやストリーマーさんの動画を見ることが多いですね。ドラマは家だと集中しづらいこともあるんですが,物語に引き込まれると一気に見てしまいます。特に韓国ドラマは1話目からの展開が強くて驚きます。「梨泰院クラス」を見たときは,その勢いに衝撃を受けました。日本の作品だと「地面師」が印象に残っています。

 もともと完結している作品が好きなんです。というのも,一度ハマるとつい一気に見てしまうタイプで……学生のころ,アニメに夢中になって何時間も観続けていたら,軽い熱中症になってしまって。そのときは友だちが助けてくれました(笑)。それ以来,映画1本分くらいの長さが自分にはちょうどいいなと思っています。

4Gamer:
 それは今年も気をつけてください……! 私はネタバレされるのが嫌すぎて,極力リアタイする派なんですが,町本さんはネタバレは大丈夫なタイプですか。

町本さん:
 まったく気にしないですね。たぶん観ているうちにネタバレの内容も忘れてしまっているんだと思います(笑)。それに,ゲームもそうなんですが,ネタバレを聞いて「面白そう」と感じたら,自分でもやってみたくなるタイプなんです。


穏やかで怒らない,テンションが一定の町本さん。
生きるうえで心がけていること


4Gamer:
 インタビューも終盤になってきましたので,ここで町本さんがどんな方なのか,もう少し深掘りしていきたいと思います。周りからは,どんな人だと言われることが多いですか?

町本さん:
 「何を考えてるか分からない」ってよく言われます(笑)。あと,緊張していてもそう見えないらしくて,「緊張してないでしょ?」って言われたりもします。

4Gamer:
 なるほど。では,ご自身では自分をどんな人間だと思いますか。

町本さん:
 たぶん,マイペースな面倒くさがり屋ですね。

4Gamer:
 そうなんですね。でも,お話をうかがっている限りでは、しっかりした印象を受けますよ。

町本さん:
 プライベートでは,「まあ,あとでいいか」ってギリギリまで物事を先延ばしにしちゃうタイプなんです。でも,人前ではそれをできるだけ見せないようにしています(笑)。本当に自分だけのことになると,どうしても優先順位を下げがちなんですよね。あと,人見知りでもあります。

4Gamer:
 ちなみに,同席されているマネージャーさん的には,町本さんはどんな感じですか。

町本さんのマネージャー:
 わりと常にこのテンションですね。あまり声を荒げることもないですし,話すトーンも変わりません。

4Gamer:
 では,「フラメモ」のオーディションに受かったとき,「やったー!」みたいなリアクションは……?

町本さん:
 とてもうれしかったのですが,僕よりもマネージャーさんのほうがテンション爆上がりになってましたね(笑)。ただ,こういう性格が,最初のころに演技で苦戦した理由にもつながっていたのかもしれません。

4Gamer:
 では最近,一番感情が揺さぶられた出来事はありましたか。喜怒哀楽,どの感情でも。

町本さん:
 怒ったり泣いたりすることはあまりないので……一番喜んだのは,ゲームをやっているときかもしれません(笑)。

4Gamer:
 ゲームやアニメで泣いたりすることはありますか?

町本さん:
 あります。一番印象に残っているのは「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」ですね。もうボロボロになりましたし,10話の手紙のシーンは,たぶん何回観ても泣けると思います。

4Gamer:
 本当に穏やかで,前に出すぎることなく,かといって話しにくいわけでもない――そんな不思議な印象を受けました。そんな町本さんが,声優として生きていくうえで心がけていることはありますか。

町本さん:
 お芝居で自分を一番いい状態に持っていくために,常にリラックスするようにしていますね。緊張はどうしてもついてきますが,いかに“素”でいられるかは,どんなときでも意識しています。

4Gamer:
 今の声優さんは歌を歌う機会も多いですよね。歌についてはどう感じていますか。

町本さん:
 歌はまだまだ勉強中ですが,自分なりに少しずつ表現の幅を広げていけたらと思っています。もっと歌声に抑揚や感情を乗せられるように,演技と同じように向き合っていきたいですね。

4Gamer:
 ちなみに,プライベートではどんな音楽を聴かれますか。

町本さん:
 アニソンやボカロは好きです。なかでも,ヨルシカさんの楽曲がすごく好きで,聴いていると惹き込まれます。ただ,自分で歌おうとするとなかなか声が出なくて……。

 昔から「女性の声ってすてきだな,自分もああいう声を出せたらいいのに」と思うことがあって。ちょっと不思議な話かもしれませんが,声って取り替えられたらいいのになって,ふと思ったりします(笑)。感覚的な話なのでうまく説明できないんですが。

4Gamer:
 でも,むしろその感覚が「声優になりたい」という気持ちにつながっていったのかもしれませんよね。先ほど憧れの声優さんについてうかがいましたが,「こういう声優になりたい」という夢はありますか。

町本さん:
 最初は,自分の声にも個性があると思っていたんです。でも実際にこの世界に入ってみて,「ああ,自分って案外“普通”なのかも」と気づかされて。それならば,平凡な声だからこそできることを探していきたいと思うようになりました。

 どんな作品の中でも自然になじんで,必要な場面でしっかり力を発揮できる――そんな役者を目指しています。

4Gamer:
 いわゆるアーティストというより,職人のような役者という印象ですね。目立ちすぎず,でも存在感があって,しっかりと芝居として成立している。そういう役がいるからこそ,主役がより引き立つとも言えますし,とてもステキな目標だと思います。

町本さん:
 性格的にも合っているのかもしれません(笑)。

4Gamer:
 では,具体的にやってみたい役はありますか。

町本さん:
 それこそ「ジョジョ」には出てみたいですし,少年誌の熱いスポーツ系漫画も,読んでいて自分でも気持ちが盛り上がるので,そういう作品に出てみたいという気持ちはありますね。

4Gamer:
 逆に,感情を爆発させるような役も聞いてみたいです。たとえば叫びまくるような……。それでは最後に,ファンや読者の皆さんにメッセージをお願いします。

画像ギャラリー No.016のサムネイル画像 / “推し活”道 第6回:秋田と海外で育ち,スキーは1級の腕前。5円玉を集める声優,町本成史さんの“ご縁”を大切にする生き方
町本さん:
 あらためて聞かれると少し照れますが(笑),こうして僕のことを知ってくださって,本当にありがとうございます。今はただ,自分にできることを精一杯やっていきたいという気持ちでいます。

 自分でも不思議なのですが,あまりガツガツとした欲はないタイプかもしれません。とはいえ,まだまだ成長したいという思いは強くあります。少しずつでも前に進んでいけたらと思っていますので,これからも見守っていただけたらうれしいです。

4Gamer:
 本日はありがとうございました!


反射で答えて! 一問一答コーナー

Q01.朝起きて最初にすることは?
 スマホを見て,好きな配信者が配信していたかどうかチェックします。

Q02.夜寝る前にすることは?
 スマホを見て,配信者が配信しているかどうか確認します(笑)。

Q03.スマホの待受けは何ですか?
 はぴだんぶいとピケロです!

画像ギャラリー No.014のサムネイル画像 / “推し活”道 第6回:秋田と海外で育ち,スキーは1級の腕前。5円玉を集める声優,町本成史さんの“ご縁”を大切にする生き方

Q04.今,一番好きな,またはハマっている食べ物は?
 カレーライスです。自分でも作るんですが,市販のルーにアレンジで何か加えたりします。最近だと,魚の切り身を入れてシーフードカレーにしたり。

Q05.好きな食べ物は最初に食べる? 最後に取っておく?
 取っておく派かもしれません。

Q06.実は,◯◯が苦手なんです……!
 (即答で)しいたけとネギ! 食べ物以外だとダンスが苦手です。必要になったらどうしよう……。

Q07.口癖またはついやってしまうクセはありますか?
 口癖は「そうですね」とか? 話の間を埋める感じですね(笑)。ついやってしまうクセは,話していて鼻とか顎のあたりを触るのと,飲み物を飲むときに横を向くことです。たぶん韓国ドラマの影響です。

Q08.好きなファッションは?
 無頓着なほうなので,ファッションセンスが欲しいくらいです。あっ,でもグラニフ(プリントTシャツや雑貨などを展開するブランド)は好きです。

Q09.好きな色は?
 緑……(笑)。あとは,好きな色の組み合わせもあります。緑と白,青とオレンジ,黒とオレンジとか。

Q10.電話派? メール派?
 用件にもよりますが,電話のほうが楽かもしれません。

Q11.1億円あったらどうしますか?
 周りの人に恩返しします。欲しいものを買ってあげたり,ご馳走したり。そういうことに使いたいです。

Q12.もし「◯◯屋さん」になれるとしたら?
 何ができるんだろう……ニート屋さん?(笑)
 でも,配信みたいなことは挑戦してみたいので,ストリーマーさんでしょうか。

Q13.生まれ変わるとしたら何になりたい?
 犬ですね。飼い犬になれるなら犬種は何でもいいです。可愛がられたい(笑)。

Q14.世界中,過去も含めて誰にでもインタビューできるとしたら?
 歴史が好きなので,三国志の登場人物や戦国時代の武将とか。三国志なら関羽とか張飛,日本の武将なら「戦国無双」が好きなので真田幸村かなあ。

Q15.魔法使いに「願いを3つだけ叶える」と言われたら?
 1つ目は「いろんなセンス」。ゲームやファッション,料理などのセンスです。2つ目は新幹線乗り放題(笑)。3つ目は……3つもいらないんですが,あえて言うならフィギュアを飾れる棚か,置ける空間がほしいです!(笑)

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〜おまけ〜
インタビュアーたまおが感じた町本さんの印象

 とにかく謙虚で温厚な空気をまとった方で,イメージとしては雄大な大地のような,穏やかな雰囲気を感じました。インタビューでもおっしゃっていましたが,あまり怒ることがないというのは本当に尊敬します(ゲームなどでは多少イラっとすることもあるとお話ししていましたが,きっと普通の人の10分の1くらいのレベルな気がします)。

 そんな落ち着いた雰囲気の町本さんですが,心の中では本当に緊張するそうで……。実はこのインタビューを行ったのは,町本さんが初MCを務めた「フラガリア情報局」(2025年6月26日配信)の直前だったんです。その話題になったとき,「今からめちゃくちゃ緊張しています………………」とお話されていました。番組を拝見したところ,やっぱり緊張しているようには全然見えなかったのですが(笑)。

 声優としての1回目&2回目のインタビューを担当させていただくという,光栄な機会をいただきましたが,とても良い雰囲気でお話をうかがうことができました。ぜひ3回目以降もリラックスして臨んでいただきたいです!


――2025年6月19日収録

アライズプロジェクト内の町本成史さん紹介ページ

町本成史さんのXアカウント


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