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撮影したのはPlayStation 3版で,本体設定が北米になっていたので英語表示が残っていたりもするが,完全日本語版であることが即座にお分かりいただけるはず。そう,日本語ローカライズにあたってスクエニが選んだのは,「吹き替え」なのだ。
えっ! と思うかもしれない。やはり洋ゲーは雰囲気重視で英語音声&字幕がいいなあという人も多いはずで,実は筆者もそう思っていた。しかし,ムービーからも分かるように,例によって戦場はたいへん慌ただしい。状況がダイナミックに変わり,そのつど新たな命令が飛んでくる。あちこちで爆発が起こり,思わぬところから伏兵が出現し,怒鳴り声が響きわたる阿鼻叫喚の地獄。そんな忙しいときにいちいち字幕を読んでいられないというか,日本語音声でストレートに指示が飛んでくるのは非常に分かりやすい。いや,ほんと。
吹き替えの日本語もたいへん的確で,今回のムービーには出てこないが,敵を撃ち倒したとき「やっつけました」などといわず,「無力化した」と,いかにも特殊部隊っぽくていい感じである。ボイスアクターもあえて有名人を使わず,実際の英語音声に近い声質の人で固めたとのこと。
よく聞くと,ムービー冒頭のノイズ混じりの無線交信の声まで日本語になっていることが分かるはずだ。字幕として表示されない部分まで細部にわたり吹き替えてあるので,完ぺきに物語を理解できる。
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ストーリーは上述したように,主人公が中東のとある地域でテロリストと交戦に突入するという感じ。架橋戦車を守ってグレネードを撃ちまくり,橋が架かったらお次はハンヴィーの銃座に陣取って市内に突入。ところがRPG(携帯式対戦車ロケット)の直撃を受けてハンヴィーは擱座し,銃座から投げ出された主人公は,敵がたてこもる建物の内部で,息詰まる近接戦闘を繰り広げるというものだ。
個人的に前作「Call of Duty 4: Modern Warfare」(PC/PlayStation 3/Xbox 360)の雰囲気を強く感じるのは,実施される空爆を撮影しようと,アメリカ兵達が携帯電話を取り出すところ。ああ,ありそうだなあと思わせると同時に,非日常的な戦場に突然出てきた日常的な行動がゲームのリアリティを高めてくれる。細かい演出のうまさは前作以上かもしれない。
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ともあれ,百聞は一見にしかず。コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2の雰囲気を堪能していただきたい。もちろん,「発売されるまでゲームのことは知りたくない」というストイックな人もいるかと思うので,そういう人は薄目で見よう。

























