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[E3 09]アクションシーンとイベントで綴られる魅力的なストーリー。「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル クリスタルベアラー」試遊レポート
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印刷2009/06/04 18:51

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[E3 09]アクションシーンとイベントで綴られる魅力的なストーリー。「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル クリスタルベアラー」試遊レポート

画像集#001のサムネイル/[E3 09]アクションシーンとイベントで綴られる魅力的なストーリー。「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル クリスタルベアラー」試遊レポート
 ゲームキューブやニンテンドーDS,Wiiなど,任天堂ハードで展開されている「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル」シリーズ。その最新作がWii用ソフト「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル クリスタルベアラー」だ。E3のスクウェア・エニックスブースで,同作の試遊が可能だったので,さっそく遊んでみた。

 クリスタルベアラーとは,身体の一部がクリスタル化した,特殊な力が使える者達のこと。彼らはその特殊な力ゆえに忌み嫌われており,右頬がクリスタル化している主人公のレイルも,そんなクリスタルベアラーの一人だ。
 レイルの持つ特殊能力は“引力制御”。ゲームでは,ターゲットをWiiリモコンで狙いながら,持ち上げたり,はじき飛ばしたりしつつゲームを進めていく。

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 試遊台では,本作がゲームの冒頭から遊べるようになっているようで,新造飛空客船アレクシス号が飛行モンスターの群れに襲われるシーンから始まる。アレクシス号の護衛として雇われていたレイルは,相棒のクァイスの操る飛空挺から飛び出すと,アレクシスへとダイブする。
 ここで,ミニゲーム的なシューティングシーンがスタートする。これ以降もそうなのだが,クリスタルベアラーは,イベントシーンとミニゲームの繰り返しで物語が進んでいくのだ。ここでのシューティングシーンでは,Wiiリモコンで飛行モンスターを捉え,Bボタンで力を放ち撃墜していく。

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 試遊版で遊べたこうしたミニゲームは,全部で四つあった。
 一つが,上記のダイビングしながらのシューティングアクション。
 二つめは,アレクシス号をうまく操縦して渓谷を飛び抜けるというもの。これはレイルが操舵手となって,シンプルにヌンチャクのスティックの左右で飛空船をコントロールする。反応がかなり鈍いのでダッチロールになりやすく,筆者は岩壁にゴリゴリと船体をこすりながら飛び抜けていった。
 三つめは,リルティ族のアルテアのペットを捕まえるというもの。レイルが盗んだクリスタルをくわえて逃げてしまったそのペットを,一定時間ターゲットし続け,浮かせてやると捕獲できる。ペットは小さいうえ,人混みの中をちょこまかと動き回るので,ターゲットし続けるのは意外と大変である
 そして四つめは,レイルが,追われる自称カメラマンの女性と一緒にチョコボ荷車で脱出するというもの。後ろの荷車に乗って,チョコボにまたがり追ってくるリルティ族をターゲットしてはじき飛ばしたり,槍による妨害をしかけてくる相手を,Wiiリモコンを振って振り払ったりする。

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画像集#008のサムネイル/[E3 09]アクションシーンとイベントで綴られる魅力的なストーリー。「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル クリスタルベアラー」試遊レポート
 このように,さまざまなアクションシーンが次々と登場するので,ストーリーを進めるのが実に楽しい。最初の飛空艇でのアクションのあと,街のゲートにかかる垂れ幕を特殊能力でめくると,タイトルが表示され街中へのシーンへと移行する演出もなかなか面白い。
 最初,この力の使い方がよく分からず手こずったが,慣れてくると,街の住人やオブジェクトなど,さまざまな物が力で操作できるようになっていることが分かってくる。こうした手探り感は,ゲームを漫然と進ませないクリエイター,河津秋敏氏らしい作りである。また,ほかのクリスタルクロニクルシリーズ同様,世界観も味わい深い。本作がどのようなRPGとして完成するのか,実に楽しみだ。

「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル クリスタルベアラー」公式サイト

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  • 関連タイトル:

    ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル クリスタルベアラー

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