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Amnesia: The Dark Descent

Amnesia: The Dark Descent
公式サイト http://www.amnesiagame.com/
発売元・開発元
発売日 2010/09/08
価格
ジャンル
レーティング
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その他
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このゲームの読者の評価
95
グラフ
読者レビューについて
 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
 なお,ゲームの評価を表す「GamerScore」は,投稿されたレビューの平均点を表示したものではありません。投稿の傾向を分析・考慮し,補正を加えることで,有用と思われるスコアを目指した形となっております。詳しくは「こちら」をご参照ください。
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  • Pages: 1
  • 会いたくなくて会いたくなくて震える 95
    • 投稿者:ユウ(男性/20代)
    • 投稿日:2013/01/06
    良い点
    1. ホラー + 一人称視点 = 超コワイ! を実感できる作品。
    2. BGMや効果音, 主人公の声や息遣いなど音声部分にも拘りがある。
    3. 価格が良心的(4$〜20$ほど)
    悪い点
    1. 日本語音声版が存在しない
    2. 一度クリアすると、「もう一回やろー!」という気分にならない、なれない(怖いから!)
    総評
    一人称視点のホラーゲームって珍しいですよね。
    画期的な上に面白い(怖い)んだから、新ジャンルの開拓に成功したゲームと言えるのではないでしょうか。
    バイオハザードやサイレントヒルなどの日本のホラーゲームとは違った雰囲気で楽しいですよ。
    今年の年末には次回作「Amnesia:A Machine For Pigs」もリリースされますし、昨年末に4Gamerさんの記事にあったSteamの導入法を見ながら購入してみるのも良いのではないでしょうか。
    日本語字幕化も簡単ですよー。

    4Gamerさんには是非続編A Machine For Pigsの開発状況のインタビューなどを記事にしてほしいものです。
    プレイ時間
    10〜20時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 5 4 4 3
  • 一番怖いのは主人公の独り言 95
    • 投稿者:のらくろ(男性/30代)
    • 投稿日:2011/01/21
    良い点
    ありそうで全然無いゲームの筆頭であるFPS視点のホラーゲーム。
    大抵は後半になるにつれてドンパチアクションとなりますが、
    このゲームは最初から最後まで雰囲気と制約が一貫しています。
    良い点であると評価したいのは、
    そのFPS視点を最大限まで活用して演出したホラー要素です。

    プレイヤーは記憶喪失になった青年"ダニエル"を操作し、
    記憶の有った頃の自身が記憶を失った自身へと宛てて書いた手紙を頼りに
    狂気渦巻く城の中を進み、自身の記憶を取り戻しながら、手紙に書いてあった
    謎の老人の殺害命令をダニエルが書くに至った経緯を辿っていく事となります。
    ストーリーにはバッチリと惹き込まれ、さあ進もうと思っても
    プレイヤーはそれを恐怖によって足止めされる事となります。

    このゲームではFPSでよくある、武器を持って闘うという事が一切出来ません。
    その代わり、普通のゲームならばキーを押すだけで出来るような
    ドアやクランクといった設置物を開ける動作のアクションを1から
    全部自分でする事が出来ます。
    ゲーム・映画問わずホラー物で一番怖い瞬間はドアを開ける瞬間、
    と言っても過言ではありませんが、
    一人称視点で真っ暗闇の中、軋むドアを開けるのは想像以上に恐ろしい。
    さらにこのゲームの視点はダニエルの主観(体感)に基づいて構成されており、
    彼の正気度が低下するにつれて視界が歪み、
    幻聴が聞こえ、時には幻覚すらも見始める。
    化物を直視すると正気度が激しく低下しダニエルが悲鳴を上げてしまい、
    その音を聞いた化物に発見されてしまうため、
    近くに化物の吐息が聞こえるのに、背を向けながら隠れて怯えなければならない。
    肝っ玉の太いプレイヤーは彼のビビリっぷりに笑うそうですが、
    私のような小心者にはまさに主人公とシンクロしたかのように怯え、
    見つかって悲鳴を挙げる時は同じように悲鳴を上げる事になります。

    道中のアクションや物理エンジンを使った謎解きも
    良くホラーを研究しているのが伺え、
    どうすればプレイヤーが焦るか?という演出を出しつつ
    死に過ぎず、簡単過ぎないバランスにアクションが調整されていて、
    クリア後に回想してみれば結構少なかったな、と思える絶妙な化物の出現回数と、
    直視してはならないという制約による
    「すぐ背後にある恐怖」を何度も味あわせられる事により、
    SIRENやバイオハザードにあったような「はいはい化物化物」といった
    慣れによる後半のシラけは最後まで起きませんでした。
    このゲーム以上にシステムを最大まで活かしているホラーゲームがあったか?
    と思うほどの作り込みはまさに良い点と言えるでしょう。

    なお有志による日本語化Modが完成しており、
    英語に弱いとどうしてもネックになる読み物やストーリーが
    Modのおかげでほぼ100%近く楽しむ事が出来ます。
    翻訳者の方にはこの場を借り、深く感謝させて頂きます。
    悪い点
    基本的に明るい所で休んだり、灯火を見る事で正気度の回復を図るのですが、
    その回復スピードがかなり遅いのが気になりました。
    早く回復し過ぎるとバランスが悪くなるという事もあるのかもしれませんが、
    ある程度正気度を保たないとゲームオーバーに繋がってしまう設計である以上、
    長々と待たされるのは恐怖感よりもイライラ感の方が強かったです。

    ですが、それ以外に気になるような点は一切ありませんでした。
    総評
    久しぶりに悲鳴を上げてしまうようなホラーゲームをプレイ出来ました。
    ビックリ演出や化物に頼るだけで無く、直接的表現では無い置物や設置物によって
    プレイヤーが勝手に怖がって進めなくしたり、
    不可解な恐怖とはまったく異質な人間的な恐怖を見せたりと
    "ホラーの総集編"と表現出来るような
    怖い物が全部詰め込まれたような作品です。
    最近余り見なくなってしまったホラーゲームを味わいたい、
    そう思ってる人にならば迷いなく勧められる、そんなゲームでした。
    プレイ時間
    10〜20時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 4 5 3
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