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この説明会では既報のとおり,新型のPlayStation 3が発表されたほか,2012年秋から2013年にかけての日本国内におけるPlayStationプラットフォームの展開が紹介された。本稿では,説明会の前半部分にてプレゼンテーションされた,PS3に関する取り組みを紹介しよう。
登壇したSCEの代表取締役社長 兼 グループCEO アンドリュー・ハウス氏は,まず同社が最も力を入れている領域として,PS3のさらなる普及,PlayStation Mobileのスムーズな立ち上げ,PlayStation Vitaに関する新たな取り組みを挙げた。
![]() SCE 代表取締役社長 兼 グループCEO アンドリュー・ハウス氏 |
そのPS3のさらなる普及策として発表されたのが,記事冒頭でも触れた新型PS3である。デザインを一新したことにより,サイズと重量は2006年に発売された初期型PS3の約半分となった。現行モデルとの比較でも25%の小型化,20%の軽量化となっている。
HDD容量も増加し,新型PS3のラインナップは500GBモデル(CECH-4000C)と250GBモデル(CECH-4000B)となる。価格は順に2万9980円,2万4980円(いずれも税込)だ。
本体カラーは現行モデルと同じ「チャコール・ブラック」と「クラシック・ホワイト」の2種類。ただし,クラシック・ホワイトには250GBモデルしか用意されない。
発売日はチャコール・ブラックの2モデルが10月4日,クラシック・ホワイト250GBモデルが11月22日となっている。
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ハウス氏は,HDD容量を拡張した新型PS3で,ゲームのダウンロードはもちろんのこと,音楽や写真などさまざまなコンテンツを楽しんでほしいと述べ,発売から7年目を迎えようとしているPS3は,今後もサービスや周辺機器を拡充していくとまとめた。
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次にハウス氏は,Android OSをはじめとしたオープンなシステム上にPlayStationのコンテンツを提供するPlayStation Mobileを,クロスプラットフォームやクロスデバイス展開を前提としたSCEの新たな取り組みであると紹介し,さまざまなデベロッパやクリエイターに参加を呼びかけてきたと述べた。
そして,2012年10月3日に,アメリカ/カナダ/日本/イギリス/フランス/ドイツ/イタリア/スペイン/オーストラリアの世界9か国にてPS Mobileのコンテンツが,PlayStation Storeで販売開始となることが発表された。
なお日本では,50円から850円(税込)という価格で各コンテンツが販売されるとのことだ。
さらに,日本からは,新たにシャープと富士通の2社が,PlayStation Certifiedライセンスプログラムに参入したことも発表されている。
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続いてハウス氏は,SCEがこの2012年末に向けて最も注力しているのは,PlayStation Vitaであるとアピール。さまざまなタイトルを投入すると同時に,ネットワークサービスの充実を図るとし,2012年11月から,PS VitaにてPlayStation Plusのサービスを開始すると発表した。利用権は30日と365日の2種類用意されており,価格は順に500円,5000円(いずれも税込)。
なお,PlayStation PlusはPlayStation Networkアカウントに紐づけられるサービスなので,すでにPS3でPS Plusに加入しているプレイヤーがPS VitaでPS Plusを利用するといった場合でも,アカウントさえ同じであれば追加料金は発生しない。
ハウス氏は,今後もPS3とPS Vitaの連携を加速しつつ,それぞれのハード固有の魅力をいっそう高めたいと展望を述べた。
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最後にハウス氏は,PS Networkが,現在59か国で展開され,累計コンテンツダウンロード数が24億以上,累計売上金額が2010億円以上となっていることを紹介し,ビジネス規模が着実に拡大しているとアピール。その拡大を受け,PS Networkでクラウドサービスを展開すべく,米Gaikaiを傘下に置いたことをあらためて紹介した。
今までにないゲームを提案していきたいとするハウス氏は,そんなサービスを1日も早く実現すべく,現在,急ピッチで作業を進めていると意気込み,「All day PlayStation, Everyday PlayStation.」という言葉でプレゼンテーションを締めくくった。
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![]() SCE プレジデント 河野 弘氏 |
「PSとともに歩んできたシリーズを,多くの人に楽しんでもらうため」と,新型PS3とPS3版「みんなのGOLF 6」をセットにした「みんなのGOLF 6 スターターパック」を,タイトル発売日である2012年11月22日に2万5980円で発売することを発表した。
さらに河野氏は「PS3の盛り上がりはゲームタイトルの豊富さと,面白さにある」と述べ,今後発売されるPS3用ゲームタイトルの数々を映像とともに紹介。
その中でも注目作となる「バイオハザード 6」「テイルズ オブ エクシリア2」「コール オブ デューティ ブラックオプスII」「真・北斗無双」「龍が如く5 夢、叶えし者」などを例に挙げ,「7年目を迎えるPS3は大きな盛り上がりを迎えています」とアピールした。
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続けて,PS3の世界が従来におけるゲームの枠組みに留まっていないことをアピールする例として,本物のギターをコントローラとして使う「ロックスミス」と,ARマーカーが描かれた本を使ってプレイする「Wonderbook: Book of Spells」のデモンストレーションが行われた。とくにWonderbook: Book of Spellsのデモは,河野氏が「PS Moveがまるで魔法の杖のようになり,お子さんでも簡単に遊べます」と紹介するなど,PS3がファミリー向けエンターテイメントの分野にも積極的に進出していくことを示唆する内容だったといえるだろう。
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さらに河野氏は,すでに展開している「Music Unlimited」「Hulu」などのストリーミングサービスや,「torne」「nasne」といった周辺機器により,PS3はホームエンターテイメントコンテンツをリビングにいながら楽しめるプラットフォームとしての地位を確立しつつあると説明。ホームネットワーク上のノートPC「VAIO」シリーズやタブレット,スマートフォンなどでコンテンツを共有することにより,新たな体験を提供していると述べ,PS3に関するプレゼンをまとめた。
なお,河野氏自身も自宅でnasneを愛用しているとのことで,録画した映像コンテンツや撮影した写真などをnasneを介してさまざまな端末で楽しんでいると,しっかりアピールしていた点も付け加えておこう。
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プレゼンテーションの前半部分は以上となる。PlayStation Vitaが中心の内容となる後編も追ってお届けする予定だ。










































