プレイレポート
なるほどくんとレイトン教授の共演がついにお披露目! 「LEVEL5 WORLD 2011」に出展された「レイトン教授VS逆転裁判」を体験してきた
同イベントでは,約10分ほどの体験版をプレイできる試遊台が30台用意され,両シリーズの多くのファンが楽しんでいた。その体験版を会場でプレイしてきたので,さっそく内容をお伝えしよう。
「レイトン教授VS逆転裁判」公式サイト
体験版の導入は,ムービーシーンから始まる。夜の森の中らしき道を歩くブロンドの少女に,2人の強盗が襲いかかろうとする。少女の持っていたランプが地面に落ちて割れ,暗闇の中「メラミン!」という声が響いたかと思うと,強盗2人の体が燃え上がった……。
そんなプロローグから一転,登場するのは“なるほどくん”こと,弁護士の成歩堂龍一と助手の綾里真宵ちゃんである。今回の見どころの一つでもある,逆転裁判シリーズとして初めて3Dポリゴンで表現された2人は,2D表示の魅力を残しつつも,3Dで生き生きと動いていたのがなかなか新鮮だった。もちろん3DSということで,立体視で表示されるのはいうまでもない。
この裁判でなるほどくんが相対するのは,ジーケン・バーンロッド卿。鎧に身を包み,剣を振りかざして被告を追いつめるケレン味たっぷりの新キャラクターで,“検察士”である。なるほどくんを“青き弁護の騎士”と呼ぶ彼は,裁判を傍聴している大勢の民衆達をも味方に付け,マホーネを“魔法を使って強盗を焼き殺した魔女”として裁くべく,なるほどくんに迫ってくるのである。
証言する相手を“ゆさぶる”ことで矛盾を導き出すのはもちろんだが,誰かの証言に対するほかの証人の反応を見て,下画面に現れた虫眼鏡で対象を選んで“といつめる”こともできるのが,本作の裁判の新しくも常識外れなポイントである。ムービーなどを見ると,傍聴人が証言者として加わることもあるようで,これまでのシリーズの裁判とは異なる,より複雑で新鮮な法廷バトルを楽しめることとなりそうだ。
体験版はこのあと,さらにマホーネが不利になる証拠が持ち出され,なるほどくんピンチ! というおいしいシーンでレイトン教授が姿を現し,ゲームは終了となった。
ここまでの内容は,法廷のしきたりなどは少々違うものの,完全に逆転裁判シリーズのゲーム内容に沿ったものであり,レイトン教授が活躍するであろう,ナゾトキ・法廷アドベンチャーの“ナゾトキ”の部分は,この体験版では残念ながら明らかにはされなかった。彼がいったいどのようにゲームに関わってくるのか,そして,なるほどくんの味方になるのか敵となるのかは,今後の情報や製品で明らかになっていくことだろう。
ちなみに,この体験版は,制限時間が過ぎるとゲームの途中でも強制的に終了してしまうので,もし16日に会場でプレイする予定の人は,あまりじっくり考えてプレイしていると,レイトン教授の姿を見られずに終わってしまうので要注意!(体験者談)
逆転裁判やレイトン教授シリーズではありえなかった,魔女や魔法といったファンタジックな世界観の中で共演する2人の主人公や個性的なキャラクター達,そしてキャスト陣はレイトン教授はオリジナルの大泉 洋さん(レイトン役)と堀北真希さん(ルーク役),そして逆転裁判は劇場版のキャストの成宮寛貴さん(成歩堂役)と桐谷美玲さん(真宵役)という豪華なメンツを揃えるなど,話題性にも事欠かない本作。ニンテンドー3DSで2012年に発売予定なので,楽しみに待っていよう。
大泉 洋さん |
堀北真希さん |
成宮寛貴さん |
桐谷美玲さん |
「レイトン教授VS逆転裁判」公式サイト
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