イベント
「バイオハザード フェスティバル」が開催。ジルを演じたシエンナ・ギロリーさんも駆けつけた,一夜限りの祭典をレポート
イベントの開催に先駆けて,記者会見が行われた。会見には「バイオハザード」シリーズのプロデューサーを務めるカプコンの小林裕幸氏に加え,ゲストとして招かれたシエンナ・ギロリーさん,芹那さん,土屋アンナさん,原 幹恵さんの4名の女優/タレントが登壇し,イベント出演への意気込みを語った。
「バイオハザードV リトリビューション」でジル・バレンタイン役を演じたギロリーさんは,こうしたイベントに出演できることを光栄だとし,「今,非常にエキサイトしています」と感想を述べていた。
イベントは,2012年12月19日にブルーレイ/DVDが発売された「バイオハザードV リトリビューション」のコーナーからスタート。ゲストとして登場した芹那さんは,同タイトルについて,「怖いのも好きだし,アクションも好きなので満足でした」と感想を述べる。また好きなシーンは,ジルとアリスのバトルだそうで「究極のシーン」とコメントしていた。
芹那さん |
司会を務めた八雲ふみねさん(左端)と,お笑いコンビ「パックンマックン」の二人 |
会場では,ポール・W・S・アンダーソン監督と,アリス役のミラ・ジョヴォヴィッチさんからのビデオメッセージも披露された |
また,私生活では母親であるギロリーさんは,美しさを保つ秘訣を問われると,「双子の子どもの面倒を見ているので太っている暇がない」と冗談めかして答える。そののち,「ジルは,世界のファンに愛されているキャラクターです。彼女を演じるうえでは,自分自身もパーフェクトでなければなりませんから,頑張ってシェイプアップしました」と,プロ意識をのぞかせた。さらにギロリーさんは,あらためてジルに対する自身の愛を語り,「“良い”彼女も,“悪い”彼女も,どんなときでも“グッド”」と述べていた。
ちなみにマインドコントロールを受けているジルの演技には苦労したと,ギロリーさん。洗脳されても,なお彼女の内面に残っている一部の感情を演技で表現するべく,「バイオハザード」ファンから送られた,ゲームのビデオクリップを観て研究したという。ギロリーさんは,「皆さんに教えていただいて,ジルを演じられたと表現しても過言ではありません」と感謝を示した。
最後に,次回作について問われたギロリーさんは,「まだ話せないことは多いのですが」と前置きし,自身としては「『バイオハザードII アポカリプス』の勝気で陽気なジルと,『バイオハザードV リトリビューション』の華麗な動きのジルを組み合わせた演技を披露したい」と,展望を述べていた。
同タイトルの主だった新要素は,別の記事でで紹介しているとおりで,オリジナルのニンテンドー3DS版からグラフィックスが全面的にパワーアップしているほか,「レイドモード」に追加キャラクターとして「ハンク」が登場したり,Web連動サービス「RESIDENT EVIL.NET」に対応したりしている。
「バイオハザード 6」のコーナーには,プロデューサーを務めるカプコンの平林良章氏と,ディレクターの佐々木栄一郎氏が登場し,プレゼンテーションを行った。こちらも情報は4Gamerの記事にて紹介しているとおりで,2013年2月から3月にかけてのエクストラコンテンツの配信と,2013年3月22日発売予定のPC版のリリースなどが紹介された。
カプコン 平林良章氏 |
カプコン 佐々木栄一郎氏 |
眞鍋かをりさん |
このコーナーには,ゲストとして,タレントの眞鍋かをりさんが登場。高校生のときに「バイオハザード 2」を体験して以来,ずっとシリーズをプレイしているという眞鍋さんは,エクストラコンテンツの一つ「オンスロート」にて,佐々木氏と対決することに。真剣な表情でプレイする眞鍋さんは,そのやり込み度合いを思わせる腕前を披露したが,残念ながら勝負は佐々木氏の勝利。プレイ後,眞鍋さんは負けたことを悔しがりつつも,「タンクを爆発させたりするのが気持ちいい」と感想を述べていた。
休憩を挟んで行われたのは,2013年1月30日にブルーレイ/DVDが発売される「バイオハザード ダムネーション」のコーナー。このコーナーにはカプコンの小林氏と,監督を務めた神谷 誠氏が,制作秘話などを披露した。
ゲストの原 幹恵さんが,フル3DCGアニメーションで制作されている同作品について,「すごくリアルで実写を観ているような臨場感」と感想を述べると,神谷氏は感謝の意を示すと同時に「世界的に有名なレオンを使って映画を撮るのは,監督冥利に尽きます」とコメント。
また小林氏は,ゲームだけでなく,こうして映画まで手がけることについて,「苦労は多いけれども,楽しいこともたくさんあります。こうしてイベントで,皆さんの前に立てるのもうれしいです」と語った。
カプコン 小林裕幸氏 |
神谷 誠氏 |
原 幹恵さん |
会場では,モーションキャプチャーの模様を撮影した映像などが,神谷氏の解説とともに披露された。また,役者は北米で行ったオーディションにて選出したが,撮影自体は日本で行ったそうである。ちなみに神谷氏は英語がしゃべれないため,演技指導は身振り手振りを駆使し,時には実際に演じて見せたりもしていたとのことである。
イベントのエンディングでは,神谷氏が,ゲームや実写版しか体験していない「バイオハザード」ファンも,ぜひ「バイオハザード ダムネーション」を観てほしいと,あらためてアピール。小林氏は,「バイオハザード」シリーズがもうすぐ17周年を迎えることに言及し,ゲームも映画も引き続き展開していくと述べ,イベントを締めくくった。
- 関連タイトル:
バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション
- 関連タイトル:
バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション
- 関連タイトル:
バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション
- 関連タイトル:
バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション
- 関連タイトル:
バイオハザード6
- 関連タイトル:
バイオハザード6
- 関連タイトル:
バイオハザード6
- この記事のURL:
キーワード
(C)CAPCOM CO., LTD. 2012, 2013 ALL RIGHTS RESERVED.
(C)CAPCOM CO., LTD. 2012, 2013 ALL RIGHTS RESERVED.
(C)CAPCOM CO., LTD. 2012, 2013 ALL RIGHTS RESERVED.
(C)CAPCOM CO., LTD. 2012, 2013 ALL RIGHTS RESERVED.
(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
(C)CAPCOM CO., LTD. 2012 ALL RIGHTS RESERVED.
(C)CAPCOM CO., LTD. 2012 ALL RIGHTS RESERVED.