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Unity,ゲームユーザーの動向からCOVID-19によるゲーム業界への影響を分析する「2021 ゲーミングレポート」日本語版を無償公開
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印刷2021/03/10 14:45

業界動向

Unity,ゲームユーザーの動向からCOVID-19によるゲーム業界への影響を分析する「2021 ゲーミングレポート」日本語版を無償公開

 マルチプラットフォーム向け統合開発環境「Unity」を提供するユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは本日(2021年3月10日),親会社・Unityがまとめた「2021 ゲーミングレポート」の日本語版を無償で公開した。公開場所は「こちら」(※外部リンク)。

画像集#002のサムネイル/Unity,ゲームユーザーの動向からCOVID-19によるゲーム業界への影響を分析する「2021 ゲーミングレポート」日本語版を無償公開

 このレポートは,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が流行してから1年間のゲームユーザーの動向,そしてゲーム業界への影響を分析するというもの。Unityを使って開発または運営されたコンテンツの月間アクティブユーザー数(MAU)は28億人を超えており,本レポートは“COVID-19がゲームに与えた影響に関するレポートとしては最大のデータセット”であるという。

 Unityはレポートの主な見解として,新コンテンツのアップデートが同時接続ユーザー数を平均して11%押し上げることや,クロスプラットフォーム,マルチプレイヤーゲームを作ることが成功の鍵であること,2020年は週末のゲームプレイ時間が52%も平日に移行していること,モバイルプレイヤーはゲーム開発者の収益をこれまで以上に牽引していることを挙げている。気になる人はレポートで,2020年の分析,そして2021年のトレンド予測をチェックしてみよう。

 なおUnity Operate Solutions担当シニアVP兼ゼネラルマネージャーのIngrid Lestiyo(イングリッド・レスティヨ)氏は,「現時点で判断するのはまだ早いですが」としつつ,「仮にこのパンデミックが収束したとしても,多くのプレイヤーが以前の習慣に戻る可能性はかなり低く,今後もゲーム市場は成長し続けると思われます」とコメントしている。

Unityの「2021 ゲーミングレポート」日本語版ページ


Unity、2020年のパンデミックによるゲームプレイヤーの行動変化をまとめた「2021 ゲーミングレポート」日本語版を無償公開
Unityがリーチする全世界28億人のゲームユーザーの動向から、COVID-19によるゲーム業界への影響を分析

マルチプラットフォーム向け統合開発環境「Unity」を提供するユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:豊田 信夫、以下 当社)は、親会社であるUnityがまとめた、COVID-19の大流行から1年間でプレイヤーとクリエイターの双方にとってゲームがどのように変化したかを包括的に見ることができる「2021 ゲーミングレポート」の日本語版を無償公開しました。Unityを使って開発または運営されたコンテンツの月間アクティブユーザー数は28億人を超えており、本レポートはCOVID-19がゲームに与えた影響に関するレポートとしては最大のデータセットとなっています。

本レポートでの主な見解は以下のどおりです:

  • コンテンツ追加が新しい収益を生む:プレイヤーを喜ばせ、惹きつけるような新しいコンテンツを作ることは、ゲーム開発者が最も優先すべきことであり続けています。ライブゲームに対する大規模な新コンテンツのアップデートは、同時接続ユーザー数を平均して11%押し上げる効果を持ちます。
  • クロスプラットフォーム、マルチプレイヤーゲームを作ることが成功の鍵となる:2020年の成功は、すべてのプラットフォームにまたがる体験から生まれたものであり、どのシステムを所有していてもプレイヤーが一緒に参加できる能力を解き放ちました。2021年に向けて、調査対象となった開発者の96%が「マルチプレイヤーゲームの成功には、拡張性のあるクロスプラットフォームソリューションが重要である」と考えています。
  • 平日が新しい週末:今では平日にゲームをする人が増えています。歴史的にゲームは多くの人が週末に予定するアクティビティでしたが、2020年は週末のゲームプレイ時間が52%も平日に移行しています。
  • ロックダウンはモバイルを含めたプラットフォームゲームの低迷を生まなかった:モバイルプレイヤーはゲーム開発者の収益をこれまで以上に牽引しており、リリース初日のアプリ内購入は2020年3月のロックダウン開始時から増加傾向になり、その傾向は年間を通じて堅調を維持されました。2020年のモバイルゲーム広告収入も8%増となっています、リリース初日のIAP(In-App Purchase: アプリ内課金)は2019年と比較して50%以上増えています。

Unity Operate Solutions担当シニアVP兼ゼネラルマネージャーであるイングリッド・レスティヨ(Ingrid Lestiyo)は次のように述べています。「現時点で判断するのはまだ早いですが、人々はCOVID-19によって家の中でゲームプレイする時間が増えた一方で、仮にこのパンデミックが収束したとしても、多くのプレイヤーが以前の習慣に戻る可能性はかなり低く、今後もゲーム市場は成長し続けると思われます。オンライン・エンターテイメント・コンテンツが、これまで以上に多くの人にとってソーシャル・コネクションの礎となった2020年、UnityのOperate Solutions部門はプレイヤーを夢中にさせるのに役立つ信頼性の高いスケーラブルなソリューションを提供してまいりました。Unityの使命は、Unityのテクノロジーによってクリエイターの皆さんがより多くの時間をコンテンツ制作に集中できるようにすることです。2020年は多くのゲームスタジオにとって仕事のあり方が変化したかもしれませんが、ゲームスタジオの成功を後押しするツールとは、プレイヤーを満足させ、あらゆる規模の開発者の収益増加をもたらし続けるものであることに変わりはありません」

UnityのOperate Solutions部門は、Unityの「2021 ゲーミングレポート」に含まれるデータの大半を提供しました。同部門が提供する製品ポートフォリオには、サーバーホスティング、マルチプレイヤーサービス、音声通信、マネタイズ、プレイヤーエンゲージメントなど、開発と運営のライフサイクルのあらゆる段階でゲーム開発者をサポートする製品が含まれています。具体的には、Operate Gamingレポートのデータは、Unity Ads、deltaDNA、マルチプレイ、およびVivoxが提供するサービスから取得しました。また、ゲーム開発者を対象としたアンケート調査からもデータを収集し、変化する開発ニーズを直に把握できるようにしました。

Unityの「2021 ゲーミングレポート」日本語版はこちらより無償で入手できます。
https://create.unity.com/2021-jp-game-report

ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社について
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、リアルタイム3Dコンテンツを作成・運用するための世界有数のプラットフォーム「Unity」の日本国内での販売やサポート、コミュニティ活動、研究開発(R&D)および教育支援などを行っています。ゲーム開発者からアーティスト、建築家、自動車デザイナー、映画製作者など、さまざまなクリエイターがUnityを使い想像力を発揮しています。Unityのプラットフォームは、携帯電話、タブレット、PC、コンソールゲーム機、VR・ARデバイス向けのインタラクティブなリアルタイム2Dおよび3Dコンテンツを作成、実行、収益化するための包括的なソフトウェアソリューションを提供しています。1,400人以上在籍するUnityのR&Dチームは、外部パートナーと協力して最新リリースやプラットフォームのために最適化されたサポートを保証することで、Unityをコンテンツ制作の最先端であるようにし続けています。Unityのクリエイターが開発したアプリは、2019年に20億以上のユニークデバイスで月30億回以上ダウンロードされました。

※Unityおよび関連の製品名はUnity Technologiesまたはその子会社の商標です。

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