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[TGS 2014]フリーランが楽しいゾンビサバイバルゲーム「ダイイングライト」のプレイレポートをお届け
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印刷2014/09/22 11:51

プレイレポート

[TGS 2014]フリーランが楽しいゾンビサバイバルゲーム「ダイイングライト」のプレイレポートをお届け

「ダイイングライト」のゲームデザイナーを務めるMaciej Binkowski氏
画像集#001のサムネイル/[TGS 2014]フリーランが楽しいゾンビサバイバルゲーム「ダイイングライト」のプレイレポートをお届け
 ワーナーエンターテイメント ジャパンが東京ゲームショウ2014の開催に合わせて,同社の新作タイトルを紹介するプレゼンテーションを行ったのは,以前お伝えしたとおり。実は,このプレゼンが終わった後,筆者に少し空き時間ができたのだ。
 そこで,発表されてから気になって気になって夜も眠れなかった「ダイイングライト」PC / PS4 / PS3 / Xbox One / Xbox 360)を触らせてほしい,そしてインプレッションを書かせてほしいと,同作でゲームデザイナーを務めるMaciej Binkowski氏に頼んだところ,あっさりと許可が下りた。

 というわけで本稿では,「Dead Island」(PC / PS3 / Xbox 360)でお馴染みのTechlandが開発するゾンビサバイバルゲーム「ダイイングライト」のプレイレポートをお届けしよう。

画像集#002のサムネイル/[TGS 2014]フリーランが楽しいゾンビサバイバルゲーム「ダイイングライト」のプレイレポートをお届け

 まずは本作の概要から説明しよう。「ダイイングライト」は,未知の細菌によって“ゾンビアウトブレイク”が引き起こされた世界を舞台にした作品だ。プレイヤーは,ゾンビで溢れかえった街を探索して,1日でも長く生き延びるための糸口を見つけていくことになる。

画像集#003のサムネイル/[TGS 2014]フリーランが楽しいゾンビサバイバルゲーム「ダイイングライト」のプレイレポートをお届け

 ゲームが始まるとBinkowski氏から,開発機版(Windows上で動いていた)なので自由に動いてもらってかまわないと言われたので,気になる要素を1つずつ確認する形でゲームを進めていった。
 まず気になるのは,「Dead Island」との違いについてだ。操作した感覚やグラフィックスなどは同作に非常に似ていたが,Binkowski氏は「Dead Island」との違いは自由度にあると言う。
 「Dead Island」も十分自由度が高かった気がしたが,「ダイイングライト」でいう自由度とは,オープンワールドというだけではなく,プレイヤーが望んだ場所に行くための移動手段を指しているようだ。

画像集#004のサムネイル/[TGS 2014]フリーランが楽しいゾンビサバイバルゲーム「ダイイングライト」のプレイレポートをお届け

 たとえば,ゾンビに追われていて建物の屋上に避難したいと思ったら,わざわざ階段を使わずとも,壁の出っ張りを伝ったり,ゾンビの頭を踏み台にしたりして登ることができるのだ。とくに後者のアクションは非常にかっこ良く,慣れてきた頃にはゾンビが踏み台にしか見えなくなっていた。
 ほかにも,キャラクターの身長より若干高いくらいのフェンスならば,簡単に乗り越えることができるし,衝撃を緩和するものが置いてあれば,屋根から飛び降りても大丈夫といった感じで,「アサシン クリード」や「ミラーズエッジ」を彷彿とさせるフリーランシステムが用意されているのだ。

画像集#005のサムネイル/[TGS 2014]フリーランが楽しいゾンビサバイバルゲーム「ダイイングライト」のプレイレポートをお届け

 ゲーム内の世界には,昼と夜の概念があり,夜になると通常よりも強力なゾンビが徘徊し始め,ゲーム性が一変する。夜になって凶暴化したゾンビ達と戦うのは非常に危険なため,奴らに気づかれないよう,息を潜ませながら移動する必要があるのだが,暗いと視界が悪いため,ゾンビを避けて移動するのがなかなか難しい。
 昼間は,ゾンビを踏み台にしてあんなにはしゃげたのに,夜になると完全なステルスプレイが要求されるという,このギャップがまた面白いところ。

画像集#006のサムネイル/[TGS 2014]フリーランが楽しいゾンビサバイバルゲーム「ダイイングライト」のプレイレポートをお届け

 「Dead Island」を踏襲したシステムの1つにクラフトが挙げられる。本作では,拾ったアイテム同士を組み合わせて強力な武器を作ることが可能で,本作の魅力の1つにもなっている。有刺鉄線が巻かれたレンチや,釘を打ちこんだバットなど,種類は豊富なうえ,それぞれに固有アクションも用意されており,ゾンビを真っ二つにしたり,頭を砕いたりといった爽快感抜群のキルムーブが楽しめるのだ。

画像集#007のサムネイル/[TGS 2014]フリーランが楽しいゾンビサバイバルゲーム「ダイイングライト」のプレイレポートをお届け

 真っ二つになったゾンビをみて気になったのが,日本語版の規制についてだ。Binkowski氏に聞いたところ,詳しくは言えないが規制は入るとのこと。まあそうですよね,といったところで時間が来てしまったので,ここでプレイは終了となった。

 国内版「ダイイングライト」は2015年内に発売される予定だ。北米の発売日である2015年1月27日からあまり日をあけずにプレイできることを祈りつつ,具体的な発売日を含めた続報に期待しよう。

「ダイイングライト」公式サイト

4Gamer「東京ゲームショウ2014」特設サイト

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