スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,見習い魔法使いのルーミアを宝箱まで導くAndroid向けシミュレーションゲーム「
ルーミアのたからさがし」を紹介しよう。絵本から飛び出したかのような,ほのぼのとした世界観が魅力的な作品だ。
ダウンロードは無料でアプリ内課金もない。すでに配信されているPC版に,ステージが追加された内容となっている
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各ステージでは,ルーミアをタップすることでゲームがスタートする。ルーミアは右方向に自動前進するが,ゲーム開始前に画面下の
“行動アイコン”をステージ上に設置することで,ジャンプや方向転換など,さまざまな行動を行うようになる。ゴールまでのルートを計算しつつ,行動アイコンを設置していくのが本作の醍醐味だ。
ちなみに,ステージはグリッド表示されており,半マス分の高さの段差ならばジャンプせずとも自動で登ってくれるので,うまく活用するといいだろう。
ステージ上には,行動アイコンだけでなく,瞬間移動する魔法陣をはじめ,さまざまなギミックも登場する
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行動アイコンは,先述したジャンプや方向転換といった基本的なものから,障害物を破壊できる火球や足場となる氷塊を召喚するものなど,ステージによってさまざまな種類が登場する。なお,ステージに用意されたすべての行動アイコンを使う必要はなく,クリア方法は複数用意されているようだ。
見習いとはいえ魔法使い。ちょっとぐらいの距離ならば,ほうきに乗って空中移動もできるのだ。なお,ステージごとに制限時間が定められているので,できるだけ最短ルートでのクリアを考えよう
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トライ&エラーを繰り返しながら進めていくという本作の性質上,
早送り機能がない点は少しだけ気にはなったが,それもほのぼのとした世界観の演出に一役買っているともいえる。シミュレーションゲーム好きだけでなく,パズルが好きな人もきっと楽しめる作品なので,気になった人はさっそくプレイしてみてほしい。
無事に宝箱までたどり着くことができればゴール。ちょっとしたストーリーが展開され,新たなステージが開放される
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著者紹介:げっつ☆先生
ゲーム系フリーライター兼イラストレーターでマンガ描き。ゲーセンに入り浸るか家でゲームをやるかアニメを見るかで悩む毎日だが,隙あらば魔女っ子にも思いを馳せる。ゲーム音楽が大好きすぎ。