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「ガンダムブレイカーモバイル」先行プレイレポート。自分だけの機体を作って戦う“ガンプラバトル”がどこでも楽しめる
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印刷2019/07/02 16:06

プレイレポート

「ガンダムブレイカーモバイル」先行プレイレポート。自分だけの機体を作って戦う“ガンプラバトル”がどこでも楽しめる

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 バンダイナムコエンターテインメントが今夏配信予定のスマートフォン向け新作アプリ「ガンダムブレイカーモバイル」iOS / Android。以下,ガンブレ)は,ガンダムのプラモデル=ガンプラを作って戦う「ガンプラバトル」を題材とした3Dアクションゲームだ。主にコンシューマで展開されてきたあの人気シリーズが,新たにスマートフォンでも展開される。
 今回は,そんなファン待望のシリーズ最新作を,いち早くプレイする機会を得られたので,ゲームの概要とプレイインプレッションをお届けしよう。


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ガンプラにかける青春!


 ゲームの主人公は,ひょんなことからガンプラ部に入部することになった高校生だ。ヒロインのミヤマ・サナとの出会いをきっかけに,熱いガンプラバトルの世界へと足を踏み入れることになる。

人気イラストレーターのtaiki氏がデザインした魅力的なキャラクターたちが織り成すオリジナル青春ガンプラストーリー。バトルの合間に挟まれるアドベンチャーパートでは選択肢によって会話が変わる場面も
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 実はこのオリジナルストーリーでは,大河原邦男氏,安田 朗氏らがデザインするオリジナル機体も作中に登場する。ガンダム史に名を残すビッグネームの両名が新たにデザインする機体となれば,ガンダムファンならぜひともチェックしておきたいところだ。

オリジナル機体の1つがガンダムアルテミス。大河原氏が過去に手がけた機体の意匠がそこかしこに盛り込まれている
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スマホで遊ぶことに最適化されたガンプラバトル


 続いて,気になるバトルシステムを見ていこう。

 本作のバトルは従来のシリーズと同様の3Dアクションとなっている。基本操作はスマートフォンの操作体系に合わせてアレンジされており,スワイプで移動,フリックでステップ回避ができる。同じ方向に続けて2回フリックすると,バーニアで高速移動が可能だ(前後のみ)。

 敵に接近すると自動で近接攻撃が発動し,近接攻撃中に画面をダブルタップすると,強格闘と呼ばれるコンボフィニッシュにつながる。

ステップをうまく利用すれば高機動戦闘が可能。強格闘ではハデな演出も見られる
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 このほか射撃武器やパーツ固有技「EXSkill」の使用,ターゲット切り替え,ガードはそれぞれボタン操作で行う。

 「EXSkill」は特定のパーツを装備すると使えるようになる必殺技のようなものだ。中には,原作アニメ内での活躍が再現されている。

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 操作面で面白いのは,ニュートラル時の動作を切り替える「GO」「STAY」というシフトボタンが用意されている点だ。操作をしていないとき,「STAY」だとその場に立ち止まるのだが,「GO」の状態だと画面に触れなくともターゲットした敵の方向へと自動で移動するようになる。これにより,片手持ちでも移動しながら射撃ができるのだ。スマートフォンでプレイすることを細かいところまで考えられている印象である。

 このほかオート操作機能も搭載されているため,アクションの苦手な人も安心だろう。周回プレイで経験値を稼いだり,パーツを集めたりしたいときにも役立ちそうだ。

「STAY」では移動せずにそのまま。「GO」を選ぶとターゲットに向かって自動移動するため,立ち止まらずにほかの操作に専念できる
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 コンシューマ向けに展開された過去のシリーズと比べると,アクションは簡略化されているように見えるが,実際にプレイしてみるとこのシンプルさが片手での操作にはちょうどいい。操作ミスも起こりづらく,スマホアプリとして最適化された3Dアクションとなっていると感じられた。僚機や救援機とともに手強いボスキャラクターと戦うときの感覚は,見た目以上にガンブレらしさが伝わってくる仕上がりとなっている。


ガンプラビルドで作る楽しさ,見せる喜び


 バトルと並んで「ガンブレ」の要(かなめ)となるのが,操作機体を自分で組み立てるガンプラビルドの要素だ。

 本作のガンプラビルドはシリーズを踏襲しており,頭部,胴体,腕部,脚部,バックパックといったパーツを自由に選んで機体を組み立てられる。もちろん近接武器や射撃武器,シールドもそれぞれ好きなものを装備させることが可能だ。

変更したいパーツを選ぶと候補パーツの一覧に切り替わる。片手操作でもスムーズにカスタム可能だ
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 加えて本作では「AIパイロット」というパーツが追加されており,歴代ガンダム作品に登場したパイロットたちをAIとして機体に登録できる。「AIパイロット」には,ほかのパーツと同様にパラメータやパーツ特性が設定されており,機体性能を左右する大きな要素となっている。

歴代ガンダム作品に登場した主人公やライバルパイロットなど,さまざまなキャラクターたちが登場
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パーツは基本的にガシャで排出されるが,バトルの報酬でも獲得できる
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 なお各パーツには耐久力や格闘攻撃力,射撃攻撃力といったパラメータが設定されており,その合計値が最終的な機体性能となる。バトルで経験値を得たり,経験値アイテムを使用したりしてパーツのレベルを上げていけば,ガンプラが強化されていく。

 レベル上限はパーツのレアリティごとに決まっているが,ゲーム内で素材を集めて「覚醒」を行うと,パーツのレアリティをアップすることも可能だ。

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 あらゆるパーツが最高レアリティまで育成できるため,最終的にはパーツのレアリティから生じる格差を気にせず,自分の使いたいパーツで自由に最強のガンプラを目指すことができそうだ。

序盤のミッションでドロップするパーツも,ひたすら育てていけばガチャで入手した高レアパーツに負けない強さになった
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 パーツには,戦闘中に使用できる「EXSkill」,単体で効果が発生する「パーツ特性」,5つ揃えることで発動する「ワードタグ」や「属性」といったさまざまな要素が用意されている。こうしたパーツ固有の能力とステータス,さらには見た目も吟味しながらパーツを選んでビルドを組み上げていく楽しみは,まさに「ガンダムブレイカー」シリーズならではだ。シリーズファンも納得の奥深いガンプラビルドを味わえるはず。

 パーツと言えば,気になるのが収録機体数だろう。本作の場合,配信開始時点では約50機程度だが,毎月約10体のペースで機体が追加されていく予定とのこと。

 パーツ選びが終わったら,仕上げはシリーズでおなじみの塗装となるが,本作ではあらかじめ用意された塗り分けのパターンを各パーツごとに適用していくシステムになった。

 部位ごとの塗り分けができた過去のシリーズでは,凝り始めると恐ろしい勢いで時間が溶けていったが,本作ではより手軽に,かっこいいパターンで塗り分けられる。サクサク遊びたいスマホアプリに適した塗装方式と言えるだろう。

パーツをコンプリートした機体が増えるほど,塗装時に選べるカラープリセットの種類も増えていく。マーキングを追加することも可能だ
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 こうしてビルドしたガンプラは9体まで保存できる。保存した機体はガンプラバトルにおける自機として使用するだけでなく,僚機としてバトルに連れて行ったり,「フォトスタジオ」で写真を撮影して遊んだりできる。「オンラインエントリー」に登録すれば,ほかのプレイヤーのゲーム内に救援機や乱入機として登場させられるのも面白い機能だ。
 お気に入りのガンプラを組んだら誰かに見せたくなるという,ガンプラビルダーなら誰もが持つ欲求をこのうえなく的確に満たしてくれる。

「フォトスタジオ」ではポージングと背景選択のほか,コメントの挿入やフィルターの利用も可能だった
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 スマホで登場する新たなガンブレは,「ガンプラバトル」の原点に立ち返り,バトルとビルドの根源的な楽しみをスマートフォンというフォーマットに落とし込まれていた。自分で作った機体がスマホの画面狭しと動き回る姿は,初体験のプレイヤーには感動と衝撃を与え,シリーズのファンには初めてガンプラバトルに触れたときの喜びを思い起こさせてくれることだろう。

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 ちなみに今回の先行プレイで実際には体験できなかったが,さらなる要素として「フォトスタジオ」のTwitter共有機能も用意されていることだけは確認できた。本作に興味を持った人は,きたるガンプラバトルのアツい盛り上がりに備えよう。

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※画像は開発中のものです。実際のゲーム内容とは異なる場合があります。
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