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「The Last Oricru」プレイレポート。不死の主人公が戦争の行方を決めるストーリー重視のアクションRPG
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印刷2022/11/03 12:00

プレイレポート

「The Last Oricru」プレイレポート。不死の主人公が戦争の行方を決めるストーリー重視のアクションRPG

 2022年10月13日にPrime Matterが発売した「The Last Oricru」PC / PS5 / Xbox Series X)。本作は,ストーリーに重点を置いた三人称視点のアクションRPGだ。SFとファンタジーが入り混じった世界設定や,ソウルライクなバトルを特徴として謳うタイトルとなっている。
 プレイヤーは,2つの種族が争う惑星で目を覚ました地球人として,ストーリーの中でさまざまな選択をくり返し,物語に影響を与えていく。

 本稿では,ストーリー分岐の仕組みや,アクションバトルの手触りなどについて紹介していこう。

メニュー画面では,直前にプレイしていたデータの装備がキャラに反映される
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裏切りもやむなし? 不死となった主人公の過酷すぎる冒険


 まずは,本作中盤までの簡単なストーリーと,選択による物語分岐について紹介していこう。

 主人公は生命維持装置のようなポッドで目覚めるが,いきなり得体のしれない化物に腹を貫かれるという,悲惨な目に遭ってしまう。

 死んだかと思われた主人公は,なぜか寺院のような場所で目を覚まし,自分が誰なのかも含めてポッドで目覚める以前の記憶を失っていることに気づく。そこに現れたマルティス総主教という人物は「最後は弱き者が立ち上がったか」と軽く煽りを入れつつ,主人公が不死の存在であることを告げる。そして主人公は詳しい状況も把握できないまま,シルヴァーという名前を与えられ,「死をくり返したくなければ訓練をしろ」と,マルティス総主教に言われるがままに戦士としての道を歩み始めていく。

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 ゲームの舞台となるのは,ナボルという人に近い種族と,ラットキンと呼ばれるネズミのような種族が生息する惑星だ。ナボルには女王がいて,いわゆる中世風の文化的生活を送っており,ラットキンは奴隷のような立場を強いられている。

 それに対してラットキン側が反旗を翻し,ナボルvs.ラットキンの種族間戦争が勃発するというのがゲーム冒頭の状況だ。そこでプレイヤーは数々の選択をくり返すことで,ナボル側につくか,ラットキンに味方をするかを決めることになる。

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ナボルのリーダーである女王ハドリアーナ。彼女に与するかどうかで,ストーリーは分岐していく
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ラットキンは虐げられていることもあってか,攻撃的な言動が目立ち,ナボルに強い憎しみを抱いている

 一見すると中世ファンタジーそのものなのだが,そこにSF要素も絡んでくるのが本作の見どころで,近未来風の機械が置いてあったり,巨大な円形の宇宙船のようなものまで存在している。

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 ナボルとラットキンに関わり,プレイヤーの行動や選択でストーリーが分岐していく本作だが,単純にナボルルート,ラットキンルートと2パターンに分かれているわけではない。選択によって両者との関係値が変わっていき,この数値によってストーリーが変動していくのがポイントだ。

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チュートリアル時点から,稽古がてらラットキンを処刑しろと命じられる主人公
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プレイヤーの決断に応じて,どちらかの関係値が低下,あるいは上昇する

 例えば序盤だと,主人公の元に女王が訪れる場面で大きく関係値が動くことになる。ナボルの世界では電気が忌避されているようで,寺院が電光の武器を隠し持っているという噂を聞きつけた女王がやってくる。マルティス総主教は主人公にその武器を隠すよう命じる。

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 ここで電光の武器を隠すのに失敗した場合は,その行動を女王に咎められてナボルとの関係値が低下。さらに牢屋に放り込まれてしまう。電光の武器を隠すのに成功した場合,その後,女王に隠したことを報告するかどうかを選ぶことになる。

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 筆者は武器を隠すことに成功し,この選択をすることになった。初対面の女王と,短い時間ではあるが記憶のない自分に目標(ミッション)を与えてくれたマルティス総主教たち。どちらを選ぶかなど悩むまでもない……と思ったが,「弱き者」や「期待していなかった」など,主人公を馬鹿にする言葉の数々を思い出し,「コイツ,隠し扉に武器を隠してましたよ!」と真実を話してしまった。これにより女王の評価は上がり,ナボル側の兵士として牢屋の見張りをすることになったが,とある人物がさっそく死んでしまうことに。
 なお,女王に嘘の報告をした場合は,やはり牢屋に放り込まれてしまうのだが,電光の武器は没収されず,あとから隠し場所の扉を開けて回収できる。回収は必須ではないが,武器を隠したという行動,嘘をつく選択を行ったという経緯が影響した一例と言えるだろう。

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 また,女王の来訪前に寺院でラットキンを手助けをしていた場合,牢屋から脱出したあとに,ラットキン陣営の革命に参加を要請される。どちらにも認められなければ,両陣営から攻撃を受ける状態になってしまうなど,プレイヤーの行動や選択が複雑に絡み合って物語は展開していく。

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 さて,筆者のプレイでは女王の兵士となった主人公は,そこそこ忠実にナボルに従って動いたのだが,道中で怪我をしているラットキンを助けるといったことが,後々ラットキン側の信用を得るのに役立つこともあった。ほかにも,ボスとして登場したラットキン側の将軍との戦闘中,その場で殺すか見逃すかを選ぶなど,さまざまな場所で選択肢は発生する。

 世界を見ていく中で何が正しいのか,真実なのかを自分なりに見極めて決断していくというのが,本作の醍醐味と言えよう。

まさかのボス戦途中にストーリー分岐。エッセンス(経験値)目当てで殺害するか迷ったが,平和的に見逃すことにした
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 また,惑星にはシルヴァー以外にも3人の地球人が存在している。ナボル陣営のブライアン,ラットキン保護に熱を上げるペトラ,そして暗躍するマルコだ。どの陣営に味方するかによって,彼らとの関係も変化していく。

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 本作では多くのキャラクターが自分の意志,思惑を優先して動いており,とんでもないタイミングで裏切りを提案してくることもある。さまざまな選択の末,ナボルとラットキンの和平実現まで後一歩というところで「女王を暗殺しませんか?」と持ち掛けられたときは,さすがに少し引いた。

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 ただ,最初こそ和平を目指していても,途中で別の道を模索したくなることは,しばしばある。というのも,この惑星では思いやりや倫理観が育まれなかったのか,地球人的にはバッドコミュニケーションを連発してくるので,ついつい裏切りたくなってしまうのだ。例えば,シルヴァーが不死と知ると「なら,お前が何回も死んで活路を開け」と血も涙もない命令を下してくるので,コイツだけは生かしておけないという気分に……。

いいわけないだろ,と突っ込みたくなったセリフ
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 ストーリー中盤では,ナボルかラットキンのどちらかが一時的な勝者となり街を制圧することになるのだが……そこでプレイヤーはこれまで選択してきた1つの結果を目の当たりにすることになる。ナボルが勝てば,今までと変わらずラットキンが奴隷として扱われ,ラットキン側が勝利すると街中での立場は逆転。ナボル側の人間の多くは惨殺されており,その死体や戦いのあとがそこかしこに残る,悲惨な光景になっている。どちらを選んでもベストとは言い難い光景だ。

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 こうして,中盤までは王道の中世ファンタジー,そこからSF要素や第三勢力などが絡み,より複雑な世界観になっていく。そもそも,なぜシルヴァーたちはこの惑星にいるのか。ナボルとラットキンの争いはどのような決着を見るのか。その行方を追いつつ,真実に迫っていくのだ。
 どんな行動や選択をとっても,何かしらのエンディングには必ず到達するので,何周もして,どのように主人公を含めたキャラクターの未来が変わっていくのか,そのストーリーを見届けることが本作の楽しみ方になるだろ。

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強い武器を発見して世界を変えていくハクスラ味のあるアクション


 ゲームシステムは,いわゆるソウルライク系のアクションRPGをプレイしたことがある人には馴染み深い形式だ。全身の装備やアクセサリー,両手の武器などをセットして敵と戦うシステムは,説明抜きでも直感的に理解できるだろう。

 ステータスは生命力(HP),意志力(マナ。いわゆるMP),活力(スタミナ),強靭性,機敏性,知力の6種類で,溜まったエッセンス(経験値)をターミナルと呼ばれる機械で消費して数値とレベルを上げていく。基本的に,強靭性と機敏性は物理攻撃に,知力は魔法攻撃に影響すると思えばいい。また,この3つはそれぞれ武器装備の必要条件にもなっている。

装備には重量の要素もあるので,重装備にしすぎると動きが鈍くなる
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 アクションはいずれの武器でも2種類使用でき,通常攻撃と強攻撃(もしくは特殊能力や,バフなどの強化スキル)に分けられている。強攻撃は予備動作が長かったり,スタミナ消費量が多かったりといったリスクがありつつも高威力を叩き出せる。

 ステージ内には,いたるところに敵が潜んでいるので,無理に先に進まず,安全に戦えるところに敵を誘導して,攻撃を回避やガードしつつ,隙を見てこちらの攻撃を仕掛けていくのがいい。回復手段であるポーションは使用回数の最大値が存在するため,極力被弾を避けて戦うのがセオリーだ。

ポーションの最大値は目標のクリアや宝箱のようなものから入手して増やせるが,その数は限られている。回数はターミナルに触れると回復するが,道中の敵はもちろん復活する
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 魔法を扱う武器は,攻撃するたびにスタミナに加えてマナも消費する。ちなみに魔法も武器ごとに2種類用意されており,ステータスの条件さえクリアしていれば使用できる。遠距離から一方的に攻撃できるぶん安全かつ強力ではあるものの,マナが枯渇すると途端に戦いにくくなるのが魔法タイプの難しいところだ。

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 マナの回復手段は少しユニークな形式で,吸収の効果を持つ近接武器で敵を叩くことで回復できる。魔法使いなのに近接攻撃を仕掛けてMPを回復する必要があるリスクと,マナさえあれば遠距離から安全に戦えるメリット。どの敵でマナ回復を狙うかといった駆け引きが生じるのが,魔法特化型の手応えを感じるポイントになるだろう。

魔法を使わない武器も,特殊能力やバフを使用するときにマナを消費するものがある。必要に応じてマナを回復したいところだ
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 本作をバトル面から見ると,高難度の部類に入るだろう。弱い敵でも油断して囲まれれば一方的に殴られてやられるし,余裕で勝てる戦闘でヒヤッとする場面と度々遭遇した。

 とくに死因として多いのが,特定の敵が使ってくるスタミナ全奪取の攻撃。敵の突進を食らって転倒&スタミナが0になり,そのまま逃げることが困難になってボコボコにされるという悲劇に何度か見舞われた。分かっていれば油断せずに対処できるのだが,突然スタミナが奪われると焦ってしまう。

突進で転倒からの囲まれて殴られるパターン。画面外から突っ込まれるとメチャクチャ焦る
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 基本的な戦い方は紹介してきた通りだが,本作のバトルシステムだけを見るなら,正直に言ってかなり大味だ。ソウルライクと謳われているが,それに期待してプレイすると「イメージしていたものとは違う」と感じる人は多いかもしれない。敵の空振りを狙ってから反撃される前に倒すだけという単調な戦闘が多く,相手の隙を狙って攻撃するといった駆け引きが生じる場面はほぼなかった。全体的に動きももっさりしているので,序盤はとくに手応えを感じづらい。

 ただ,バトルはハクスラ的な楽しみ方でいいのだと気づくと,一変して楽しくなった。というのも,本作はステージ内で拾える武器が同名でもレアリティに差があり,運がいいとかなり強力な武器が序盤から手に入ってしまう。ボスに勝てなくてインベントリを眺めていて,とんでもない強武器を発見した瞬間に世界が一変。偶然手に入った強武器で苦戦してきた敵に圧勝する,世界を塗り替えていくハクスラテイストに快感を覚えるのが本作の楽しみ方だと感じた。

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HPを吸収でき,シールドにブロックされないという技「サーキュラーブレード」を持つ武器だが,実は通常攻撃もシールドをものともせず殴れてしまう。序盤に手に入ったが,エンディングまでこの武器一本で進められるほどの強さだ
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被弾してもすぐHPを回復できるので,半裸スタイルで身軽に武器を振り回す

 そのため,敵に勝てないから,もっと強い武器を探そう,もっと優秀な武器を狙おうと追求していくと,探索の喜びも増して遊び応えも十分に得られるだろう。NPCキャラクターはそれぞれ異なる武器やアイテムを売ってくれるので,生存させたNPCによって購入できる装備が変わるのも面白い点だ。

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 一方,ステータスを振りなおすシステムがないので,無計画にステータスを振ってしまうと扱える武器が限られてしまうのが,ややネックではあった。武器を使用するのに要求されるステータスも高く,2周目にレベルを引き継ぐ機能などもないため,せっかく手に入ったレア武器を使えずにエンディングまで到達してしまうのは少し残念だ。
 また,ゲーム進行に致命的なものではないが,細かなバグやUIの表示で気になるところも少なくない。エンディングに到達するとラストエリアから出られず,街にも戻れない点も含めて,アップデートでの改善に期待したいところだ。

中盤以降に銃が手に入ったものの,知力がまったく足りなくて結局使えなかった
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 ただ,本作は難度を,プレイヤースキルが求められる「ダーク」モード(要は通常モードだ)と,ストーリーに集中できる低難度の文字通り「ストーリー」モードに切り換えられるので,実のところ2周目を後者で遊べばプレイ自体は非常に楽だった。難度を下げると敵はあまり動かず,ゆっくり攻撃してくるのでほぼ負ける心配はないからだ。
 途中での難度変更も可能なため,2周目はストーリーモードで強い武器を手に入れたり,ある程度レベルを上げたりして,途中からダークモードに戻して遊ぶような形もアリだ。ストーリーを早く進めたい人は,どうしても勝てない厄介なボス戦だけ難度を下げる選択をしてもいいだろう。

 また,本作はCo-opプレイにも対応しており,ふたりで一緒に戦える。難度を下げず,協力して強いボスに挑戦してみても楽しめるはずだ。

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 アクションはやや大味な部分が目立つものの,自分の選択で展開が変わっていくストーリーはやり応えがあり,何周も楽しめる仕組みになっている「The Last Oricru」。ストーリーモードなら3〜4時間ほどで変化を楽しみながらクリアできるので,何度も分岐させて,さまざまな展開を見届けたい人でも手軽にプレイできるくらいのボリュームだ。興味を持った人はぜひ遊んでみよう。

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