バトルロイヤルゲーム「Vampire: The Masquerade - Bloodhunt」，2026年4月28日をもってサービス終了へ

　Sharkmobは，2022年にサービスを開始した基本プレイ無料のバトルロイヤルゲーム「Vampire: The Masquerade - Bloodhunt」（PC / PS5）のサーバーを2026年4月28日をもって停止し，サービスを終了するとアナウンス（リンク）した。


　「Vampire: The Masquerade - Bloodhunt」は，テーブルトークRPG「ワールド・オブ・ダークネス」を原作にするタイトルだ。停戦状態にあったヴァンパイアの血族たちが500年来の掟を放棄したことにより，叛徒（Anarchs）たちがプラハを舞台に激しい抗争を繰り広げるというストーリーが展開する。


　最大45人のプレイヤーが，異なる能力を持つ6つのアーキタイプに分かれたプレイヤーキャラクターを操作し，最後の一人，もしくは3人一組のチームで生き残りをかけて，銃とメレー武器を駆使して戦っていく，三人称視点のアクションゲームになっている。

　根強い人気のIPによる，独特の世界観を持つ「Vampire: The Masquerade - Bloodhunt」だったが，早期アクセス時点で多くのプレイヤー数を獲得することはできず，2023年5月には積極的にアップデートを行わないことが公式サイトでアナウンス（リンク）されていた。


　今回のサービス終了の発表をもって，ゲーム内アイテムを購入するために必要なトークンの販売は終了している。所有済みのトークンは，ストアで引き続き利用可能だ。また，サービス終了後にすべてのプレイヤーデータが削除されることも表明されている。

　「Vampire: The Masquerade - Bloodhunt」は，SteamDBのデータ（リンク）によると，常時250〜500人ほどのプレイヤーがPC版を楽しんでいるようで，プレイ相手を見つけるのは難しくなさそうだ。サービス終了まで約半年ではあるが，気になる人は遊んでみるといいだろう。

「Vampire: The Masquerade - Bloodhunt」公式サイト