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「SFL:Pro-JP 2025 グランドファイナル」,REJECT優勝後インタビュー。試合への準備やシーンの盛り上がりについて聞いた
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印刷2026/02/02 17:57

インタビュー

「SFL:Pro-JP 2025 グランドファイナル」,REJECT優勝後インタビュー。試合への準備やシーンの盛り上がりについて聞いた

 2026年1月31日,パシフィコ横浜にて「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2025」のグランドファイナルが開催された。グランドファイナルの組み合わせとなったのは,プレイオフを勝ち上がったCrazy RaccoonとREJECT。本稿では結果と合わせて,優勝したREJECTへの囲みインタビューを模様をお届けする。

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Crazy Raccoon。左からボンちゃん選手,かずのこ選手,Shuto選手,どぐら選手
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REJECT。左からときど選手,LeShar選手,ふ〜ど選手,ウメハラ選手
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大会ルール。今回からチームメンバー4人全員が最低1回は試合を行う形式に変更されている
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ストリートファイターリーグ2025JP グランドファイナル RESULT


■1巡目
Crazy Raccoon REJECT
先鋒 ●かずのこ(C.ヴァイパー) 〇ふ〜ど(エド)
中堅 〇ボンちゃん(サガット) ●ウメハラ(豪鬼)
大将 ●Shuto(リュウ) 〇LeShar(エド)

■2巡目
Crazy Raccoon REJECT
先鋒 ●かずのこ(C.ヴァイパー) 〇LeShar(エド)
中堅 〇どぐら(エレナ) ●ときど(JP)
大将 ●Shuto(リュウ) 〇ふ〜ど(エド)

■3巡目
Crazy Raccoon REJECT
先鋒 ●かずのこ(C.ヴァイパー) 〇ふ〜ど(エド)
中堅 ●ボンちゃん(サガット) 〇ウメハラ(豪鬼)
大将 ●Shuto(リュウ) 〇LeShar(エド)

試合はふ〜ど選手,LeShar選手という,強豪エド使いふたりを擁するREJECTがペースを握り,3巡目で優勝が決定
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優勝したREJECTは,2026年3月に日本武道館で実施される,「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2025」に進出。北米代表や欧州代表と世界一の座をかけて戦う
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大将として活躍したLeShar選手は,プレイオフ/グランドファイナルMVPに選ばれた
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大会終了後には来期ストリートファイターリーグの年齢制限の緩和,2027年度にアジアリーグの開催,女子リーグの構想などがカプコン代表取締役,辻本春弘氏から語られた
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優勝チームREJECT 囲みインタビュー


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――優勝おめでとうございます。今日はふ〜ど選手とLeShar選手,ふたりのエドをShuto選手に当てて完封できたのが勝因のひとつだったと思うのですが,これは試合前から狙っていた展開だったのでしょうか。

ふ〜ど選手:
 俺とLeSharってキャラはエドで同じなんですけど,動きはけっこう違っているので,どちらかが勝てればいいじゃん? といったリスクを分散するような考えでした。ただ今日はふたりとも勝てた,いい結果が出たって感じです。ふたり掛かりでShuto選手を止めようといった作戦ではなかったですね。

ときど選手:
 今回,ふ〜どはだいたい全員にいけるのと,残り3人がかずのこ選手と戦うの嫌がっていたこともあり,かずのこ選手にはふ〜どにいってもらう気でいました。ぼくはどぐら選手にいけると思っていたので,どぐら選手にぶつけるのは決まっていて,LeSharはShuto選手に,ウメハラさんはボンちゃん選手にといった流れで決まっていきました。
 ふ〜ど対かずのこの組み合わせが軸で,ほかも対応する人は決まっていた感じですね。

――ウメハラ選手をボンちゃん選手にぶつけたのは,Shuto選手よりも相性がいいからでしょうか。

ウメハラ選手:
 そういうわけではなくて,大将じゃないほうにいくつもりでした。ウチの大将はLeSharなので。スパーリングパートナーが充実していたこともあって,準備期間中はサガット戦よりもリュウ戦のほうがやっていたんですけどね。大将にShuto選手が出てきそうだったので,試合の途中からボンちゃんと戦うことになるだろうとは思っていました。

――ふ〜ど選手やときど選手は,今日当たった組み合わせ以外で戦うことは想定していましたか。

ふ〜ど選手:
 俺とLeSharはアウェイでも出る気満々だったので,誰とでも戦うつもりでいましたね。大将はLeSharがダメだったら自分,自分がダメだったらLeSharに出てもらうつもりだったので,全員分の対策をやっていました。

ときど選手:
 ぼくはお恥ずかしながら,どぐら選手の対策に7割割いてました(笑)。

――相手のオーダーは想定どおりでしたか。

ときど選手:
 2巡目でどぐら選手がぼくにきたのが意外だったぐらいですかね?

ふ〜ど選手:
 LeSharにかずのこ選手がいったのも驚きでした。1巡目に俺が勝ってて,しかもけっこういい形で勝っていたので。そこで得た情報は当然LeSharと共有するので,エドには入ってこないだろうと思ったんですけど意外でした。

LeShar選手:
 ぼくはエレナを使っていたときに,JPはけっこう難しい相手だと思っていたので,どぐら選手が出てきてときどさんに勝ったのは驚きました。すごい準備をしてきたんだなと。

――ときど選手とLeShar選手には別のキャラクターを出すという選択肢もありましたが。

ときど選手:
 ケンとJP両方を練習しましたが,対戦する全員にいけそうなのがJPだったので今日のオーダーになりました。JPでけっこう長い期間練習を積ませてもらい,チームメイトにも納得してもらえたので,今回は満を持して出せると。

LeShar選手:
 テリーはエドを使って内容が悪かったときに出す可能性がありました。エドというキャラクターが大会で緊張したらプレイがどんどん悪くなりやすいので。今日はかずのこ選手に1回負けてラウンドを落としたんですけど,内容自体はそんなに悪いとは思わなかったので,最後までエドでいきました。

――ウメハラ選手対ボンちゃん選手は,1巡目はウメハラ選手が敗北,3巡目でリベンジするという流れでした。再戦する前にチームメイトから受けた助言で印象に残ったことがあれば教えてください。

ウメハラ選手:
 ふ〜どから波動拳が機能していないからもっと別の行動を取ったほうがいいんじゃないか,相手は自分から動いていないのでもっとじっくり戦ったほうがいんじゃないかとは言われましたね。ただ2戦目で歩き立ち強パンチが通っていたのは,1戦目でかなり弾を撃っていたからだと思うので,結果として布石になってやりやすかったのはあります。

――昨年の決勝では,LeShar選手がカワノ選手との大将戦で敗れたところから流れが変わってしまいました。今日の試合中に昨年の悪いイメージが頭をよぎることはありませんでしたか。

LeShar選手:
 Shuto選手との最後の試合でありました。ただ,前回敗れたからこそ,再びここに来れましたし,今年はそのときに足りなかったものを探すために海外を回り,結果も残すことができました。すごくいい経験ができたと思っています。

――LeShar選手は試合終了後,Shuto選手と言葉を交わしていましたが,どんな話をしていたのでしょうか。

LeShar選手:
 昨年,ぼくは大将戦を落としてチームが敗北する立ち位置で,Shuto選手は今年同じ立ち位置になってしまいました。その悔しさはだれよりも分かるので,来年は優勝してください,そしてぼくはShuto選手を本当にリスペクトしているので,ぜひスパーリングにも呼んでくださいと伝えました。

――大会終了後に来期は年齢制限が緩和されて15歳からストリートファイターリーグにエントリーできるという発表がありました。15歳あたりの年齢で活躍しそうな選手はいますか。

ウメハラ選手:
 ひなおですかね。

ふ〜ど選手:
 自分もひなおで。

ときど選手:
 taketake-pianoで。

LeShar選手:
 双子とかざぶとんくんはうまいと思います。

――この1年間,環境づくりで力を入れた部分があれば教えてください。

ときど選手:
 人,コミュニティがすごい財産だと思っていて,練習場にいろいろな人が来てくれるようにしていく,というのはぼくなりに考えて組み立ててやってきました。今回はふ〜ど,ウメさんっていう,昔から格闘ゲーム業界にいて,ゲームセンターでやってきたふたりがいたので,そういった空気感の共有はスムーズにできました。

――ウメハラさんがグランドファイナルに出場するのは「ストリートファイター6」になってからは初めてだと思うのですが,会場の大きさやお客さんの数を見て,変化を感じることをありましたか。

ウメハラ選手:
 これまでの大会シーンではあまり感じなかったんですけど,昨日の夜に思うところがありました。下火になったときはあんなに相手にされないコミュニティだったのになぁって,しみじみ思ってしまいましたね。

 正直なところ,どこか麻痺している部分もあると思います。焼け野原のような状況から,少しずつ盛り返し,時間をかけて大きくなってきたので,急に盛り上がったという感覚でもないんですが。それでも,子どもの頃に見ていた景色と比べると,その変わりようには驚かされます。

 実は週に1,2回くらい,「こんな人生でよかったのかな,こんなゲームばかりやる人生でよかったのかな」と思うことがあるんです(笑)。でも,この盛り上がりを目の当たりにすると,そんな生き方を肯定してもらえているような気がするんです。

――あらためて本日はおめでとうございます。ありがとうございました。

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