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「アサシン クリード シャドウズ」,プレイヤーの拠点となる「隠れ里」について解説。住居や施設,小道,家具などをカスタマイズ可能
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「アサシン クリード シャドウズ」は,16世紀後半の日本の戦国時代を舞台に,弥助と奈緒江という出自の異なる2人のキャラクターが主人公となる「アサシン クリード」シリーズ最新作だ。
敵同士だった奈緒江と弥助が出会い,共に大義のためのミッションを遂行していく過程で,2人は「トミコ」という女性に出会う。トミコは伊賀の忍びの協力者だった人物で,摂津・和泉の深い谷間にある村を提供し,この隠れ里を拠点にプレイしていくことになる。
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開発を担当するダニー・サンローレン(Sany St-Laurent)氏によると,プレイヤーは隠れ里を完全にカスタマイズできるという。ストーリーの進展に合わせてカスタマイズオプションが開放され,オープンワールドで見つけたアイテムや資源,そして仲間として加わるNPCの密偵(スカウト)に密輸させる禁制品が村にもたらされ,その資源をベースにして村を拡張していくそうだ。
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拡張できる施設は多様で,以下のようになっている。
メインハウス
・トミコの広間トミコのメインハウスと集会所は,プレイヤーが初めて隠れ里に着いたときにすでに建てられている。この建物は隠れ里の中心的基礎となり,外観を変更できるが,広間の移動や削除はできない。
・厩舎
隠れ里の重要な柱である厩舎は,敵のキャンプや城に備蓄品を密輸するために斥候を使用する能力を解除する。これを行うと,シーズンの終わりに追加のリソースを受け取れる。
・鍛冶場
鍛冶場は,武器や装備をより高いレベルにアップグレードできる。不要な鎧や武器を分解して原材料にしたり,既存の装備に新しい特典を刻印したり,外観や武器をカスタマイズするための「トランスモグ」という機能を利用できたりする。
・隠れ家
隠れ家(原文はKakurega)は,日本各地の隠れ家を購入でき,隠れ里の機能を遠隔地にまで拡張するほか,敵の領土から遠く離れた安全なファストトラベルのポイントになる。密偵の補充や,次のミッションに連れて行く仲間を管理できる。
・研究室
研究室は,密偵が世界地図上で目標物を見つけたときに,密偵部隊の最大数を増やし,検索ゾーンを絞り込み,目標の調査を最適化する。
・道場
道場では,奈緒江と弥助の仲間を訓練でき,仲間のランクが上がり,それぞれ固有スキルの力が増加する。
テーマルーム
・寺隠れ里に寺を追加すると,プレイヤーがワールドマップを冒険する際に獲得できるXP(経験値)の量が増加し,実質的に10%のXPブースターとして機能する。
・神社
プレイヤーが祈りを捧げることで,数分間にわたって「恩恵」と呼ばれる小さなステータスブーストを得る。隠れ里に神社があると,ワールドマップで遭遇するあらゆる神社の恩恵の効果が増大する。
・納戸
寝泊まりしたり,個人の持ち物を保管したりするための一種の兵舎で,使用された偵察兵を呼び戻すコストが低くなる。
・座敷
自分専用の酒室を持つ要素とは別に,座敷は奈緒江と弥助の両方の配給効率(体力回復)を高める効果がある。
・茶室
茶室は配給効率を向上させ,座敷ボーナスと相乗効果をもたらす。
・展示室
プレイヤーが獲得した鎧セットや武器を展示できる場所。ここでは,装備のロードアウトを作成できるようになる。
・ジェネリックルーム
この部屋そのものに用途はないようだが,プレイヤーが獲得した衣装や壁アートなどのコスメティックアイテムを飾るために使われる。
このほかにも,それぞれの部屋に着物をかけるための大衣桁や掛け軸をはじめとしたインテリアデザインも楽しめる。さらに,イヌやネコをなでられることは知られているが,シカのような野生動物を,隠れ里に放ってペットにできるようだ。
発売まで2週間に迫った「アサシン クリード シャドウズ」だが,隠れ里の機能はゲームプレイに大きな価値を生むことになると思われる。
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