美少女が弾幕の嵐で除霊していく，ヴァンサバライクの全方位アクションSTG「宵祓い探偵ミアズマブレイカー」試遊レポート［TGS2024］

　東京ゲームショウ2024のKONAMIブースに，2025年1月16日に発売予定のNintendo Switch用ソフト「宵祓い探偵ミアズマブレイカー」がプレイアブル出展されていた。本稿ではその試遊レポートをお届けしよう。


　「宵祓い探偵ミアズマブレイカー」は，大量に押し寄せる敵を倒していく，爽快感重視の“全方位アクションシューティングゲーム”だ。主人公の「如月 忍」は，表向きは探偵事務所のスタッフとして働いているが，裏の顔は人に災いをもたらす悪霊「ミアズマ」を退治する組織に所属するエージェント。プレイヤーは彼女を操り，深夜にどこからともなく現れるミアズマと戦っていく。


　視点は見下ろし型で，プレイヤーは「通常攻撃」と必殺技扱いの「守護霊攻撃」を駆使して戦う。守護霊攻撃はクールタイムがあり，連続で使用できないので，いつでも撃てる通常攻撃と組み合わせて戦っていくことになる。守護霊攻撃には種類があり，ゲーム開始時に「近接攻撃タイプ」「遠距離攻撃タイプ」「テクニカル攻撃タイプ」のいずれかを選択できる仕組みだ。

守護霊攻撃

　
　倒した敵の魂は「除霊」によって集められる。除霊を発動することで一定範囲内の魂を集められるが，除霊中は一定時間無防備になってしまう。これを利用して，経験値を増やしたり，守護霊攻撃のクールタイムを短縮したりもできる。
　また，覚醒ポイントが一定以上たまると「守護霊覚醒」を発動できる。これを発動することで，守護霊攻撃のクールタイムがなくなるほか，敵の弾を消去したり全画面の除霊を行ったりできるという奥義的なアクションだ。

除霊

守護霊覚醒

　基本的な流れはこんな感じで，ここからは試遊バージョンの内容を解説していく。プレイしたみたところ，爽快感がウリという看板に偽りなく，ワラワラと押し寄せてくる敵を弾幕の嵐で打ち倒していくのが，シンプルに気持ちいい。プレイヤー側の攻撃は最初は当然弱いのだが，ステージを進めていくことでレベルアップし，徐々にド派手な弾幕になっていく。例えるならば「Vampire Survivors」（以下，ヴァンサバ）に近い感覚の気持ちよさだった。


　なお，レベルアップ時には「通常攻撃」や「守護霊攻撃」を強化できる4つの選択肢が出るので，その中から1つを選んで強化の方向性を決めていく。強化の内容は，効果範囲が広がったり，発射数が増えたり，新たなアクションが追加されたり……とさまざまだ。
　選択肢の内容は毎回異なり，出たものの中からやりくりしていくわけだが，そうして自分だけのビルドを作っていくところも“ヴァンサバライク”の楽しさを感じた。


　そして，ミアズマを除霊しながらステージをどんどん進んでいき，最後に出てきたボスの「オオミアズマ」を倒したところで今回の試遊は終了した。プレイ後の感想としては，“カジュアルに遊べる爽快アクション”といった印象で，リプレイ性も高そうな良作だなと感じた。本作は，2025年1月16日のリリースを予定しているので，気になる人は公式サイトで詳細をチェックしておこう。

「宵祓い探偵ミアズマブレイカー」公式サイト

東京ゲームショウ2024公式サイト

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