京都市勧業館みやこめっせで2023年6月28日から30日にかけて,クリプトカンファレンス
「IVS Crypto 2023 KYOTO」が開催された。会場の
「Blockchain Game Center」というエリアには,さまざまなブロックチェーンゲームのブースが並んでいた。
初日に行われたゲーム系大型イベントの,Web3ゲーム特化型のピッチコンテスト
「SHAKE!KYOTO」と,ゲーム特化型ブロックチェーンOasysの
「Oasys Special Event」にも参加していた企業が多く,重複する内容は割愛するので,以下のリンクからそれぞれの記事を参照してほしい。
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2023年6月28日から30日にかけて,起業家や投資家,開発者向けのカンファレンス「IVS 2023 / IVS Crypto 2023」が京都市勧業館みやこめっせで開催されている。YGG Japanが主催する,Web3ゲーム特化型のピッチコンテスト「SHAKE!KYOTO」も併催されたので,本稿ではその模様をお届けしよう。
[2023/06/29 13:55]
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Oasysは2023年6月28日,同社が展開しているゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys」の大型イベント「Oasys Special Event」を京都・二条城で開催し,12プロジェクトおよび5つのVerseの情報を公開した。本稿では会場の模様や,ゲーム関連の主な発表内容についてお届けする。
[2023/06/29 11:14]
韓国のRing Gamesが運営する「ステラファンタジー」のブースには,コスプレイヤーのAza Miyukoさん(外部リンク)が登場。“紅蓮の見習い騎士”こと「ルビー」の衣装だ
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Oasys Special Eventが行われた二条城でも,写真を撮らせてもらった
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「PROJECT XENO」(iOS / Android)のブースでは,アンバサダーを務めるYouTuberヒカルさんの動画が流れていた
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エイチームエンターテインメントのブースでは,8月にリリース予定のブロックチェーンゲーム
「Crypt Busters」(
BROWSER /
Android)を試遊できたので紹介しておこう。
本作は,クリーチャーあふれる終末世界を舞台とし,
「Vampire Survivors」系のゲームシステム(
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Polygonというブロックチェーン上で展開され,ゲーム内にはユーティリティトークン
「Blood Quartz」を獲得できる仕組みもあるので,本格的なPlay to Earn(遊んで稼ぐ)タイトルという印象だ。
一番簡単な設定なので,序盤の敵は少なめ。経験値(緑の玉)を集めながら戦っていく
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レベルアップ時には3つの選択肢から1つ選んでキャラクターを強化する
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途中でゲームオーバーになってしまったが,落ち着いてプレイすればクリアできそうだ
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上の画像は,1キャラクターを手動で操作する
サバイバルモードを遊んでいる様子だ。1日に3回までプレイでき,1回のプレイ時間は約15分だという。ブロックチェーンゲームは,回数制限によってトークンの流通量を管理しているものが多い。1日に約45分プレイできるのは,ほかのブロックチェーンゲームと比較してやや長めで,ゲーマー向けだと感じた。
また,1日のプレイ上限に達した後も,時間制限のない
オートプレイモードが楽しめる。
オートプレイモードはブラウザ版で体験。キャラクターが多いので派手な絵面だ
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このモードは,兵士や戦闘車両のNFTで部隊(最大12体)を編成して出撃する。何かほかの作業をしながらプレイすることを想定しているそうだ。戦闘は自動で行われるが,定期的に手動でキャラクターを回復する必要があるので,完全に放置することはできない。また,バックグラウンドでは進行しないという。
詳しい仕様は,公式サイトのホワイトペーパー(
外部リンク)にも記載されているので,興味のある人はチェックしておこう。
手動の必殺技も存在。30分に1回使用できるようだ
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