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USJ×「モンスターハンターワイルズ」コラボが期間限定で開催中。獣人族モリバーのアジトをモチーフにしたコラボレストランと,ARスタンプラリーを体験してきた
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本稿では,開催に先駆けて行われたプレスプレビューの模様をお伝えする。記事の最後には,「モンスターハンター」シリーズ プロデューサーの辻本良三氏に対する囲み取材の模様も掲載しているので,興味のある人はチェックをお忘れなく。
コラボレストラン「モンスターハンターワイルズ 〜モリバーの宴〜」
USJのスペシャルイベント「ユニバーサル・クールジャパン」は,2025年で10周年を迎えた。今回のコラボレストランは,そのアニバーサリーイヤーのフィナーレとして,ジュラシック・パークエリアのロストワールド・レストランで開催。店内はゲーム内のフィールド「緋の森」にある獣人族モリバーのアジトをモチーフにした装飾が施されている。
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提供されるコラボメニューは,ゲーム内の素材やフィールドの特徴を生かした焚き火料理3種類とキッズ向けのセット1種類,ドリンク1種類,スイーツ2種類が用意されている。今回,筆者に提供された「モンスターハンターワイルズ×USJ限定コースターセット」は,ローストビーフや海老のフリッター,そしてスージャ料理風のスペアリブといった,ゲーム内に登場する各集落からの“食事のお誘い”で振る舞われる料理がズラリ。クナファチーズをインスパイアしたチーズソースもあり,手でちぎったフォカッチャをディップして口に運べば,ハンター飯を豪快にかぶりついている気分になれる。
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ARスタンプラリー「特別調査クエスト『環境生物と大型モンスターの生態調査』」
ARスタンプラリーはスマートフォンを所持していれば誰でも参加可能で,参加者は特別調査員となり,パーク内に迷い込んだゲーム内の環境生物を探す特別調査クエストに挑戦する。スタート地点は上記のコラボレストラン入り口で,掲示された二次元コードをスマホで読み込むとクエスト開始。表示されるオトモアイルーのメッセージと調査リストを頼りにパーク内を散策し,「大回復ミツムシ」などの環境生物を探し出していく。
すべての調査を完了すると,ゲーム内で使用できるオトモ装備「蒼宙モリバー」と,チャーム「ごきげんババコンカー」の特典コードが後日無料で配信される。
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「モンスターハンター」シリーズ プロデューサーの辻本良三氏囲みインタビュー
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──今回のコラボが実現した経緯を教えてください。
辻本良三氏(以下,辻本氏):
USJさんのスタッフの方に「モンスターハンター」の熱心なファンがいらっしゃいまして,毎回コラボするたびにいろいろ発案してくださるのですが,今回は「モンスターハンターワイルズ」で初めて登場したモリバーと,彼らがアジトで開く宴を再現するというアイデアを出してもらえたんです。すぐに「やりましょう」とお返事しました。新キャラクターにスポットを当ててくださったこと,そしてゲームに深い理解を示してくださったことに,僕も含めてスタッフ全員が喜んでいます。
──再現されたモリバーのアジトを実際に見ていかがでしたか。
辻本氏:
本当に深い理解のうえで再現されていると感じますし,映像も新しく作っていただけたので,非常に満足しています。
──コラボメニューの感想をお願いします。
辻本氏:
ゲームの中に出てくる料理を再現していただいたわけですけれども,実際に食べたら「こんな味がするんだ」と。USJを訪れた皆さんはパーク内を歩き回ると思いますので,このコラボメニューを食べていただいて,ハンターみたいにパワーをつけてもらえると嬉しいです。
──メニューの中で,気に入った料理やインパクトのあった料理はありますか。
辻本氏:
チーズですね。ゲーム内に登場する村の1つの名産がチーズなのですが,かなりトロリとした表現を施しているんです。そのトロリとした感じをしっかり再現していただけたことが印象に残りました。
──ゲーム本編に登場する食事のメニューは,どのようなイメージで作っていったのでしょうか。
辻本氏:
ゲーム内の食事のテーマは,「素朴だけど,美味しそうな料理」です。そのため,素材を生かしたものが多かったりします。先ほどのチーズもそうなんですが,すごく素朴なはずなのに,とても美味しそうに見える,美味しそうに感じるという表現を目指しました。
──これまでUSJと「モンスターハンター」シリーズは何回もコラボしていますが,それらを振り返ってコメントをお願いします。
辻本氏:
USJさんとは2011年からコラボさせていただいています。カプコンの本拠地は大阪ですし,2025年は万博もあって大阪が大きく盛り上がりましたから,このタイミングでまたUSJさんとコラボできたことがすごく嬉しいです。長年一緒にやってきましたから,お互いを理解できていることも強みになっていると思います。次に何をするかというチャレンジ精神を含めて,皆さんにどうやって喜んでいただくか,お互いにアイデアを出し合えるいい関係になっています。
──長年のコラボの中で,ブラッシュアップされてきた部分について教えてください。
辻本氏:
もともと「モンスターハンター」シリーズは,巨大なモンスターというキャラクター性が大きな特徴ですから,最初にそれを再現してもらいました。次はその巨大なモンスターを動かしたい,その次は実際に歩き回らせたい,これまでさまざま提案を実現していただいています。直近では,「モンスターハンターワールド: アイスボーン XR WALK」を共同開発しましたが,正直なところ「よくあんなことできたな」と思うくらい時間がかかりましたし,お互いが良好な関係でなければ実現できなかったと感じています。おかげさまで,体験していただいた皆さんにもすごく好評でした。
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