
企画記事
「学マス」傲慢と怠惰のアイドル「秦谷美鈴」がついに参戦! N.I.Aの新難度“マスター”とともに攻略レポートをお届け
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「学園アイドルマスター」(iOS / Android。以下,学マス)が,2025年5月16日にサービス1周年を迎えてから,はや1週間。
学マスは昨年,抜群の話題性で最高のスタートをきり,「すべての日本企業とコラボする気か?」と思うくらいの怒涛のコラボを展開し,人気アイドルゲームとしての礎を着々と築いてきた。
そして1周年の目玉として,新プロデュースアイドル「秦谷美鈴(はたや みすず)」と,N.I.Aシナリオの新難度「マスター」が実装された。プロデューサーからすれば,町中華で頼む「ラーメンチャーハンセット」ばりに満足度が高い,ボリュームたっぷりの贈り物である。
おかげで毎日,とっても時間が足りない!
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読者のなかには,すでに新要素を遊び尽くした人もいるだろう。一方,プロデュースの攻略方針がさらに増えたことで,担当編集のように「理屈は分かるが答えが分からん」と“見”に回った人もいるだろう。
というわけで本稿では,Pアイドルとしての美鈴の扱い方を解説したあと,N.I.Aマスターがどんなものかを説明していく。
準備できたなら,2年目も邁進あそばせだっ!
清楚でおっとりな和風美少女――
学マスの味付けを足すと,傲慢で素行最悪のアイドルに
こちらで休んでいきませんか。」
★プロフィール
初星学園 高等部 アイドル科,1年2組の秦谷美鈴は,アイドルの確かな才能と実力を合わせ持った少女だ。美鈴はアイドル活動4年目の進学組で,かつては月村手毬,賀陽燐羽とアイドルユニット「Syng Up!」を結成し,中等部No.1ユニットとして評価されていた。しかし,メンバー同士のごたつきによりユニットは解散。手毬とも仲違いし,高等部に進学してからはみなソロ活動をしている。
美鈴は見かけだと落ち着きを感じさせる清楚な美少女だが,学マスにそんなシンプルな属性の子が登場するわけがない。以下のレーダーチャートを見てほしい。「傲慢さ」が最大で,「素行」が最低である。こんな属性はヤンキー漫画でしかヨシとされないだろ。
彼女は当初,「手毬のことが大好きな謎のおっとり美少女」と見られていた。なんなら広・千奈・佑芽と同じクラスということで,1年生の落ちこぼれトリオのストッパー役とも推測されていた。だがその実態は,アクセルとアクセルとアクセルにニトロが追加されただけであった。
といった素行不良な美鈴だが,彼女も当然ながら,知れば知るほどに魅力的な一面が浮かび上がってくる。内面に関しては「シナリオ見ろ!」以外のアドバイスは必要ないだろうから,ぜひとも見ろ。
美鈴とこれから出会うという人は,インパクトにヤラれるぞ。
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★プロデュース方針について
ここからはプロデュースにおける美鈴について解説する。未経験者ならびに初心者にはチンプンカンプンだと思うので,その場合は記事最下部の“この1年でこれでもかと書いてきた攻略解説記事”で基礎学力を高めてもらうか,美鈴の写真を見て穏やかになっていただきたい。![]() |
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美鈴はプラン:アノマリーのPアイドルだ。おすすめ効果はSSR“ツキノカメ”とR“初”が全力,SR“初”が強気となる。
アノマリーは特性上,全力型と強気型でプレイングが大きく異なる。全力型が特定ターンのためにパズルを組んで戦う方針だとすれば,強気型は全ターンでバランスよく戦っていく方針と言える。
このうち,今回はSSR“ツキノカメ”を主軸に,アノマリー全力型にフォーカスしたときの一例を紹介していく。
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アノマリーはレッスン・試験中,カード効果で「指針」を変え,指針に応じてパラメータや体力消費に関する恩恵を得ていく。
そして従来の指針は強気・温存・全力の計3種であったが,今回の美鈴の実装に伴い,新たな指針「のんびり」が追加された。
のんびりは“特定のカードでのみ発動させられる指針”であり,その効果は温存の3段階目に相当する。まずは仕様を見ていこう。
■のんびり
体力重視の指針。パラメータ上昇量と体力消費量が100%減少。ほかの指針に変更時(温存→強気など),追加効果が発生。
・パラメータ上昇量:−100%
・体力消費量:−100%
・指針変更または解除時:カード使用数+1,固定元気+5
・強気に変更:熱意+10(1ターン限定の集中効果に相当)
・全力に変更:すべてのスキルカードのパラメータ値増加+10
※のんびりは「温存の3段階目」に相当。のんびり→温存は変更不可。温存→のんびりの変更時,温存解除時の効果も未発動
のんびりは温存に属するため,温存状態・効果を参照するギミックも,のんびり状態で発動させられる。
特徴として,のんびり状態のときはいかなるカードを使っても体力消費0で済む。その反面,どんなカードでもパラメータをいっさい上げられない。攻めに転じるには,必ず強気か全力に移行せねばならない。
このとき注目すべきが,のんびりから全力に移ったときの“全カードのパラメータ値を10増加する”という効果だ。
通常,温存→全力のときは,強気変更時と同じく1ターン限定のバフ(熱意)が付与されるが,のんびり→全力のときはデッキ全体を対象に,ターン制限なしの永続バフをかける。バフ量がわずかに感じるかもしれないが,これを積み重ねるのが,ツキノカメ美鈴の勝ち筋となる。
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全力型は実装当初,パラメータを伸ばし続ける手段が少なく,強気型のメインウェポン「総合芸術」を拝借して戦うしかなかった。
しかし,美鈴実装に伴い「全力型向けの新規スキルカード」も一斉に追加されたことで,全力型ならではの戦い方が生まれた。
なお,全力型は「各種効果で全力値を10ため,たまった次のターンに仕込んでいたものを一斉放火する」という仕掛けのため,全プラン・全おすすめ効果のなかでも,とくにパズル的な思考が求められる。
それでも全力型はカードパワーが高いため,通常のプロデュース攻略はテキトーでもわりとなんとかなる。だが,上を目指すためには計算と知識量がモノを言う。ある意味,玄人向けの型と言える。
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まずは全力型の定石について,主力となるスキルカードのうち,開放条件のPLvが低いものをいくつか紹介しておく。
■積み重ね(開放PLv13)
全力値を上げて,さらに温存状態なら自身を保留(※)に移すカード。そのままでも全力型の主力になるが,このカードが真価を発揮するのは,N.I.Aの特別指導でカスタマイズし,“パラメータ上昇回数×2回”にしてからだ。単純にパラメータの伸びが倍になるので,試験・レッスン・オーディションのどこでも,全力型の出力を支える切り札になる。
※保留したカードは一時的に除外され,「全力状態になったときに手札に追加」される。ガシャ更新日に向けて充填する心意気みたいなものだ
現状,美鈴はシナリオ「初」でプロデュースできるが,N.I.Aシナリオは未実装である。ストーリー的に仕方ないね。
しかし,N.I.Aで作ったほかのPアイドルのメモリーは持ち込める。オススメは,“開始時獲得”属性の「積み重ね」パラメータ2回カスタムだ。未所持の場合は,フレンドを検索してレンタルするといい。ツキノカメ美鈴のプロデュースがグッと楽になるだろう。
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■輝け!(開放PLv41)
全力値を大きく上げ,さらに全力状態のときに使用すればパラメータを大きく伸ばせるカード。次のターンに温存に移行できるオマケつきで,全力型にとってはほぼ必須のカードになっている。
こちらはN.I.Aの特別指導でカスタマイズすると,「レッスン中1回」の制限を削除でき,使い回しのできる火力札に変わる。
積み重ねカスタムと同様,全力型のメインウェポンになるので,メモリー作成かフレンドレンタルを優先的に検討しよう。
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■モチベ(開放PLv17)
センスの「願いの力」,ロジックの「ワクワクが止まらない」「ファンシーチャーム」に相当する永続バフカード。全力値を稼ぐカードの多くは上昇値が控えめなので,モチベによる全力稼ぎは貢献度が大きい。
これも,ぜひともデッキに差しておきたい1枚である。
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■トレンドリーダー(開放PLv36)
説明文が長すぎる。学マスもついに,TCGやDCG界隈にありがちな,一線を越えたクソ長テキストを投じてきやがったと思わされる1枚。
とはいえ,カードゲームにおいて,説明文が長いカードは(だいたい)強いことが多いので,このトレンドリーダーも当然強い。
こちらは平たく言うと,非全力状態のときは保留&カード使用数+1で最小ロスの仕込みを果たし,全力状態のときは高火力&成長でサイクル系の切り札になる。「総合芸術」が伸びしろ中の短期成長型とすれば,こちらは伸びしろ大の長期成長型。終盤ほど強力になっていく。
ただし,成長させるほどにコストの「全力値消費」が増加する。全力値をしっかり管理せねば,最後までリーダーでは居続けられない。
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■アイドルになります(開放PLv25)
センスの「国民的アイドル」,ロジックの「私がスター」と同じPLvで開放される,アノマリーの奥の手的なカード。
手札にあるカードのパラメータ上昇回数を1回増やす効果があり,代用の利かない性能をしている。デッキに必ず欲しい1枚だ。
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全力型はパラメータを伸ばすタイミング……つまり「計算のもと全力に入り,全力中に大火力を叩きだす」ことが重要となる。これはセンスやロジックの戦い方とも似て非なるもので,ちゃんと理解できていないと,試験どころか通常レッスンのクリアすらままならなくなる。
常に頭に入れておくべきは,「保留の活用」と「デッキの確認」だ。
保留は全力時,確実にパラメータを伸ばす手となり得る。初期デッキなら「スパート」や「積み重ね」が,温存状態で使用することで自らを保留に送る。あとは全力値を稼ぎ,全力状態になれば,保留から戻ってきたこれらで高パラメータを確定で計上できるわけだ。
言ってしまえば,レッスンでは細かい積み重ねよりも,ロジックやる気型のように一点集中でパーフェクトを狙うといい。
※やる気型も「きらきら紙吹雪」開放後は動き方が変わるが
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デッキの確認については,どんなプランでも必須技能である。
当然だが,保留を使わず,「山札の10枚中,火力札は2枚」といった状況で全力に入って素引きに期待すると,最悪「バフが3枚きた……」なんて事故が起きる。よく起きる。せっかくの全力状態でフンス! フンス! としているのに,放出しないままスン……っとなる事故だ。
このときに大切なのが,「事前にデッキを確認し,全力に入っていいかどうか」を見極めること。レッスンではターン制限的に,1度しか全力に入れないことも多い。最終的にはやる気型と同様,素引きの期待値にかけるパターンもままあるが,デッキ確認のクセを身につけることで,要所要所での期待値を自身のプレイングで高められるようになる。
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これはツキノカメ美鈴に限った話ではあるが,レッスンにおいては「固有カードを使わない選択もアリ」だと覚えておこう。
彼女の固有カード「屋上からの景色」の性能は以下のとおり。
・レッスン開始時に手札に入る
・全力値+3
・全力系カードのパラメータ値増加+9
・以降,ターン開始時に温存状態なら,のんびりに変更
・体力コスト−7
この固有カードは中〜長期戦向けのバフカードで,基本的に使わない手はない。ただし,短期戦となるレッスンでは話が違う。
同カードは初手で指針を変更できない都合上,「次のターンに温存状態を参照する効果を発動できない」ことがネックとなる。端的に,レッスンを一撃で終わらせられる積み重ねなどの保留カードがきても,見逃すはめになり,不必要なターンを重ねる可能性が高まる。
ゆえに,レッスンではあえて固有カードを使わず,「プライド」などの全力値&温存カードを切るほうが,安定性が高まることがある。
また「屋上からの景色」は体力消費コストが大きい。毎回律儀に使っていると,そのあとのプロデュースで体力管理が厳しくなることもある。とにかく,レッスンに限っては「初手は固有一択!」の考えから脱却することで,より柔軟なプレイができるようになるだろう。
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一方,長期戦のときの立ち回りも説明しておこう。
試験中はここまでに解説したスタンダードな戦い方以外にも,「保留に(切り札ではなく)レッスン中1回カードを送り,最初の全力時は不必要なカードを切りまくるデッキ圧縮に活用」だったり,スコアよりもクリア優先なら「次のターンで全力に入りたくないから,リターンを減らしてでもターンスキップ」だったりも戦略となる。
このあたりのやりようが,全プランのなかで最も複雑なのである。
ツキノカメ美鈴なら,試験序盤に1〜2回,のんびり→全力で全カードのパラメータを10成長させつつ,デッキを圧縮していく。そして終盤は,できる限り全力値をためつつ,デッキに残った「輝け!」「積み重ね」「トレンドリーダー」でひたすらスコアを稼いでいこう。
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なお,ツキノカメ美鈴は弱点もある。ここぞという場面まで,手札を消費しているだけでもバフを積み立てられるのは強みだが,のんびりは全力とのシナジーが高い反面,強気とはすこし相性が悪い(1ターン内にのんびり→強気→温存と回し,次のターンで全力に入っても,ターン開始時にのんびりに変更されず,カード成長効果も発動しないため)。
それと最後の補足となって恐縮だが,ツキノカメ美鈴のPアイテムの効果は「温存カードを全力状態のときに使うと,レッスン中に増加した全力値の140%分パラメータ上昇」となる。
つまり,全力時に温存系バフカードを切るだけでスコアが増える。
これは,ここまでに説明してきた全力型の戦略とはまるで別軸にある,ツキノカメ美鈴特有の動きである。
例えるなら,“亀のように一生防御して時限強化リソースをためてるだけで,なぜか敵も引っぱたくヒーラータンク”といった感じだ。
しかし,これを基本戦略とすると,ただでさえ新規カード追加でてんやわんやの全力型に,デッキ構築からしてツキノカメ美鈴専用な,まさにアノマリー(異常,例外,異例)なプロデュースが求められる。
そのため,今回はより分かりやすいスタンダード戦略の解説を優先させてもらった。もちろん,このツキノカメ美鈴の特色が今後開花していく可能性も十分にある。なので興味がある人は,美鈴らしいカードを選んでいく,のんびり重視のプロデュースにも挑戦してみよう。
N.I.Aの新難度「マスター」開幕!
1周年当日の5月16日に実装された美鈴に続き,5月19日にN.I.Aシナリオの新難度「マスター」(以下,N.I.Aマスター)が実装された。
N.I.Aマスターは,これまでの難度「プロ」よりも高難度のプロデュースという位置づけになっており,解放条件は「挑戦するアイドルの親愛度がLv20」に到達していることだ。
プロとマスターの違いは,細かい点を含めても非常に多いが,単純なところでは「パラメータ上限の違い」がある。
プロの上限はボーカル・ダンス・ビジュアルのパラメータ上限が2000だったが,マスターでは“2300”に設定されている。
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N.I.Aマスターには,シナリオ「初」の難度マスターと同様,専用アイテム「チャレンジPアイテム」(以下,CPアイテム)が存在する。
CPアイテムはさまざまな付与効果をもたらすメリットと,オーディションでライバルのスコアが増加するデメリットが設定されており,持ち込むことで“オーディションボーナス獲得パラメータ”が上昇する。
要するに,メリットとデメリットを受けつつ,難度プロよりもオーディション後に成長しやすくなる,ということだ。
N.I.Aマスターでは最初からCPアイテムの装備枠がすべて開放されているため,親愛度20なら,すぐにフル装備で楽しめるようになっている。ここはとーーってもありがたい変更だ(初マスターでは,CPアイテム枠を開放するために周回プレイが必要だった)。
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★【朗報】基本カードは,ほぼすべて抹消です!
CPアイテムのデメリットであるライバルのスコア増加は,PLvやメモリーが足りていないとクリアが苦しくなることもある。だが,CPアイテムがもたらす付与効果がそれ以上に超強力だ。「N.I.Aはプロよりマスターのほうが簡単」と感じるプロデューサーも多いはずだ。N.I.Aプロの最終オーディション「FINALE」で勝利できるほどの実力があるなら,足踏みする必要はないと思っている。
※そうでもなかったら,Plv稼ぎ・編成・デッキ構築の見直しだ!
1枠目・2枠目のCPアイテムは,営業・おでかけ・差し入れの選択時に「基本系カードを削除」しつつ,Pアイドルごとのおすすめ効果のカードを獲得してくれる。削除後にカード追加となるため,デッキ圧縮にはつながらない。いわばカードチェンジと同質の効果である。
しかし,これらのアイテムはいずれも計3回まで効果を発生する。初期デッキの基本カードは計7枚のため,効果をフル活用すれば6枚削除。残る(あえて言うが)不純物はたったの1枚だ。これがあまりに強力であり,プロよりもマスターが簡単と感じられる由縁となっている。
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3枠目には,特定行動時に次のオーディションでバフが得られるもののほかに,“デッキ枚数が22枚以上の場合,大きなバフ付与”のCPアイテムが登場した。こちらはカードをより多く拾うことで,デッキの回りは悪くなるが,デッキを肥やすほどに火力が増すスタイルと言える。
一応,デッキ枚数22枚以上の恩恵を無視して圧縮しても,オーディション後のボーナスパラメータの獲得量上昇のほうは受けられる。なので,持ち込むだけでも十分に得ができるアイテム類である。
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★カードを取るほどファン増加。デッキ膨張の時代へ……?
N.I.Aマスターでは,プロデュース中の特定タイミングで入手できるPアイテムにも大きな変更がある。その1つが,プロデュース開始時に手に入る「N.I.Aキーホルダー」だ。![]() |
N.I.Aキーホルダーは,「スキルカードを2枚獲得するごとに,ファン投票数が3000増加する」という新効果のPアイテムだ。
従来のプロデュースは,カードをなるべく取らないように立ち回り,デッキをなるべく薄くする圧縮戦略が基本だった。しかし,同アイテムを最大限生かそうとすると,カードをとにかく取りまくり,デッキを厚〜く膨張させる必要がある。端的に言うが,そうする価値があるくらいにファン投票数増加の恩恵がデカい。こんな環境がくるとはなあ。
もちろん,立ちふさがるはこれまで以上に要求スコアが上がったオーディションだ。デッキをただ肥やすだけでは,太刀打ちできなくなる恐れがある。そのため,デッキの完成度を下げずに,大量のカードを差し込んでいく……というシビアなバランス感覚が求められる。
とりあえずマスターをクリアしたい! という人は,いったんこれを忘れて,デッキ圧縮を優先したほうがいいだろう。
これもツキノカメ美鈴と同じく,クリア後に試すべき新戦略だ。
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1次オーディション通過後のPアイテムも変化した。
難度プロでは,ファン投票数の増加アイテムを入手できたが,それらはすべて差し替えに。いずれも営業時の効果として,自治体イベント会場なら「Pポイント」,企業イベント会場なら「Pドリンク」,商業施設なら「強化済みカード」を追加で獲得できるPアイテム3種になった。
ランキングを目指すような人だけの縛りではあるが,実質的にカードの取得制限がなくなり,自由度が増したと言える(だから最高!)。
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2次オーディション通過後のPアイテムも,SPレッスン後にカードを強化できる「初星ブレスレット」を除いた2種が変化。プランごとに受けられるバフや発動条件に差があるものの,どれも似た効果になっている。
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★レッスンが8回から7回に。SP完走率がちょっとアップ!
細かなスケジュールや行動の変更を,まとめてお伝えする。・プロデュース開始時,Pドリンク獲得イベントがなくなった
・レッスンが計8回→計7回に(1次前2回,2次前2回,最終前3回)
・営業時の獲得パラメータが上昇(1次前80,2次前110,最終前130)
・営業のリゾート施設(体力回復)で得られるファン投票数が増加
レッスン回数が減ったことや,営業でリゾート施設を選んでもファン投票数への影響が少なくなったことにより,プロデュース自体が快適になっている。やっぱり,基本カードを削除できるCPアイテムがめちゃくちゃ強いしで,もうプロには戻れそうにないなあ……。
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★闇が深すぎる3S+SSS育成で75点メモリーを目指そう!
評価SSS〜SSS+の実装により,プロデュース終了後に獲得できるメモリー付属の「アビリティ」や「カード」もアップデートされた。アビリティは,初期パラメータ,パラメータボーナス,Pポイントに,虹色(SSR)のさらに上のグレードが出現するようになった(なんと呼べばいいのか分からないので,便宜的にSSR+アビリティと呼ぶ)。
SSR+アビリティは,初期パラメータなら「25」。パラメータボーナスなら「3.5%」。初期Pポイントなら「50P」が付与される。
いずれも,これまで以上に強いメモリーアビリティを狙いにいけるようになったわけだが……これは喜ぶべきか,恐怖すべきか……。
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カードのほうも,“開始時獲得”属性が,強化済みSRカードに付くようになった。センスなら「存在感」や「シュプレヒコール」を開始時に持ち込めるため,プロデュース次第では大きな恩恵があると言える。
また,特別指導のカスタマイズも,これまでは(1)が最大だったが,カスタム2段階目の(2)まで反映されるようになった。
2段階カスタムだけでも単純に強いが,とくに強力なものとして思いつくのは,ロジックの「ラブリーウィンク」と「きらきら紙吹雪」だろう。メモリーの種類が増えたことで,プロデュースにおいても,今後はプロデューサーそれぞれの個性が色濃く出てきそうだ。
まあ,個性以前に人それぞれの努力(運)とも言えるが。
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N.I.Aマスターでは,各オーディションのプランごとの応援効果も大幅に強化されている。おかげでハードルこそ上がっているが,単純に高難度とは思えないほど,プロデュース全体が快適になった。
この難度プロからの難度マスターの順次実装の流れは,学マスの運営において,今後も一大イベントになってくれそうだ。
ただ,ランクを示す記号として,一般的に最上位であることが多いSSSどころか,SSS+まで開放されたわけだが……次はどうなるのか。このままSSSSと延々と増え続けていくのか? もしや無量大数系か?
メモリー効果の深度で考えると,まだアンロックの段階はいくつか考えつく。けれど,表記がどんどん煩雑になるのか。初心者が見たときに「なにこれ? どゆこと?」となっていくのか。懸念は湧いてくる。
同時に,そういう部分もうまいこと払拭してくるんじゃないかという期待もある。学マスはこれから,運営型ゲームのジレンマであるインフレーションをどのように乗りこなすのか。大事な1年目を乗り越えた2年目だからこそ,より注目していくべきポイントだと思っている。
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1周年では,多くの人が待ちわびていた美鈴が,我々の急く気持ちとは裏腹に,のんび〜〜〜りとやってきた。
こうなると,配信当初に予想された「ははーん。この子もそのうち実装されるんだろ?」のアイドル枠がほぼ埋まったわけなので,“次”も気になってくるのがプロデューサーというもの。
生徒会副会長の雨夜 燕。極月学園に転校した賀陽燐羽。白草姉妹に撫子ちゃん……学マスのアイドルたちが魅力的なのは分かっているので,みんなプロデュースさせてもらいたい所存である。
新要素に関しては実装からまだ日が経っていないこともあり,正直どういうプロデュースをするのが正解なのか,まだ把握しきれていない。そのため,本稿とは異なる最適解が出る可能性もある(そもそも書くには忍びない,細か〜い深〜い解説は今回は書きませんでした)。
評価で競う「マスターランキング」なるものも実装されているので,担当の手毬と一緒に高みを目指そうと思ってはいるが……まあ,期間はまだ1か月あるし。のんびりで温存しつつ,強気をすっ飛ばして全力に踏み切る美鈴スタイルで,今夏もがんばっていこうと思う。
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THE IDOLM@STER& (C)Bandai Namco Entertainment Inc.
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