スマホゲームのセルラン分析（2024年11月7日〜11月13日）。今週も1位は「ポケポケ」。7月〜9月にリリースされた新作の国内ランキングも

　データ分析を専門に行うSensor Towerによると，2022年におけるスマートフォン向けゲームの国内収益は約2兆1422億円に達している（関連記事）。そんな世界有数のスマホゲーム大国となった日本で，いま最も売れているタイトルをはじめとした，さまざまなデータを毎週お届けするのが，本連載「スマホゲームのセルラン分析」である。

スマホゲームの国内収益ランキング
（2024年11月7日〜11月13日）

順位	前週	タイトル	DL数の成長率 （前週比）	収益の成長率 （前週比）
1	1	Pokémon Trading Card Game Pocket	-37％	2％
2	6	勝利の女神：NIKKE	-5％	0％
3	3	ラストウォー：サバイバル	-16％	-35％
4	16	ドラゴンクエストウォーク	-13％	96％
5	2	モンスターストライク	-43％	-50％
6	7	プロ野球スピリッツA	-41％	-37％
7	4	ウマ娘 プリティーダービー	-33％	-48％
8	11	ロイヤルマッチ	-12％	-14％
9	13	eFootball 2024	-10％	5％
10	10	荒野行動	-18％	-24％
11	17	ゼンレスゾーンゼロ	16％	24％
12	12	ホワイトアウト・サバイバル	9％	-11％
13	29	ブロスタ	-18％	60％
14	8	Fate/Grand Order	37％	-44％
15	9	パズル＆ドラゴンズ	-21％	-44％
16	50	ヘブンバーンズレッド	7％	155％
17	73	遊戯王 マスターデュエル	-2％	298％
18	18	学園アイドルマスター	1％	-7％
19	5	アークナイツ	-32％	-69％
20	46	崩壊：スターレイル	-6％	91％
21	25	ONE PIECE バウンティラッシュ	-23％	4％
22	20	Pokémon GO	-7％	-24％
23	24	パズル＆サバイバル	-14％	-22％
24	32	ガーデンスケイプ	13％	6％
25	36	信長の野望 覇道	-26％	8％
26	22	メメントモリ	-6％	-33％
27	39	トゥーンブラスト	-10％	8％
28	21	ディズニー ツイステッドワンダーランド	-38％	-39％
29	31	LINE ポコポコ	-6％	-18％
30	60	ドラゴンクエストタクト	-5％	51％
31	64	ドラゴンボールZ ドッカンバトル	-5％	74％
32	122	Identity V	-1％	206％
33	44	ホームスケイプ	18％	-5％
34	37	放置少女	-6％	-20％
35	112	恋と深空	13％	164％
36	30	Wizardry Variants Daphne	-40％	-39％
37	26	ツリーオブセイヴァー：ネバーランド	-11％	-45％
38	14	原神	-15％	-65％
39	89	Call of Duty: Mobile	-3％	94％
40	40	Age of Origins	-36％	-17％
41	23	あんさんぶるスターズ！！Music	92％	-54％
42	52	フィッシュダム	-19％	-4％
43	15	キノコ伝説：勇者と魔法のランプ	50％	-68％
44	19	LINE：ディズニー ツムツム	-15％	-66％
45	65	eBaseball: MLB PRO SPIRIT	-49％	15％
46	38	ロマンシング・サガ・リ・ユニバース	-18％	-38％
47	58	タウンシップ	-3％	-11％
48	42	転生したらスライムだった件 魔王と竜の建国譚	-3％	-34％
49	28	ブルーアーカイブ	-75％	-57％
50	47	キングダム 頂天	-14％	-32％

※データはSensor Towerから引用
※App StoreとGoogle Playが集計対象。PC/コンシューマ版のデータは含まれていない

1〜25位のグラフ。縦軸（収益）の実値は本連載では非公開

　今週も国内収益ランキング1位は「Pokémon Trading Card Game Pocket」（iOS / Android）だ。10月30日のリリース以降，高い収益を維持している。11月5日からプロモカード「ラプラスex」が手に入るイベントも実施された。


　「遊戯王 マスターデュエル」（iOS / Android）は，テーマ「光の黄金櫃」のカードなどを収録した新セレクションパック「ギアス・オブ・ザ・ライト」を11月7日に追加した。前週比298％の増収を達成している。


　「Identity V」（iOS / Android）では，「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」とのコラボ第2弾が11月7日にスタート。「芳澤かすみ」が「レディ・ファウロ」のSSR衣装として登場し，前週比206％の増収につながった。

新作スマホゲームの国内ランキング

　今回は，7月〜9月にリリースされたスマホゲームに限定して，国内のダウンロード数・収益ランキングTop20を紹介しよう。
　なお，9月にリリースされたタイトルの集計期間の短さによる不利を緩和するため，集計期間は7月〜10月としている。

順位	ダウンロード数	収益
1	ゼンレスゾーンゼロ	ゼンレスゾーンゼロ
2	レーシングマスター	キングダム 頂天
3	鈴蘭の剣：この平和な世界のために	レーシングマスター
4	リバースブルー×リバースエンド	AFK：ジャーニー
5	EGGY PARTY	鈴蘭の剣：この平和な世界のために
6	釣りの達人	ゼロから勇者：オリエントファンタジー
7	ゼロから勇者：オリエントファンタジー	Metal Slug: Awakening
8	キングダム 頂天	リバースブルー×リバースエンド
9	フェスティバトル	2.5次元の誘惑 天使たちのステージ
10	AFK：ジャーニー	七つの大罪 リトルクロニクル
11	Car Jam: Escape Traffic Puzzle	キャットファンタジー
12	Metal Slug: Awakening	フェスティバトル
13	ドット魔女	De:Lithe Last Memories
14	グッズソーティング3D	銀竜の騎士たち
15	何かがおかしい	ちび勇者の伝説：魔竜との戦い
16	Perfect Tidy	釣りの達人
17	キャットファンタジー	Re:ゼロから始める異世界生活 Witch's Re:surrection
18	ディズニー スピードストーム	【激J slot】スマスロモンキーターンV
19	Re:ゼロから始める異世界生活 Witch's Re:surrection	三国志転生大陸
20	護縁	護縁

※データはSensor Towerから引用
※App StoreとGoogle Playが集計対象。PC/コンシューマ版のデータは含まれていない
※初出時，アプリストアにおけるリリース日と実際のリリース日のズレから，「ゼンレスゾーンゼロ」など一部のタイトルのリリース日を誤って集計していました。お詫びして訂正いたします（2024年11月25日12：20追記）

　収益・ダウンロード数ともに1位は「ゼンレスゾーンゼロ」だ。「原神」や「崩壊：スターレイル」を運営するHoYoverseが7月4日にサービスを開始したアクションRPGであり，日本と中国が主要市場となっている。



　収益2位は，ルーデルが8月8日にリリースした育成シミュレーションゲーム「キングダム 頂天」となった。プレイヤーは，漫画・アニメ「キングダム」に登場する武将たちを率いて，中華の“頂天”を目指していく。


　ダウンロード数2位の「レーシングマスター」は，収益でも3位にランクイン。NetEase Gamesが8月22日にリリースしたレースゲームで，「DiRT」シリーズや「F1」シリーズなどを手がけたCodemastersも開発に参加している。ゲーム内には，世界中の自動車メーカーから正式ライセンスを受けた100種類以上の名車が登場する。



　ダウンロード数3位は「鈴蘭の剣：この平和な世界のために」だ。XD Entertainmentが8月1日にリリースしたシミュレーションRPGであり，中世ヨーロッパ風のファンタジー世界をピクセルアートで描いている。

Sensor Tower 日本語公式サイト

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