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なんと1億3600万とおりの鍛冶屋敷をデザイン可能。「キングダムカム・デリバランスII」のDLC第2弾は物語だけじゃない![gamescom]
DLC第2弾では,主人公“スカリッツのヘンリー”がクッテンバークに戻り,かつて父が修行していたころはにぎわっていたものの,紛争で焼け落ちて無人化してしまっていた鍛冶場を再生していく。
父の旧来の友人や,能力のある職人たちをまとめてギルドマスターとなり,力を合わせて“家族の作品”を蘇らせていくストーリーだ。
本編のメインキャンペーンだけでも80時間は遊べる本作だが,本DLCでさらに15時間分ほどのコンテンツが追加されることになる。
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Legacy of the Forgeがすごいのは,実際に“鍛冶場がある屋敷をプレイヤーの手で再生させていく”という,インテリアデザイン系のシミュレーションシステムが新たに加わっていることだ。
建物屋外の瓦礫を清掃して屋根を張り,屋内も窯や金床をはじめ,自室のベッドや家具,壁のパターンまで自在に選べる。シリーズらしい時代モノ2Dアートの設計図に,アンロックされた新規オブジェクトのアートを書き込んでいくと,それが3Dのゲーム画面にも反映される。
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本編では食料を得たり,寝床を確保したりするのもシステムの大きな部分だったが,Legacy of the Forgeでは家具オブジェクトの1つひとつに細かいパラメータが用意されているらしい。
同スタジオおなじみのPRマネージャーのトビアス・ストルス=ズウィリング(Tobias Stolz-Zwilling)氏によると,ベッドでも回復値が変化するなど,アップグレードしていく楽しみが加わるという。
もちろん,ゲームプレイに大きな差を生むほどの変化はないが,1億3600万とおりにも及ぶパターンで,屋敷を改装できるようだ。
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このDLCの第2マップは,ゲームのクリア進捗が50%ほどに達したころにプレイ可能になるとのことだが,さまざまな鍛冶道具や家具をそろえるだけでも資金は必要になる。そのため,本編をクリアして余剰金を持ち込むのも1つの手になる。
ただ,DLCには資金絡みのクエストも多く用意され,キャンペーンを終了していても,毎朝持ち込まれる鍛冶仕事「ギルド・アクティビティ」で金銭を得られるとストルス=ズウィリング氏は語っていた。つまるところ,これだけでも半永久的なプレイを楽しめそうだ。
また,ギルド・アクティビティを消化していくことにより,ギルドハウスには“プレスティージ(名声や威信などの意)”のポイントが加算されていき,より良い商品を作れるようになるという。
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多くのゲーマーやメディアからは,すでに2025年の名作ゲームの1つに数えられている「キングダムカム・デリバランスII」だが,その販売数は300万本に達したようだ。新作からプレイし始めた人の興味を駆り立てているのか,前作もついに1000万本に到達したらしい。
DLC第2弾「Legacy of the Forge」は,ずっとこの世界で遊んでいたいファンたちが“求めていることをさせてあげる”内容だけに,人気の高まりにもさらに貢献しそうである。
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「キングダムカム・デリバランスII」公式サイト
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