
プレイレポート
[プレイレポ]お宝を狙う3人の盗賊と,屋敷を守る1人の罠師側に分かれて戦う「Bandit Trap」。物理演算ベースのカオスな戦いが楽しめる
![]() |
本作は,家屋に潜り込む3人のバンディット(盗賊)側か,家屋中に罠を仕掛けてる資産を守る1人のトラッパー(罠師)側になって争う非対称型の対戦アクションだ。
ルールは簡単で,バンディット側の目的は時間内に10個の宝物を見つけ出すこと,トラッパーはそれを阻止すれば勝利となる。
マップは,郊外の家屋やビーチハウスなどがある。いずれも2階建ての建物になっており,それぞれ4〜5つほどの部屋で構成されている。また各部屋には,ダイアモンドマークで示されたお宝と,トラッパー側が使用するセンサーが複数存在する。
![]() |
![]() |
トラッパーになると,最初にトラップを仕掛ける時間を2分間もらえる。
先に述べたセンサーに憑依し,危険と思われる場所に罠を仕掛けていく。罠は部屋に置かれている“家具”に仕掛ける形で,1つのセンサーごとに最大5つの罠を設置することが可能だ。
罠の種類は豊富で,ソファから火炎を噴き出して部屋に入ってきたバンディットを撃退するものや,小型の竜巻を発生させて相手を翻弄する冷蔵庫などさまざまなものが用意されている。バンディット側からすると,どの家具にトラップがあるのか予想しづらく,その都度回避したり,別の部屋に逃げ出したりしなければならない。
センサーへの憑依は最初の2分が経過したあともできるが,見つかるとバンディットが手にする武器でタコ殴りにされるので注意が必要だ。トラッパーだけが利用できるペットドアを使って逃げ回ることも大事だろう。
![]() |
一方のバンディット側は,屋外にある庭やベランダなど複数のスタート地点を自由に選んで開始できる。
トラッパーが罠を仕掛けているあいだはこちらも準備時間なので,周囲にある箱を開けて,その中にあるアイテムで武装しておくといい。
アイテムは,ハンマーやスクリュードライバー,トイレ用のラバーカップ,芝刈り機,ロケット砲などがある。武器としてだけでなく,宝物がある家具を空けることにも使用可能だ。
![]() |
宝物の場所は手持ちのセンサーを使用することで探せるが,感知範囲はそれほど広くない。そのため,トラップが仕掛けられた家具に近寄ってしまって攻撃を受けることも多い。なお部屋にあるトラッパー用のセンサーを見つけて破壊できれば,罠を無効化できる。
バンディットはトラッパーよりもヘルスポイントは少ないが,キルされても再び屋外のスタート地点からプレイし直すだけなので,それほどのハンデもなく15分ほどのプレイに専念し続けられた。
![]() |
グラフィックスの雰囲気からもカジュアルさが伝わってくる「Bandit Trap」だが,プレイによってコインを集めると,さまざまなコスチュームを獲得できるいう。またSteamストアページによると,インタフェースとテキスト(字幕)は日本語にも対応するようだ。
同ページではプレイテストも始まっているので,気になる人は参加してみるといいだろう。
![]() |
「Picomy」公式サイト
4Gamer「Summer Game Fest 2025」記事一覧
- 関連タイトル:
Bandit Trap
- この記事のURL: