4Gamer 女子部（仮）
プレイレポート
［プレイレポ］シリーズ最新作「遙かなる時空の中で 龍宮の神子」，八葉との関係がより甘く深く。添い寝や神気注入で特別な時間を体験
コーエーテクモゲームスのルビー・パーティーブランドから，ネオロマンスシリーズの人気タイトル「遙かなる時空の中で」の最新作「遙かなる時空の中で 龍宮の神子」が，iOS / Android向けゲームとして登場する。 |
「遙か」は，龍神の神子として歴史上の時代に似た異世界へ召喚された主人公が，出会った男性たち＝八葉と共に運命を切り開いていく人気作だ。
最新作となる「龍宮の神子」では，海底にある“龍宮”を拠点に，神子と各世界から召喚された八葉の物語が描かれる。長寿タイトルの新章とも言える注目作である。
本稿では，「遙かなる時空の中で 龍宮の神子」の先行プレイレポートをお届けする。
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龍宮で紡がれる，新たな「遙か」
筆者は，ネオロマンスシリーズのファンで，初代「遙か」からプレイしている。もともと歴史好きだったが，本作を通じて興味を持った偉人や史跡も多い。そんな思い入れのあるタイトルだけに，アプリでの新作発表（関連記事）を知ったときは，多くの変化が予想され，嬉しさと同時に少し戸惑いもあった。
しかし，今回の先行プレイと，先日掲載した開発者インタビューを通じて，愛情をもって丁寧に作られていることが伝わり，不安はすでに期待へと変わっている。
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［インタビュー］25周年を経て挑む新たな“遙か”――「遙かなる時空の中で 龍宮の神子」開発者が語る，長年の想いとロマンを詰めた渾身作
25周年を迎えた「遙かなる時空の中で」シリーズが，新たな時空を舞台にした最新作「遙かなる時空の中で 龍宮の神子」としてスマートフォンに登場。八葉との“二軸の恋”や友情，“神気注入”“睡眠モード”など，多彩な魅力を備えた一作だ。本作に込めた想いや制作の裏側を，開発陣インタビューから紐解く。
歴戦の神子のなかには「アプリはどうなのかな……」と感じている人もいるかもしれないが，実際に触れてみれば，新鮮な気持ちで物語や冒険を楽しめるはずだ。
また，本作はナンバリング作の魅力を継承しつつ，まったく新しい軸で物語が進んでいく。そのためシリーズ未体験の人にも薦めやすい作品になっている。
和風の世界観や，歴史上の偉人と同じ名前を持つ八葉など，気になる要素が1つでもあれば，本作の世界に飛び込んでみてほしい。
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物語の主人公は，現代を生きる二十歳の女性。友人と壇ノ浦のクルーズ旅行に参加していた彼女は，大量の怨霊に襲われ，絶体絶命の危機に陥る。
そのときに助けてくれたのが，雅な雰囲気をまとった謎の男性，平 清盛だった。
怨霊を何とか退けたものの，さらなる猛攻から逃れるために，彼の導きで海の中へ――。気がつくと主人公は，水中なのに呼吸ができ，美しい建物が並ぶ海底の街“龍宮”にいた。
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迎えてくれたカメの“たまき”によれば，主人公は龍神に選ばれた神子だという。
主人公が“龍神の神子”に選ばれる展開はシリーズおなじみだが，本作ではその立場が少し異なる。
本作の世界には，宇宙に幾重もの“時空”の層が存在し，主人公を選んだ龍神はその1つ“龍の時空”を治める大神とされている。“龍宮”は龍神の神域であり，その周囲には人間や生物，神々が暮らす多様な世界が広がっている。
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しかし，何らかの異変によって周囲の世界の神々が造反し，その影響で龍脈が穢れ，龍神の力も弱まってしまう。結果として，“龍の時空”全域が滅びの危機に瀕しているという。
主人公は龍神に選ばれた“龍宮の神子”として，時空を救うための冒険に踏み出すことになる。
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歴代シリーズは平安や鎌倉など，歴史上の時代に似た1つの異世界を舞台にしていた。
しかし，本作は“時空”そのものの危機に立ち向かうという，大きなスケールで描かれている。
冒険の舞台となる各世界は歴史上の時代を思わせる異世界で，これまでのシリーズと共通する要素も多い。“龍の時空”ではどのような世界が待ち受け，どんな出会いが訪れるのか，期待は高まるばかりだ。
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初期に登場するのは3つの世界と6人の八葉
“龍宮の神子”に協力してくれるのは，さまざまな世界から召喚された八葉たちだ。
チュートリアル段階では，平安時代に似た“桜霞の世界”から平 清盛，戦国時代に似た“燎炎の世界”から伊達政宗，幕末に似た“朝幕の世界”から土方歳三の3人が“龍宮”に召喚されている。まずは彼らと交流することになる。
 平 清盛（CV：戸谷菊之介） |
 伊達政宗（CV：木島隆一） |
 土方歳三（CV. 鈴木崚汰） |
この3人のなかから1人を選び，SSRカードを獲得してチュートリアルストーリーを進める流れだ。雅で掴みどころのない貴公子の平 清盛，フレンドリーで機転が利く伊達政宗，厳しいが頼りがいのある土方歳三――三者三様の魅力があり，誰を選ぶか悩ましい。
筆者は序盤で印象的な出会いを果たす平 清盛を選んだ。
なお，カードは後からも入手でき，選ばなかった八葉とも交流可能なので，直感で選んで問題ない。
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八葉との物語は，彼らが元々いた異世界で進んでいく。平 清盛の場合は“桜霞の世界”を訪れ，彼の境遇を知ることになる。キャラクターごとに個別ストーリーが用意されており，1人ずつじっくりと絆を紡いでいける。
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物語のポイントとなるのが，各異世界に“龍宮”の記憶を持ち込めないことだ。お互いのことも使命も知らないまま出会った2人が，どのように世界を救っていくのか気になる展開になる。
また，本作では八葉たちと恋愛だけでなく友情を築くこともできる。いわゆるハーレムプレイだけでなく，本命を一途に想ったり，友情を重視した関係を作ったりと，神子の気持ちに合わせてプレイできるのが嬉しい。
召喚でカードを入手すれば，源 頼朝，上杉謙信，桂 小五郎との物語も楽しめる。
 源 頼朝（CV：三浦勝之） |
 上杉謙信（CV：益山武明） |
 桂小五郎（CV：鈴木裕斗） |
カードイラストは非常に美麗で，ついコレクションしたくなる。今のうちから徳を積み，運を高めておきたいところだ。
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ユニークなのは，召喚で“龍宮”に住む魚の精霊たちのカードも手に入ることだ。彼らは“龍宮”で展開するメインストーリーにも登場し，“龍宮の神子”を慕う姿を見せてくれる。
個別エピソードも用意されており，愛着が湧く存在だ。戦いに連れて行くこともできるし，最終的にはカード育成の素材になってくれる点もありがたい。
さらに，メインストーリーでは八葉同士の関係性がうかがえる会話も収録されているので，そちらもぜひ注目してほしい。
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簡単爽快なカードバトル！
異世界では怨霊とのバトルが発生する。戦闘はカードバトル形式で，シリーズ同様に五行属性の相性によって戦局が決まる仕組みだ。
ラウンド以内にすべての怨霊を撃破すれば勝利。倍速機能も搭載されており，スピーディーに楽しめるのが嬉しい。
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パーティは召喚で獲得したカードを使って編成。慣れないうちは，自動編成で最適な組み合わせを選んでくれるので安心だ。
バトルはオートで進行し，行動によって“龍宮の神子”の前にあるゲージがたまっていく。ゲージが最大になると“神降ろし”が発動できる。
“神降ろし”はその名のとおり八葉に神を降ろして大技を繰り出すシステムだ。八葉ごとに姿や演出が異なり，迫力ある映像美が楽しめるのも魅力である。
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戦闘を有利に進める育成要素に加え，強敵怨霊に挑むチャレンジステージも実装されている。
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“龍宮”での暮らしを満喫しよう
“龍宮”内では，八葉と個別に交流できる。なかでも注目の要素が，一緒に眠れる“添い寝”と，一気に距離が縮まる“神気注入”だ。
“添い寝”では同じ時間を過ごせるため，彼と生活している気持ちが高まる。寝息や寝言など，複数のパターンが用意されているのも嬉しい。
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“神気注入”は，八葉とスキンシップを取れるモード。ランダムに現れるマークをタップや長押しで反応させるとゲージがたまり，MAXになると自由に触れられるようになる。さらにドキドキ必至の特別イベントも発生する。
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そのほか，時間経過で育成素材が入手できたり，通信で八葉と会話できたりと，“龍宮”ライフを快適に楽しめる要素が盛り込まれている。
本作は2025年11月28日のリリースを予定している。恋愛，友情，冒険，そして日常――。多彩な楽しみ方が詰まった本作は，歴代「遙か」の魅力を受け継ぎながら，新たな広がりを見せるタイトルとなっている。八葉との絆をどのように深めるかは，神子であるプレイヤー次第だ。
（C）コーエーテクモゲームス All rights reserved.
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