真実という名の天秤は、ゆらゆらと揺れている……。
炭坑王が住む豪壮な屋敷を舞台に、藤堂龍之介が推理を閃かせる。
鈍色の天秤〜鬼塚邸連続殺人事件〜(にびいろのてんびん〜おにづかていれんぞくさつじんじけん〜)は、かつてフィーチャーフォン版で配信された、歴史ある推理アドベンチャーゲーム「藤堂龍之介探偵日記」シリーズの七作品目です。
本編「鈍色の天秤」、および番外編である「虚談の迷宮〜鈍色の天秤 事端篇〜」を同時収録。
時は大正十年、晩秋……。
ある豪壮な邸宅で女中の首吊り死体が発見された。
警察は捜査を開始するも、不明瞭な点も多々有りはしたが、自殺と断定、発表する。
しかし、ここ数年の間に幾人もの変死体がこの屋敷から出ていることは周知の事実であった。
そんな噂が巷を駆けめぐり、いつしか『魔物の住む家』と恐れられる屋敷に――。
そんな屋敷で、ある人物から依頼を受けた私立探偵・藤堂龍之介は身分を隠し調査に挑む事となる。





























