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VR/MRで犬たちと触れ合う「いぬあつめ VR」発表。さっそくプレイできたMeta Quest体験イベントレポート
本稿では,VRゲーム「Marvel's Deadpool VR」(Meta Quest 3/3S)と「Star Wars: Beyond Victory」(Meta Quest 3/3S),そして当日発表された「いぬあつめ VR」(Meta Quest 3/3S/Pro/2)を紹介しよう。
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「いぬあつめ VR」(Meta Quest 3/3S/Pro/2)
2025年冬リリース予定の「いぬあつめ VR」は,「ねこあつめ」シリーズで知られるヒットポイントが開発中のVR/MRゲームだ。
舞台は総勢18匹の“いぬ”が過ごす広場。プレイヤーはいぬたちに,おやつやおもちゃを与えて仲良くなっていく。信頼度が上がり,愛犬となったいぬは,3種類のドッグコンテストで活躍させられる。
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今回のイベントでは,コンテンツの1つ「ディスク投げ」を体験できた。これはフライングディスク(フリスビー)を投げて,いぬにキャッチさせるというものだ。遠くに投げすぎたり,見当違いの方向に投げたりすると,いぬがディスクを見失ってしまうので,適度な位置に投げることがポイントになる。
当初,筆者はなかなかいい位置にディスクを投げられなかったものの,最後にいぬがジャンプして上手にディスクをキャッチしたときには思わず「おおっ! うまい!」と感嘆の声が出てしまった。
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いぬたちと遊んだり,撫でたり,芸を教えたり,写真を撮ったりとプレイヤーが能動的に遊べる本作だが,図鑑やアルバムといった「ねこあつめ」のようなコレクション要素も充実しているとのこと。
また,本作はMRに対応しており,現実の部屋でいぬと一緒に過ごす体験もできる。いぬが自分の部屋のリビングでくつろいだり,ボールで遊んだりと,一緒に暮らしているかのような感覚を得られるのも魅力だ。
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「いぬあつめ VR」公式サイト
「Marvel's Deadpool VR」(Meta Quest 3/3S)
11月18日のリリースが予定されている「Marvel's Deadpool VR」は,Twisted PixelとOculus StudiosがMarvel Gamesとコラボしたタイトルだ。完全オリジナルストーリーが展開する。
ポータルに吸い込まれ,異世界「モジョ・ワールド」へ飛ばされたデッドプールは,巨万の富を得るチャンスに目がくらみ,細かい内容を読み飛ばして契約書にサインしてしまう。それはマーベル・ユニバースの各地で繰り広げられる,名だたるヴィランたちとの戦いの始まりだった。
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今回,ゲーム冒頭のシーンを体験できた。プレイヤーが最初に目にするのは,横たわった首のないデッドプールの身体,そしてそれを検査しているらしい研究者である。
そうこうするうちにデッドプールの身体は手を振ったり,足を組んだりとプレイヤーにサインを送ってくる。どうやら,プレイヤーはデッドプールの身体を遠隔操作できるようだ。
そこでデッドプールの身体を操作し,研究者の顔面を何度もテーブルに打ち付け沈黙させることに。首尾よく研究者を始末したデッドプールの身体は,プレイヤーに近づいてきて自分に装着。つまり,プレイヤーはデッドプールの頭部だったのだ。
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そのあとも指紋認証のために研究者の手首を切り落としたりして,シュールでバイオレンス,かつコミカルなデッドプールらしい演出が続く。
今回は十分に体験できなかったが,本作はデッドプールならではの軽快なパルクールと戦闘アクションを再現しており,吹き飛んだ自分の腕を敵に投げつけるといった型破りな戦い方も可能。ファンはもちろん,豪快なVRアクションを求めている人も楽しめそうだ。
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「Deadpool VR」公式サイト
「Star Wars: Beyond Victory」(Meta Quest 3/3S)
10月7日にリリースされた「Star Wars: Beyond Victory」は,ポッドレースのレーサーであるヴォロ・ボラスのストーリーを体験できる。
ゲームモードは3つ。「アドベンチャーモード」ではポッドレース界の伝説的なレーサー,セブルバに師事するボラスのストーリーを追う。プレイヤーはVRとMRを融合した体験を通じ,これまでにない視点から「スター・ウォーズ」の物語を体感できる。
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「アーケードモード」では,プレイヤーの自室などのリアル空間がMRによってホロテーブル式のレーシングアリーナとなり,ハイスピードのポッドレースをプレイできる。視点は一人称ではなく俯瞰になっているため,クラシックなレースゲームとして楽しめる。
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今回体験できた「プレイセットモード」では,「スター・ウォーズ」シリーズに登場するキャラクターやビークルなどのデジタルアクションフィギュアをリアル空間に配置できる。
デジタルアクションフィギュアのポーズを変えることはもちろん,武器などを持たせることも可能で,さまざまなシーンを演出できる。また,一部のキャラクターはボイスも収録されている。
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さらにデジタルアクションフィギュアの拡大やコピーも可能だ。等身大のストームトルーパーを大量に配置すれば,帝国軍の気分を味わえる。「スター・ウォーズ」シリーズの名シーンも再現できるので,ファンにとってはたまらないモードだろう。
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「Star Wars: Beyond Victory」公式サイト
- 関連タイトル:
いぬあつめ VR
- 関連タイトル:
Deadpool VR
- 関連タイトル:
Star Wars: Beyond Victory
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