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Ubisoftの色覚異常シミュレーションツール「Chroma」がオープンソース化
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このツールは2021年に開発が始まり,社内での数年にわたる使用からのフィードバックを経て公開されたとのこと。ゲームのパフォーマンスを低下させることなく,画面にさまざまな色覚異常に応じたフィルターを適用でき,開発者がリアルタイムで確認しながら調整できるという。
近年のゲーム業界では,コントローラやゲーム内設定などで,障害のある人に向けた対応が活発に進められており,色覚障害者向けの画面設定もその1つと言える。「Chroma」のオープンソース化によって,その流れがさらに拡大することに期待したい。
視覚や聴覚サポートに加え,方向音痴やせっかち屋さんへの配慮も。最新世代ゲームのアクセシビリティ機能は,誰にとっても役立つものになっている

ここ数年,ゲーム機におけるアクセシビリティ機能の充実が目立つ。ソフトでもその動きは同様で,身体の障害などでプレイしづらい人以外にも有用なものになっている。特に充実している「ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク」を例に紹介しよう。
Ubisoft’s Colorblind Simulation Tool, Chroma, Now Available For Public Use
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