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Nintendo Switchは発売9年目として堅調な販売状況。Switch 2の売上に期待。任天堂,2025年3月期 決算短信を公開
連結業績は,売上高が1兆1649億2200万円(前年同期比30.3%減),営業利益が2825億5300万円(同46.6%減),経常利益が3723億1600万円(45.3%減),純利益が2788億600万円(同43.2%減)で減収減益となった。
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当期のNintendo Switchビジネスは,「スーパー マリオパーティ ジャンボリー」が748万本,「ゼルダの伝説 知恵のかりもの」が409万本,「ペーパーマリオRPG」が210万本の販売となり,新作タイトルが順調に売り上げを伸ばした。ハードウェアの販売台数は1080万台(同31.2%減),ソフトウェアの販売本数は1億5541万本(同22.2%減)となっている。
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前期は,「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」や「スーパーマリオブラザーズ ワンダー」がハードウェア,ソフトウェアの販売を大きくけん引していたこともあり,比較すると当期の販売数量は減少しているが,発売から9年目を迎えたプラットフォームとして堅調な販売状況だとしている。
ゲーム専用機におけるデジタルビジネスでは,おもにNintendo Switchのパッケージ併売ダウンロードソフトの売上が減少したことにより,デジタル売上高は3260億円(同26.5%減)となった。
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モバイル・IP関連収入などについて,当期は「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」による映画関連の売り上げが減少したことにより,676億円(同27.0%減)となっている。
今後の見通しとして,2025年6月5日に発売する新たなハードウェアであるNintendo Switch 2の魅力を伝え,新規タイトルを継続的に投入することで,ハードウェアとソフトウェアの販売拡大に努め,プラットフォームの活性化を目指すとしている。
次期の業績については,売上高1兆9000億円,営業利益3200億円,経常利益3800億円,親会社株主に帰属する当期純利益3000億円を見込んでいるとのことだ。
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