つぶやく
SEAL 〜運命の旅人〜
| 公式サイト | ： | http://www.kids-station.com/game/game_r_seal.htm |
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| 発売元・開発元 | ： | |
| 発売日 | ： | 2003/03/13 |
| 価格 | ： | 3129円（税込） |
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| レーティング | ： |
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| 備考 | ： | |
| その他 | ： |
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このゲームの読者の評価
90
- 読者レビューについて
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ストーリーが日本のメジャータイトルに匹敵どころか、日本のメジャー以上に面白い王道RPG 90 - 投稿者：白い月（男性/40代）
- 投稿日：2008/10/25
- 良い点
- ☆ストーリー
偶然見つけて買ったものなので前評判とか情報はゼロでしたから、もしかするとストーリーがかなりへっぽこかもしれないという懸念もしていました。
ところが、へっぽこどころかかなり面白くて、これは本当嬉しい誤算でした。
最初からクライマックスまで、「エラスネツの予言」が絡められて展開していくストーリーなのですが、これが主人公４人組にも絡まって良い味を出しています。
そしてエラネスツの予言が絶対というわけではないです。
だからどのような形で予言が実現するのかわからないときもありますので、先を予想したりして楽しむことも出来ます。
王道な世界を救う物語ではありますが、単純な勧善懲悪とは全く違います。
終盤になればなるほどその意味が理解できるようになると思います。
この４人はみんなが仲良しこよしというわけではなく、それぞれの思いを胸に秘めて進んでいくわけですが、ストーリーの盛り上がりはなかなか良いと思います。
「馴れ合いよりも刺激を」
な人が主人公４人の中にいます。主人公同士で生憎劇も繰り広げられます。
だがそれが良い。
韓国産RPGですが、Seal 〜運命の旅人〜に関しては下手な日本のRPGよりもかなり凄まじく良いストーリーだと、これは素直にわたしも認めます。
それくらいストーリー、シナリオは輝いています。
ストーリーは日本のメジャータイトル級です。間違いなく。
☆キャラクター
勝気な剣士デュラン、ムードメーカーのバルデア、普段は凛々しいけど脆いところもある女らしいクレア、真面目で実直な騎士アルスと、全員個性が強いです。
☆戦闘が独特
戦闘はシンボルエンカウントです。だから、避けようと思えば避けまくって進めることもできます。
完全なターン制ではなく、素早さが早い人ほど行動のゲージがたまりやすく、より早く行動できる形式です。
これだけなら他のゲームにもあるのですが、戦闘時に敢えて敵の攻撃するタイミングに合わせて攻撃することで、敵とぶつかり合いダメージを相殺できるのが独特だと思いました。
この『つばぜり合いシステム』というか、かち合ってせめぎあうような感じの行動も取れるRPGの戦闘というのは、わたしは未だにSeal 〜運命の旅人〜しか知りません。
☆バルデアの日記
５人組の中でムードメーカーになっている明るくかわいい盗賊のバルデアですが、彼女はまめに日記をつけています。
これが結構面白い上に、デュランとも日記内で色々やりとりとかもしたりしているので、彼女の日記は見ていて飽きないです。
様々なヒントも散りばめられているので、役にも立ちますしね。
☆寄り道で楽しめる
王道なRPGで、奇をてらった感じではないです。だから基本一本道のストーリーです。
でも寄り道しても結構イベントとかがあるので、退屈さは感じませんでした。わたしは。
その寄り道イベントも結構発見しにくいものもありましたので、隠しイベントを見つけるみたいな感じでも楽しめましたし。 - 悪い点
- △システム面
操作性など、システム面にはちょこちょこ改善の余地があると思わされました。
キーボードだけで、マウスを使うことはないと思います。
バグもちょこちょこあったような。中には進行不可能になるものもあったと思います。
△ゲームバランス
結構きつめだと思います、序盤は。新しい場所に行って気を抜いていたら倒れちゃった〜、なんてこともありえます。
これもついでにこの欄に書いておきますが、適当に進めていたら情報不足で迷うことがあると思います。
バルデアの日記を見ても分からない！ って時もあるかもしれません。
セーブする時の画面のセーブ数も６個と少なめなので、全体的にシビアです。
いや普通なら６個で足りるのかも知れませんけど、進行不可能なバグにハマッた場合は６個だとアレかもしれません。
わたしは進行不可能バグは一度も体験してないので、大丈夫かもしれませんけどね。
△ゲームそのものが、当時から入手困難
これわたしが買った当時も在庫薄かったんですけど、今PCショップ行っても置いてるところないんじゃないでしょうか。ネット通販なら買えるのかな。
当時も口コミでストーリーがすごい盛り上がるパソコン用RPGということで人気広まってましたからね〜。
特にマイナーゲームを発掘する層の人たちの間でかなり話題になってました。ネット上でも。
そういう密かな人気により、わたしが買った当時からかなり在庫薄かったです。
今も買えるんでしょうかね、運命の旅人。
ネット通販ならいけるかな？ 当時でもかなり品薄だっただけに、ゲームそのものよりもここが一番わたしが懸念する点です。
△知名度は当時から高くなかった
これは入手困難とも繋がるのでしょうが。
知名度が高くないので、口コミで広まっても人気が爆発することはなかったです。当時。
マイナーゲーマーの間で広まってたって感じでしたからね〜。
もうちょっと何か、こう、発売当時に大きな宣伝でもしていれば一気に人気爆発していたと思います。 - 総評
- PCショップで偶然見つけてなんとなく買ったのですが、ストーリーの面白さに大変満足したゲームです。オンラインゲームとして続編が出ています。
くどいほど言っていますが、とにかくストーリーが日本の誰もが名前を知っているくらいのメジャーのRPGを混ぜて考えてみても――、それらに肩を並べるくらいに良いストーリーです。
だから、急いで進めるよりは街の中で色々満喫したり遊びまわったりして寄り道的な行動を取った方が、色々発見があったりして絶対楽しめると思います。
『急がば回れ』です。
ストーリー重視のRPGをしたいなら、迷わずわたしはこれをすすめます。
それくらいの出来です。
続編としてシールオンラインが出ていますが、Seal 〜運命の旅人〜をしていなかったら、オンラインも触れることはなかったでしょうね。
あ、余談ですが続編のシールオンラインだと元気そのものが服を着て歩いているようなバルデアが性格かなり変わって、ムードメーカーどころか凄まじく別人みたいになっちゃってますが、やっぱりああいうことなのかな〜。
ネタバレになるから言えないけどアレのせいかな〜、もう日記つけてないのかな〜、なんて思わされました。
そんな感じで、運命の旅人をしていればオンライン版と双方を照らし合わせて楽しむことができるので、Seal 〜運命の旅人〜を入手できるのならぜひ入手してプレイしてみると良いと思います。 - プレイ時間
- -
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 4 3 5 5
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