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“5年ぶり”となる彼らの集大成「VACHSS LIVE “THE TAKEOVER”」レポート。これまでの変化や思い出についても語られる
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印刷2026/05/18 14:04

イベント

“5年ぶり”となる彼らの集大成「VACHSS LIVE “THE TAKEOVER”」レポート。これまでの変化や思い出についても語られる

 2026年5月16日,17日の2日間,千葉県の幕張メッセ 国際展示場 展示ホール1〜8と国際会議場2Fにて,VTuber/バーチャルライバーグループ「にじさんじ」のリアルイベント「にじさんじフェス2026」が開催された。

 ライバーの私物やイラストなどの展示に加え,1対1でのコミュニケーションが楽しめる「視聴覚室」,フォトスポットなど多数の企画が実施され,開催2日前にあたる5月14日には,男性ライバーユニット「VACHSS」によるライブイベント「VACHSS LIVE “THE TAKEOVER”」が行われた。本稿では,終始盛り上がった本ライブの様子をレポートしていく。

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 なお,本ライブの配信視聴チケットは5月31日23:59まで購入できる。視聴期間は6月1日23:59までだ(視聴ページはこちら)。本稿はイベント内容のネタバレを含むので,これから観る人は注意してほしい。


ライブ経験も豊富な6人が「にじフェス2026」トップバッターを飾る


 「VACHSS」(ヴァックス)とは,葛葉さん叶さん加賀美ハヤトさん不破 湊さん剣持刀也さん夢追 翔さんによるユニットだ。Vampire,Host,Singerなど,それぞれの属性の頭文字がユニット名の由来になっている。
 彼らのライブイベントは2021年の「にじさんじ Anniversary Festival 2021」以来。さらに約5年越しのステージということもあり,期待に胸を膨らませている人も多かっただろう。

 開演時間になると6色のライトに照らされ,メンバーたちがシルエットで登場。1曲目を飾るのは,今月公開されたオリジナル楽曲「Replace to be」。イニシャルの書かれた幕が落ち,1人ずつ姿を現していく……という演出も見る人を圧倒する。

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 「VACHSS LIVE “THE TAKEOVER” はじまりました〜!」という一言ではじまった本ライブ。それぞれライブ経験も豊富な6人だが,5年ぶりにVACHSSとしてステージに立つということもあり,MCではこれまでの変化や思い出についてそれぞれの口から語られた。

 ここからはソロ楽曲に加え,貴重なデュエットなどを交えたセットリストが展開される。剣持さんによる「バケモノダンスフロア」(日向電工カバー)からはじまり,選曲理由が後輩愛にあふれた「S.C.R.E.A.M(feat.RainyBlueBell)」(DYES IWASAKIカバー)などで観客を次々に魅了していく。

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 先ほど披露した「Replace to be」からの“ヒーロー”つながりを感じさせたのは,加賀美さんによる「インフェルノ」(Mrs. GREEN APPLEカバー)だ。「ここからもっと熱くなるぞ!」といった掛け声は会場の温度をさらに上げ,ライブ序盤とは思えないほどの熱気が伝わってきた。


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 叶さん,剣持さん,夢追さんが椅子に腰掛けながら披露する「ヴィラン」(てにをはカバー)や,ステッキを手に持った叶さんの「夏に去りし君を想フ」(bakerカバー)と,小道具を使ったパフォーマンスが続いていく。過去にはソロライブも実施している叶さんだが,ステッキを使用するのは今回が初めてだそう。曲に合わせてステップを踏む姿からは,目が離せなかった。

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 そして歌唱中にステージが昇降し,観客を驚かせたのは,葛葉さん,加賀美さん,剣持さんによる「Nobody's Home」(ONE OK ROCKカバー)。3人の歌声が見事に調和し,会場内に一体感を生み出していた。

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 歌唱後に6人が集合すると,突如ステージが暗転し,スクリーン上には「挑戦状」が投影される。ライブ続行のために,彼らは“とある”ミッションへ挑戦することに。「VACHSSならできて当然! 6人連続チャレンジ」と題したミッションでは,6人がリコーダーで「Virtual to LIVE」の一音ずつを吹き,全員で成功させる――というチャレンジが課されるが,結果は失敗。ステージ袖から巨大な鉄球が転がってくる……という,これまでにない罰ゲームも目を引いた。

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 先ほどの罰ゲームに加え,これまでにもトロッコや花火など,バーチャルならではの試みでファンを楽しませてきた「にじさんじ」。ライブ後半でも,技術面でのさらなる向上がうかがえた。

 葛葉さんによる「紋白蝶 feat.石原慎也(Saucy Dog)」(東京スカパラダイスオーケストラカバー)歌唱後には,不破さんと剣持さんがステージ上部から降りてくる……というまさかの演出で登場!
 「III」(宝鐘マリン & Kobo Kanaeruカバー)序盤での予想外の仕掛けには,客席からも歓喜の声が響き渡っていた。

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 昨年の「にじさんじ WORLD TOUR 2025」福岡公演でも新曲を披露していたが,今回も新たなオリジナル楽曲「鈍色に拍動めく」を熱唱していた夢追さん。曲中にはこれまでの楽曲MVが映し出され,彼の歩みや歴史が感じられる瞬間となっており,グッときた人も多いだろう。

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 「にじさんじ」の7周年記念ライブツアー「にじさんじ WORLD TOUR 2025 Singin’ in the Rainbow!」福岡公演が,9月13日に開催され,6人のライバーが熱いステージを披露した。本稿ではその模様をレポートする。

[2025/09/16 17:36]

 「Replace to be」の作詞作曲に加え,前半でもオリ曲を歌い上げていた彼は「VACHSSライブのために書いた,オリジナル曲 3曲目です!」と口にしており,改めて彼のすごさを実感した。

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 原曲MVの雰囲気を感じさせるカメラワークにも注目してもらいたい不破さんの「モニタリング」(DECO*27カバー),加賀美さん,夢追さんが力強い歌声やシャウトを響かせた「Chase the Light!」(Fear, and Loathing in Las Vegasカバー)と,盛り上がる楽曲が続いていく。

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 “王冠”が浮かぶステージで葛葉さん,叶さんが歌唱していたのは「Stormy」(Nissy × SKY-HIカバー)で,ライブ終了後には同曲の「歌ってみた動画」が告知されるなど,サプライズ満載のひと時だった。

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 葛葉さん,不破さんによる「ファタール」(GEMNカバー)が終わった後には,共通衣装をまとった6人が再び集い,VACHSSとしてのオリジナル曲「メメント」を歌い上げる。5年の間に大きな成長を遂げてきた6人。彼らの思いや熱意が伝わってくるようなライブだった。

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 アンコールでは,2023年にカバー動画が投稿されている「DOGLAND」(PEOPLE 1カバー)を全員で歌唱。剣持さんも「やっぱ『DOGLAND』は歌わないと!」と口にしており,彼らにとっても大切な楽曲だということがうかがえる。

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 この5年間,1人も欠けずに駆け抜けてきた6人。ライブ終盤では叶さんの「“5年ぶり”というのがあまりない経験で……」,夢追さんの「10年はこの思い出にすがっていける」といったコメントが寄せられた。

 ラストに彼らが選んだのは,エンディングにふさわしい「プロミスザスター」(BiSHカバー)。5年ぶりとなる彼らの集大成は,「また会おうぜ!」「ありがとねー!」という言葉とともに締めくくられた。

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