本作に使用されている「Teburu」は,実物のボードゲームと専用アプリを連動させるシステムだ。特定の作品だけに使う周辺機器ではなく,1台のTeburu本体が複数の対応ボードゲームを遊ぶための共通基盤になるのが大きな特徴となっている。
センサーを内蔵した専用ボードがミニチュアの位置と移動を検出し,RFID(識別タグ)と磁石によって各コマを識別できる。ワイヤレス接続されたダイスの出目も読み取り,アプリがルール処理,敵の行動,能力値や装備,物語上のイベントなどを管理する仕組みだ。
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そうしたシステムを活用したHOXFALLは,最大5人で遊べる協力型のダンジョン探索ゲームだ。ネバダ砂漠の地下に隠された軍事施設を舞台に,実験によって撒き散らされた変異体の群れからの逃走劇が描かれる。
本作はコンセプトとして“リアルタイム・ナラティブ”を掲げているが,これは現実世界に制限時間があるわけではない。ゲーム内での時間経過がTeburuで管理され,それに応じてイベントが発生する仕組みをこう呼んでいるのだ。
現場の近くにいれば事件へ直接関与できるが,離れた場所では爆発音などの影響だけを知るなど,イベントへの影響は単なる“ON・OFF”にとどまらない。その時点でプレイヤーがどこにいたかによって,キャンペーンの展開が変化していくシステムが採用されているという。
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Xploredはこれまでに「Vampire: The Masquerade」「Sword & Sorcery」といった作品のTeburu対応版を展開してきたが,本作は既存IPを用いない完全オリジナルの作品になっている。前述のとおり日本語には対応していないが,そのコンセプトには注目すべきものがある。
記事執筆時点では,日本向けの配送条件を確認できていない。また,ゲーム本体の支援内容には,プレイに必要なTeburu本体が含まれていないので注意が必要だ。ゲームが盛り上がれば,今後何らかの形で遊ぶ機会が得られるかもしれないので,興味を持った人は今後の動向をチェックしておこう。
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